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キックボクシング体験 過去ログ3

ルシフ様のキックボクシング体験記

過去ログです。
2006/09/08

ルシフ様のキックボクシング体験記 第四十四回目

業務連絡
ここを御覧のジムの皆様、お疲れさまです。飲み会もどうもお疲れさまでした。
M原さん、メルアド聞くの忘れて帰ってしまったので、これを読んだらコメント覧に書いて下さいw。

日曜日にはジムの飲み会があったのだが、予想以上にヒートアップした内容であった。
やっぱりキックの飲み会だから、ミドルキックの切れについて熱く語ったりするんだろうか、まさかな、と思っていたのだが、その通りだった……!
しかし飲み過ぎたのか、どうも記憶が断片的である。



休みだったので、早めに行って二クラス受講。今日も佐藤嘉洋Tシャツだったのだが、こないだ負けたし、実に縁起が悪い。かといって毒針Tシャツはもはや不振の象徴である。ブアカーオTシャツでも買おうか(あるのか?)。
今日のDトレーナーは飲み会の日に、実は(以下略)。まずは入門クラスで、立ち方から。Dさんのクラスは説明はわりとさーっと流して、運動量多め。その代わり、一人づつ回って見てくれる。人数多いと、順番が回ってくるまでひたすら構えていなければならないのだが、これも練習と思って耐えるのだ。
相変わらず右ストレートで肩が入っていないので、頑張ってみるのだが、なかなか難しい。はるか彼方を狙うつもりで、ぐぐっと肩を入れ、軸はぶらさず頭も揺らさず……うーん、遠い。
足の裏が相変わらず剥けているので絆創膏を貼っていたのだが、次のミドルキックの練習の時にほとんど剥がれてしまった。蹴ってる時はアドレナリンが出てる?から平気なんだが、後から痛いんだよなあ。
今日のミット打ちで組んだ人は、とてつもなくリーチが長く、右ストレートが遥か彼方から伸びてくる。普通にこちらのパンチの距離感を考えてると、えらい差があって面白い。敢えて遠めにミットを構えてみるのだが、ありえない距離から槍のように来る。戦うなら、正面に立っていてはいいように打たれそうなので、とにかく横に動き、打ち終わりに入って行くことになるんだろうか。
先週の癖が染み付いていたのか、ミット打ちもハイペースで飛ばす。カヤップ二回につきジャブ一発、カヤップ三回につき右ミドル一発のペースである。意外に、常に同じリズムでやれば疲れないもので、去年までやってた水泳の、一定のリズムで息継ぎする感覚に近い。これでスタミナアップは間違いなし!なんだが、次のクラスでは息が上がってたりするのだ……。

合間に昇級審査の話とかして、ギリギリ合格者の頼りないアドバイスを送る。
そうこうしている内に初級クラス。
今日のテーマは左フックということで……。左フックと言えば、これですな。



これを見てから、オレの脳内は左フック祭り開催中だ。

左フック直撃の直後の写真はこちら。



まあこのフック自体は、肩は入ってるけど腰は全然回ってなくて手打ちだし、あまり練習のお手本としては相応しくないのだが、カウンターでドンピシャで顎に入ればこの威力、という証明なんである。
というわけで、気分はブアカーオで一発一発打つ! フハハハハ、宍戸よ、ひれ伏せ!(注:ブアカーオさんはこんなキャラではありません……たぶん)

続いてはボディフック。むむ、ブアカーオのつもりがアンディ・サワーになってしまったな。これが難しい。単発ならともかく、ダブルで顔面に打ち分けるのが、なんか全然腰回りの筋肉が足らない感じ。とはいえ、決まるとこれほどかっこいいコンビネーションもないわな。ボクシングではありきたりな打ち分けだが、キックではさらにローまでつなげたりするわけだ。
というわけで、気分はサワーで連発! ククククク、小比類巻よ、ひざまずけ!(注:サワーさんはこんなキャラではありません……たぶん)

ミット打ちでもフック中心に。最初にDトレーナーの高速コンビネーションを受けるのだが、これが重い! なんか知らんけど重い! うーむ、筋肉、タイミング、バネ、まあ色々あるんだろうが、大して大きい人でもないのにすごいね。
ボディフックのミット打ちをやったのが初めてだったので、受ける方が難しかったな。腰の横あたりに構えるのだが、実際はレバーを打たれるわけだから……うーん?……これくらいか?
受け返しでも、ワンツーフックを受けて左フックを返す、というコンビネーション。最後のフックはお互い耳のやや上ぐらいでブロックするのだが……何発も受けてると、段々脳が揺れてくる。

軽くシャドーをやって終了。いや、今日も疲れたなあ。ちょっと念入りに背中をほぐして、腹筋と腕立てやって上がり。お疲れさまでした。

posted at 2006/09/08 00:03 | ルシフ |
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2006/08/31

ルシフ様のキックボクシング体験記 第四十三回目

先週はあまりの夏バテっぷりにさぼってしまいましたが、今週は体調も万全。復活です。ついでにネット環境も復活、スカパーの電話線も復活で、ブログもPPVも完全復活。ご心配おかけしました。
武士道の感想と、K-1開幕戦とHEROS決勝のカードに関してはまたおいおい……ってMAXの予想もしなあかんがな。忙しいですね〜。



大阪は今日からちょっと涼しくなってきまして、まさにトレーニング日和。仕事のあとでブラブラ行って、おお、やや人少ない……ジムのブログによるとも火曜とかは空いてるらしいのだが。

軽くシャドーやって、初級クラスから。Dトレーナーのクラスももう四回目、今日はおさらいということで、ワンツーフック、左前蹴り右ミドル、ワンツー左ミドル、そして左フック右アッパーのコンビネーション。どれも一応やったことはあるが、コンビネーションはやはり難しい。フックはストレートと同じ位置を狙うのが難しいし、左ミドルはパンチの後のスイッチがつい雑になってしまう。アッパーも体重移動が難しいな。そして……ああっ、足の裏の皮が剥けて痛い!

続いてミットで、同じコンビネーションを。さて、今日組んだのは、「Kのリングに立つ人」である。

http://blog.drecom.jp/m-factory/archive/51

オレよりひと回り大きい体格、なるほど、絞ればMAXの70キロ契約になるのかな? まずは受けてもらうのだが……なんか凄い気合いだ! 「シュシュシュッ!」とミット受ける方なのにも関わらず息吐いてるよ! つられてオレも「シュシュシュッ!」と息を入れながらパンチを打ち込む! ワンツースリーがパパパン!と入り、おお、気分が乗ってきたぞ! 次の左前蹴り右ミドルも、息に合わせてハイスピードで打ち込む! 結構高い位置に打ち込まねばならんので、練習になるぞ。続いてのワンツー左ミドルでも「シュシュシュッ!」「シュシュシュッ!」と勢いが止まらない。こっちも意地でハイスピードで左! いやもう、こんなハイペースにリードされたのは初ですな……と思ってたら、「Kのリングに立つ人」はインターバルでとんでもないことを言うのである。

「すごいペースで飛ばしますね〜。休みなしで……」

え〜っ!? ああたが「シュシュシュッ!」ってリズム作るから、それに合わせて打ってたんですやん! だまされた……次はゆっくりやろう。
しかし一度火がついたものはどうにも止まらず、次のアッパーも豪快に打ってしまった……。

続いては受ける側。さすがは「Kのリングに立つ人」、受けるのと同じペースで「シュシュシュッ!」といいながらパンチを打ち込んでくる。速い! ちんたら構えてると追い付けない。しかし、意外に重くなかった。芯にこないというか……。

受け返しも同じコンビネーション。
前蹴りは捌かずに、軽く腹で受けることに。おおお、緊張するな。腹筋に力を入れねば……。ここで「Kのリングに立つ人」がまた爆弾発言!

「思いっきり蹴りますんで!」

えええ〜!? んな前蹴り思いっきり蹴られたら、僕はさっき食べたかやくご飯をぶちまけてしまいそうなんですが……!

「冗談です」

マジだったら困るよ。しかし念のため、腹筋に力を入れておく。ブアカーオの前蹴りとか、胸骨叩き割られてもおかしくないしなあ。
なんだかんだ言って、受け返しもハイスピード。面白かったなあ。オレもKのリング目指そうか……。

ひさびさの練習だったが、会社でもヒマな時間にシャドーやってたし(アルバイトの子がぎょっとしたりするんだが。いい加減、慣れて下さい)、調子は良かった。

さて、今日、ものすごい衝撃を受けた話。
帰る前に他の会員の人とKマネージャーとあれこれ話していたのだが、Kさんが自分のはいているキックパンツを指してこう言った。

「これ、なんて読むんですかね? ムジャ?」

少し崩したアルファベットで書いてあるのだが……「Muai Thai」……?……「ムエタイ」って読むんじゃ……?

「ああ〜! そうか〜! なんかムジャっていうスタジアムがあるのかと」

ああ、ラジャとかみたいにですか……。
さて、日曜日はジムの飲み会があるそうなので、参加してみます。

posted at 2006/08/31 23:36 | ルシフ |
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2006/08/17

ルシフ様のキックボクシング体験記 第四十二回目

四十二回目……ということで、今、気付きましたがワタクシのジムの会員番号は42番なんですね〜。今日はオレ様的記念日だな……と言うか、なんて縁起の悪い番号だ。
休みなんてものとは無縁だったお盆もようやく明けましたが、最近はイヤなことばかり。鈴置洋孝は亡くなるし、イグナショフはぜんぜんダメだし、友人がフタマタかけられていた女に捨てられました。別に私には関係ないと言えば関係ないのですが、そうは言っても自分に関係ないことで悲しめるのが人間と言う生き物であるなあ。

てなわけでメンタルも落ち気味で、やや夏バテ状態だったのですが、今日も頑張って練習に行ってみました。
ところで、先日、昇級審査に受かったわけですが、うちのジムのブログ。

http://blog.drecom.jp/m-factory/archive/50

ははあ、このM田さんと言う方も合格されたようですね(笑)。おめでとうございます! キャーッ、ステキーッ! いよっ、男前! 今後もぜひ頑張ってください!



さて、今日は行くのが遅れたので初級クラスから……。月火水とジムが休みだったので、ずれこんですごい人数が来てるよ。20人以上いるんじゃね?
今日もDトレーナーということで、本日は左ミドル中心に。ちょっと毛色の変わった練習方法で、まずはサウスポーに構えての左ミドル。普段オーソドックスから右を蹴るのと同じ要領で。続いて、オーソドックスから奥足を一歩踏み込んでの左ミドル。最後はスイッチしてのクイックの左ミドル。これを順番に。これがOさんのクラスだといきなりスイッチ、Nさんだとオーソドックスから、かな。トレーナーによって練習方法が違ってて、なかなか面白い。まあ基本と最終的に修得するフォームは全て同じだから。
その要領で左ミドルを蹴るのだが、連続してやってたらだんだん右の腰にくる。イタタ……。ちょっとストレッチが足らなかったかな……狭いのがいかんのだがや。右はかなりノーモーションで打てるようになってきたのだが、左はまだまだだな。純粋に蹴り込みが足らんのだろうけど。
受け返しも左ミドル中心。左ミドルを右脚でカットしてそのままミドル、逆に右ミドルを左脚でカットしてそのままミドル。仕上げに左右ランダムに打って反応を磨く。スイッチのフェイントとか混ぜたりして面白いぞ。
しかしこう書くのは簡単だが、各一分のラウンドを12ラウンドぐらいほとんど休みなしでやったので、かなりバテバテであった。ミット持つ間にちょっと休むぐらいだったからにゃ。

Dトレーナー
「じゃ、最後に首相撲やりましょかー」

横で見ていたKトレーナー
「ええ〜!? 首相撲? ハードやな〜!」

Dトレーナー
「いや、時間余ってるんで……」

スパルタで知られる?Kトレーナーまでが驚きの声をあげる壮絶スタミナクラス! まあ今日は割と小さい人と組んでいたので、首相撲もさほど苦戦はしなかったが……。

し、しかし疲れたなあ。一クラスしか受けなかったので、ちょっとだけ腹筋と腕立てをやった後でS君と受け返し。S君は私と同期なのだが、週二回受けてていち早く中級に進んでいるだけあって、かなり上手くなっている。パンチもきっちり肘でブロックされて、あ、いた……。ジャブのブロックとワンツーのブロックを計4ラウンドやって、大消耗。いや〜疲れた。

ジム内に自販機が設置されたので、イオンウォーターで水分補給して上がり。お疲れ様でした〜。
posted at 2006/08/17 23:35 | ルシフ |
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2006/08/11

ルシフ様のキックボクシング体験記 第四十一回目

え〜先週さぼってしまったので、ひさびさです。一週行かないと身体がなまる! しかしジンジンと痛んでいた腰がまったく痛くなくなったりして、まあたまには休みも必要かな……と思ったり。

さて、今日は5級の認定証もいただきました。パチパチパチ。超ギリギリ合格だったが、J-NETWORK加盟ジムならどこでも通用する証書だそうである。例えば、遠くに引っ越してジムを移ったりしても、これを見せれば上のクラスが受けられたりするわけですな。



さて、今日はDトレーナーのクラス。ん? タイムテーブルが変わってる……って8月なんだから、そりゃ変わるよな。ああ……月日の流れるのは早いな……。
入門クラスは当然、構え方から。左ガード位置をちょっとだけ修正。やや前に出し、左肩を入れて左拳で顔を隠す感じに。うーん、でもオレ、右目があんまり良くないから、これだと左目が隠れて落ち着かないんだよね。まあ見えなくても「凄み」で攻撃を探知すれば……ってマジで意味分からん。やっぱりジョジョ描いてる人は頭おかしいよ。
ジャブ、ストレート、ワンツー、右ミドルの基本をやって、ミット打ち。うっかり左ジャブを右ミットで受けてしまったりして、今日は僕はぼけてました! すいません! 左ジャブをハイペースで打ったりして、落ち気味のスタミナを強化するために頑張ってみる。そして右ミドル。うーん、なんかようやく、ようやく素敵な音がするようになってきたな。フォームが固まって、威力も上がって来たか。バン! バン!っていって、蹴りの反動だけで脚が元の位置に戻るわけだよ。あとはこの感じを覚えて、左でも打てるようになればねえ。

続いて初級クラス。
今回は前蹴り中心ということで、左前蹴り2種類と右前蹴り。まずはお馴染み、一歩ステップしての左。これはこちらから仕掛ける蹴りで、もう一つは相手の前進を素早く止めるノーステップの前蹴り。これは難しいよ。軸脚にかなり負担が来る感じ。で、前脚では止まってくれない重い相手にはカヤップから奥脚での前蹴りで止める!
で、今日ミットと受け返しで組んだ人は、よく見かけるんだけど、今まであまり組んだ事がなかった人……実はオレより大きくて体格差があるんでちょっと避けてたりする人、だったりしたんだな、これが。まあたまたま近くにいて、そういう組み合わせになったわけで、仕方ないんですが、かなり踏み込みは手加減してくれてたんでしょうけど、こっちの前蹴りで止まってくれねえ! 意地になって蹴ってたら、じ、軸脚に衝撃が……。
でね、そういう重い人と組んでる時に限って、受け返しでもブロックの練習だったりするんですよ。ワンツーのジャブを肘で受け、右ストレートを潰して、伸ばした左手で相手の肩を押して態勢を崩す……って、押しても崩れてくれねえ〜! 意地になって押してる内に、すっげえ疲れてくる。自分でシャドーやサンドバッグで追い込んだ時とは全然違う感じの消耗。しかしね、体格差と言っても、せいぜい十キロぐらいだと思うんだがね。それでこの消耗なんだから、ボブ・サップに勝った選手ってすごいよね。
でね、でね、そういう疲れた時に限って、首相撲の練習なんですよ。ぐあああああ〜がっちりホールドすればするほど、こちらの身体が浮き上がる! これ、力でやってもダメなんでしょうが、タイミング取るどころじゃない! Dトレーナーが「あんまりガチンコでやったらダメですよ〜」と声をかけるんだが……いやもう必死。

うーん、久々の二クラス受講は疲れたなあ。これは明日は身体痛いよ。
posted at 2006/08/11 00:06 | ルシフ |
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2006/07/27

ルシフ様のキックボクシング体験記 第四十回目

おおおおお、ついに40回目ですよ。祝! お祝いに認定証が……なかった! 残念。また来週。
せっかく40回目ですが、こういう日に限ってあまりネタがないのですねえ。

全然キックとは関係ないのですが、会社で「ぴあ」の星占いを見ていたら、射手座は「仕事や勉強は、頑張れば後押しが」「恋愛運は前半が好調」と書いてあったのだが、その後、

「身近な人に裏切られるかも」

うーむ、裏切りとは穏やかではありませんね。同僚に「君、なんかオレを裏切りそうやね」と絡んでまわっていたら、上司曰く、「ルシフ(仮名)君はそもそも人を信頼なんかしてない、他人なんて道具としか思ってないんやから、裏切られようがないやろ」と言われた。言われてみれば、その通り……?



今日もOさんの初級クラス。
前回は前蹴り中心ということで、今回は膝蹴り中心。いや〜K−1ルールも膝を制限され、イグさんはどん底、シュルトさんも不調、ブアカーオはもはや膝には頼らない……となかなか悲運の技ですが、これはキックですからね。

http://www.boutreview.com/data/reports05/060723aj-kick.html

ほらほら、石川直生の膝はすごいよ。しかしこちらは初心者なので、首相撲なしのテンカオを中心に。これはK−1でも充分通用する技だ。Oさんが自分の膝を指しながら、皿以外の固い所の当て方をあれこれ。代表に習ったのは皿の下の固い所を正面から突き刺す出し方で、今日Oさんがやったのは、やや内よりの部分を若干腰のひねりを加えて入れる出し方。鳩尾やレバーなど、狙う場所によって出し方が違ってくるかな。
連発で出したりもするが、初弾は前足を出し、相手が止まったところに威力のある奥足二発目。これは連続で決まれば痛烈ですな。

続いての受け返しは、前蹴りを中心に。ジャブを打ってくるところに合わせ、前蹴りで出足を止める。前足の方が早く出せるので、これをさっと出して相手の身体ごと止めてしまうわけだ。ワンツーを狙って来てようが、ちゃんと入れば前進自体が止まるから怖くない……が、タイミングが遅れるともろにもらってしまうので、蹴り足と同じ方の手を出しつつ、顔面のガードも忘れずに。
最後に攻守だけ決めてワンツーと左右のミドルのディフェンス。前蹴りで止めてもいいし、ブロックして返してもいい。多少大きめのモーションで、相手がブロックしやすいように。攻撃はともかく、ディフェンスは難しいな。ミドルはモーションが大きいから対応できるが、ジャブとワンツーの対応が難しい。前蹴りで止めてしまうのが簡単だが、それでは相手のダメージにならないし、ワンツーが来るつもりでがっちりブロッキングしたりすると、ミドルまでもらってしまう。相手が軽くジャブを出した時なんかはチャンスだから、ちょっとなんか合わせられたらいいんだがなあ。そう考えると、アンディ・サワーのブロックなんかは固いけど、かなり攻撃を受けてしまうわけだ。パンチはそうそうもらわないが、ローなんかはかなり受けてしまう。それでも彼があのスタイルなのは、ワンツースリーを受けてもワンツースリーフォーを返せるだけのコンビネーションとタフさを兼ね備えているからなんだな。

今日は一クラスだけだったので、軽め。Oさんのクラスは技術解説多めで、運動量はやや少ない感じ。来月あたり代表やKトレーナーのクラスに変わったらスタミナ切れ起こしそうである。あ、そうだ、オレはもう五級なんだから、中級を受けてもいいんだ……。いつから受けよう? とりあえず、もう少し仕事がヒマになってから……。

posted at 2006/07/27 23:07 | ルシフ |
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2006/07/21

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十九回目

さて、7月17日の大会の結果。

http://www.boutreview.com/data/reports05/060717jnetwork.html

やけにKO多いな……盛り上がったんじゃないすか? オレも行きたかったな〜。

そして、試合前の計量。

http://blog.livedoor.jp/kickcafe/archives/50758444.html

これうちのジムじゃん! ああ……オレも行きたかった……って関係者じゃないから計量には入れないか。ああ……オレも佐藤選手と竹村選手に会いたかった……。



ジムに入ったら、代表と受付嬢が大量のTシャツを畳んでいる……おお、M-FACTORYと書いてあるぞ。ジムのTシャツができたらしい。そのうち買おうかと思うが、ジムでこれ着て練習してもしゃあないか。外で着なければ。

今日はOさんのクラス。相変わらず木曜は人多いよ。
なんか今日は……眠い……飯食ったせいか、雨のせいか……。練習の最中に欠伸が出るというのは珍しい。なんか夏場で体力を消耗してるのか、日曜日の徹夜で少々リズムが狂ってるのか。

そんな中、入門クラスでは基本のフォームからじっくり確認。ここで今日の新技……右フックである。ワンツーの後の左フック、さらにその後にかぶせるように打つわけだ。もともと大振りだし、なかなかクリーンヒットする技ではない。だからして、左を打った後で大きめに溜めて、ガードを突き破るぐらいのつもりで打つ! まあマイティ・モーのように打つとちょっと大げさすぎるが、どうせ見切られるならガードの上からでも叩いた方がいい。

初級クラスでは、Oさんのクラスには珍しく前蹴り中心。単発よりも、左ジャブから左前蹴り、ワンツーから右前蹴りと、コンビネーション中心に。その後で前蹴りからミドルにつなげるコンビ。これは交互が基本だが、左右どちらでも蹴られる。左前蹴りから左ミドル、右ミドル、どちらもありだ。ただ、右前蹴りから右ミドルはモーションが大きすぎてまったく実戦的でない。こちらは練習の必要なし。
ミットも前蹴りの練習。仕上げにスタミナ練習ということで、左ジャブから右ミドル2連打。ワンツーから左ミドル2連打。そしてラスト三十秒で左右のミドル10発ずつ。こ、これは疲れる。一応途切れずに連発できたが、終わった後はバテバテであった。

さて、練習終わったあとに認定証が届いているかとKさんに聞いてみたところ……

Kさん
「すいませ〜ん。興行とかあったんで、まだなんですよ〜。採点表は出来てますんで〜」

どれどれ……げっ、62点! ギリギリやん!(100点中60点で合格)

Kさん
「あ、でも今回からかなり採点厳しくなってるんで〜」

まあ合格は合格か。しかし際どかった……。延長判定スプリットでカラコダを振り切ったブアカーオはこんな気分だったのか? 4級は遠い……。
採点表を見るに、全項目2点中1点は確実に取っている。それなりに基本は出来ているということだな。ただ、プラスαの部分、正確性やコンビネーションのつながりなどはまだまだか。難すぃ〜。

posted at 2006/07/21 00:18 | ルシフ |
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2006/07/12

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十八回目

そろそろ夏も本番でしょうか。蒸し暑い日々が続きますね。
さて、今日もジムに行ったところ、受付のKさんが、

「昇級審査の結果出てまして」

うおう、来たあ!

「メールで結果来たんで、よくわからないんですけど、合格してましたんで」

なんじゃそりゃあ!?
認定証などがもらえるはずだったのだが、東京の本部から送られてくるのでまた来週、ということになってしまった。点数やらポイントやらもよくわからんままである。むむむ……まあいいや、受かってるなら。



明日はまた試写会なので、今週は水曜に変更。今日は新トレーナーDさんの入門〜初級クラスである。このDさん、今までは我々がクラスを受けている間、ものすごいコンビネーションを打ってたりしたのだが、ついにトレーナーとして登場。うーむ、感慨深いな(なにが?)。
今日の内容はいたってオーソドックスに、立ち方からジャブ、ワンツー、左右のミドル。ところで今日は異様に暑いんだが……と思ってたら、二台あるクーラーの片方のスイッチが、ガムテープで塞がれている! 壊れてるんかいな!? 勘弁してよ、この暑いのによ〜。
そんなこんなで、あっというまに汗だく。ミット打ちもジャブ、ワンツー、左右のミドル。左ミドルのフォームを修正してもらう。蹴る時に上体が後ろに倒れてるので、バランスをもう少し前に……。うーん、相変わらず腰が固くてうまくいかんよ。しかしちょっと体重が乗るような気がして来たぞ。
受け返しもジャブのパリングと、ミドルをカットしてカットした脚でミドルを返す。ふ〜、実にオーソドックスであった。今日はいまいち身体が切れてなかったなあ。

同期のSさんに、ちょっと次のライトマスクラスについて聞いてみる。そう、5級に合格したんだから、これも受けられるわけだ。なんか買い足すものがあるかと思ったが、16オンスグローブやファールカップも、別になしでやれるようである。いや〜良かった良かった。ここんとこ金欠なんだよね。
しかし今日は認定証もまだもらってないことだし、華麗にパス! そそくさと帰るのでありました。

posted at 2006/07/12 21:40 | ルシフ |
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2006/07/06

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十七回目

梅雨ですね〜。しかしなぜかここのところ、出かける時に限ってやんでいる……。
そのうち大降りに当たりそうで怖いなあ。

さて、今日も会社で時間つぶしにシャドーやってたら、同僚諸姉も二分ほどは我慢してくれていたのだが、

S
「ちょ、もう、うるさい〜! いつまでやってんの!」

G
「蹴られそうで、通られへんよな(笑)」

オレ
「いやっはっはっは」

ここまではいつも通りだったのだが、

S
「今日はいつも以上に激しいよ〜」

G
「あ〜、でも何か切れが良くなってきたよな。こう、シャシャッと動いてる感じ」

オレ
「おお! やはりそう思いますか!」

S
「褒めるな〜! 調子に乗る〜!」

フフフフフ、やはり素人が見ても(偉そう)、技術の進歩は歴然ということだな。



日曜日は昇級審査だったので、結果が出ているかとドキドキものであったのだが、残念ながらまだだった。一週間ぐらいでわかるそうなので、また来週の体験記で報告できるでしょう。
Kさん曰く、「大丈夫ですよ! 私が保証します!」とのことだったので、ちょっと安心である。

軽く動いた後で、Oさんの初級クラス。
ボクサーズスキップ、3ラウンドのシャドーの後、今日はミットなしでいきなりの受け返しである。
最初はジャブをパリングしてのジャブと、右ストレートをパリングしての右ミドルの二択。しかしこれが普通にやればできるのに、相手がサウスポーの人だった! ぐは、むずい! とはいえスイッチしてもらうのもなんなので、そのままやってみる。うーむ? こっちにパリングするのであってるの?
次はジャブをパリングしてのジャブは同じだが、今度は受ける側がパリングではなくブロックしての右ミドルの二択。さて、ここで相手を交代でほっとしてたら、次に組んだ女性の人もサウスポーだった……なんかサウスポー多くね!? 他にも二人は知ってるぞ。こないだのMAXの決勝に出てた8人が全員オーソドックスだったことを考えると……って関係ないか。ここでOさんが、サウスポーの人向けのオーソドックス対策を伝授。奥手の肘で受けるブロックでなく、全部前手で捌くスタイルで実演。なるほど、つまりオーソドックスのオレはサウスポーの人の攻撃を同じように捌けばいいわけだ。しかしまあ、ぎこちない。
次にパンチ四連打をガードして、ローを返す練習。これはパリングなどをしてるヒマはないので、ガードを顔の前でがっちり固める。で、最後の右ストレートのタイミングを測ってローを返すわけだ。そのままの立ち位置で踏んばっていたら右ロー、最後の右ストレートを一歩バックステップしてすかしたら左ローを返す。せっかくガードを固めてるんだから、しっかり目を開いてパンチを見てみよう。
その次は……って今日は多いよ。ミドルをカットしてミドルを返す。まずは右ミドルを左でカットしてそのままの脚で左ミドルを返すやり方。ぱぱっと軽くステップしただけで打つミドルだ。その後は、もちろんカットした反対の脚で打つミドル。二分で相手の人を交代するのだが、ラスト30秒くらいはハイペースで打ち込んでみたりして……フフフ、こうでなくちゃあ練習になんねえぜ。

「さあ、今日はちょっと面白い事してみましょか」
と、思いっきり企んでる感じのOさん……。
受け返しの後は、そのまま防具をつけたままミドルキックのみのライトマススパー。いや、これは結構、熱が入るんだよね。ここで組んだのが、いつも中級クラスを受けてる古株の人。気を使ってくれてるのか、最初は蹴ってこないので、遠慮せずに行ってみよう。しかし自分が蹴るのはいいが、相手がどっちを蹴ってくるのかなかなか読めんなあ。ほとんどヤマ張ってたりして……それじゃダメだって! そしてやはりキャリアのある人はステップや距離の取り方が上手いよ。すーっと間合いの外に行ってしまって、あ、今空振りしたところ、オレなかなか様になってる……じゃなくって! 間合いの外からいきなり入って来て蹴って来たりして、ぐわ、むずい! ラストは大サービス、右の4連打! こちらも意地でカット!
いやはや、面白かったね。ただ蹴るだけだったらこっちもまずまずな感じになってきたが、やはり攻防となるとまだまだである。

仕上げに、腕立て、腹筋、背筋を30ずつ。腕立ては行ける人は60ぐらいと言われたが、37で力尽きた……しかしやればできるもんですな。
夏場は身体も動く感じで、調子いいぞ。一昨日はひさびさに水泳もいってみました。体重計ったら、68.4キロ! 冬場から2キロ強落ちているぞ。食べる量は減らしてないのに、なかなかいい感じだ。
さて、明日も会社でシャドーシャドー……。

posted at 2006/07/06 23:36 | ルシフ |
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2006/06/28

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十六回目

明日は試写会なので、水曜に変更。
さて、直接キックとは関係ないですが、自転車を新調しました! ラブリーな折り畳み自転車は第一線を退き、ブリヂストンのマウンテンバイクが我がニューマシンに!

「新型!? 速い!」

30分近くかかっていた通勤が、今朝はなんと20分に短縮! 素晴らしい……。しかし常にギアをトップに入れてたら、速いけど重い! これでさらなる脚力アップを狙うぞ。半年後はどうなっているかな、フフフフフ。



今日は代表の入門〜初級クラス。
まずは簡単にストレッチ……ということで、代表はSさん(トレーナーでもなんでもない受講者)を呼び、

「首から脚までほぐしといて」

と言い残してエスケープ! Sさん困惑顔で「じゃあ首を回して下さい……」と気合いの入らない事甚だしいストレッチを開始! 激しくグダグダ感が漂う。もうこっちも好き勝手やっちゃうもんね、と手首足首までがっちり動かしておく。さあ、今日も頑張るぞ。

今日も基本の動き、ジャブのあとその場で90度回転。防御も次の攻撃も、まずはこれが基本だ。ジムのマットが一部を除いて緑色に変わっており、今までの黄色のマットがちょうどフロアの中心に、小さめのリングぐらいのスペースで敷かれている。その中でコーナーに詰められないように、90度回りながら動く実演。
この動きをまずジャブから始め、じょじょにワンツー、前蹴り、ミドルを交えて増やして行く。そして、今日出た新技……右前蹴り! こちとらオーソドックスなので、前に出してる左脚の前蹴りを中心にやってきたのだが、それに加えて奥脚の前蹴りも出すのだ。打ち方はほとんど一緒で、膝を上げてから腰を倒して突き出すのは同じ。前進して打つ攻撃用の前蹴りと合わせ、奥脚だからモーションがある分、威力は強烈である。
これでブアカーオの「前蹴りでワンツー」も再現できるわけだ。いいぞいいぞ。
ミット打ちでこの前蹴りも練習。受ける方で物凄い大きい人のを受けたら、ミットを通り越して胸の骨がミシミシいってしまったよ。すごい威力だ。打つ方は結構難しいぞ。

さて、今日はMAX前ということで、毒針Tシャツはお休みして、月曜にとどいたばかりの佐藤嘉洋Tシャツで練習してみました。一応、優勝祈願ということで……。ブアカーオにも勝ってほしいし、魔裟斗や他の選手が優勝しても全然構わないけどね。

日曜日は昇級審査を受ける事になりました。さて、あとは職場ででもおさらい、おさらい……。
posted at 2006/06/28 22:20 | ルシフ |
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2006/06/23

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十五回目

いや〜今週も雨ですね〜。
今日は休みだったので、早めに出撃。久々に二クラス受けることにしました。
シェイプリーのKさんに、

「ちょっと痩せました?」

と言われる。うーん? まあ夏場だし、多少は落ちてるかも?
あと2キロぐらい落ちたらかっこいいなあ。



ひさびさにOさんが登場で、入門クラスから。
代表が帰ってしまったのをいいことに、体験の人がいるのにガンガンに新技を繰り出すOさん! 左ミドル、左フックだっ!
左ミドルはクイックでスイッチし、右足を踏み込んで打つ。なんだかんだ言ってトータルでちょっと蹴り込んで来たから、多少ましになってきたかな。二発に一発は軸をぶらさずに蹴られる感じ。しかし、パソコンやりすぎで特に左肩がこりすぎなんですな。背中が……まわらん……。
入門クラスは一応45分ということになっているのだが、シャドーをやってる間に40分ぐらい経ってしまう。

Oさん
「ああ〜しまった。ミットやってる時間ないかな〜」

オレ
「代表もいっつも1時間ぐらいやってますし、ええんちゃいます?」

Oさん
「うん、そうやな! ミットやろう!」

悪魔の囁きである。いやね、ミットしないと面白くないじゃないですか。というわけで、ストレス解消に右ミドルを蹴り込むぜ! たまになかなかいい感じの音がして楽しいぞ。受ける方では……おーい、フックの時に反対のガード下がってますよ〜。

なんだかんだ言って、一クラス終わるとけっこうハアハア言ってるのである。さて、十五分休憩の後に初級クラス。
ほとんど入門の続きの流れで、クイックスイッチからの左ミドルを中心に。Oさんは前蹴り、アッパーは出さず、左右の技が中心。試合でもそういうスタイルなのかな?
左ジャブから右ミドル、ワンツーから左ミドル、ワンツーフックから右ミドル、という……おおお、これがいわゆる対角線のコンビネーションですな。これにフライングニーを混ぜたら、ボンヤスキーのスタイルが完成だぜ。
難しいんだが、軸を意識して、上体をまったく動かさずにやると、なかなかスムーズに出る感じ。だいたい左ミドル出した時にちょっとぐらっと来るんだけど……。これに先週もやった、カットしてすぐに繰り出すミドルを交えて、左右二択のコンビネーションが完成するわけだ。カッコイイ!
これらのコンビネーションは、3分1ラウンドで徹底的に。いや、さすがに、3分やると、息が、切れますよ。

ひさしぶりに二クラス受けると、かなりばてた感じ。
さて、昇級審査の日程が貼り出してあるぞ。7月2日の一時から……。前日夜中の三時まで働き、翌日夕方五時出勤の強行日程なら受けられるかな……。というか、そもそもそういうシフトを組んでもらえるのだろうか? そして、そんなコンディションで合格できるのか?

ところで、

http://www.boutreview.com/data/news05/060717jnetwork.html

こういう大会もあるので、上司に「休んでいいですか」と聞いたら「ダメ」と言われてしまった。
おいおい、佐藤嘉洋も来るんだぜ、セコンドだけど。しかも当日は12%ぐらいの確率でK−1王者になってるのよ!?
あ〜あ〜、もうサービス業なんてやめちまうかな〜。

Kさん
「ルシフ(仮名)さんの代わりに、ばっちり佐藤選手と握手してきますよ!」

へえへえ、よろしく。あ〜あ〜オレも行きたいな〜。ブツブツブツブツ……。
posted at 2006/06/23 00:03 | ルシフ |
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2006/06/16

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十四回目

会社で機械がぶっ壊れ、一日中、チェックのために同じ映画の音声を聞き続けるはめに……。それが四日目ともなると、いい加減、頭がおかしくなってくる。おかげで『嫌われ松子の一生』の台詞、ほとんど覚えてしまったではないか。ストレスが音をたてて溜まり、ついに今日は頭にきてスピーカーの前でずーっとシャドーをやっていた。
するとそれを見たアルバイトの女性が、

F
「え〜、ルシフ(仮名)さん、絶対変ですよ〜。なんかこわーい」

オレ
「……Fさんが変だと思ったからといって、それを僕が気にする意味や理由が、何かありますか」

私はどうしてこう、大人げないのだろう。



大雨だったので、ほとんどくじけそうになっていたのだが、まあ雨だし空いてるだろう、と思って行ってみる。……めちゃめちゃ混んでるよ! 皆さん、熱心ですねえ。

軽くシャドーをやった後、代表の初級クラスから参加。
シャドーは1ラウンド目はジャブと前蹴り、2ラウンド目はそれプラス移動しながらのカット、3ラウンド目はさらに右ミドルを入れる。すごく狭いんですが、軸をきっちり決めてやれば、回りの人に当たるはずがないんですねえ。奥脚のカットを、ちょっと開き過ぎにしていたのだが、もともとのスタンスが開いてるのだから、そのまま前に上げるだけでスネでカットできるのを教わる。なるほど!

続いてミット打ち。今日組んだ人は結構切れがある感じで、特に前蹴りが重たい。だが、代表によると、めちゃめちゃ重かった前蹴りはちょっと突っ込んで体重をかけ過ぎで、自分の軸脚の位置は動かさずに打つべし、ということ。果たしてそのように打った前蹴りは、確かに威力は落ちたが、速さは数段上がった。これは避けにくいぞ。
今日やった新しい事は、カット直後の右ミドル。右脚でカットし、軽く脚を下ろしただけで素早く右ミドルを繰り出すわけだ。威力は落ちるが、テクニックが上がるとミドルの連発は欠かせなくなる。それに必要な技術である。やってみたら……おっ、意外に上手くいくぞ。威力もそれほど落ちないし、いい感じ。もともと威力がないせいもあるけど……。

受け返しはグローブだけで、おなじみのジャブのパリング。そして前蹴りの捌き。これは何度もやってるし、なかなかいい感じだ。

いや〜、夏場は汗かくね〜。着替えながらジムの人と話して、

「会社でシャドーやってたらアホ扱いされましてね〜」

と言ったら、

「余計なお世話っすね! そんな奴はしばいてまいましょう!」

うーむ、それはそうかもね。うん、次からはそうします(ダメだって!)。

posted at 2006/06/16 23:39 | ルシフ |
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2006/06/07

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十三回目

PRIDEショックも冷めやらぬまま、今日もトレーニングです。明日はちょっと用事があるので、水曜に変更。
今日はKトレーナーの入門〜初級クラス。
さて、始まる前にNトレーナーが来ていたのだが、なんとなく見たようなTシャツだな……。

http://sports.nifty.com/sato-kick/shop/shop_tshirt4.jsp

って、そ、それは佐藤嘉洋Tシャツ!

Nさん
「あー、そうそう。私、全モデル持ってるよ」

マジっすか!? ちなみにワタクシもこないだ新モデルを注文しました。今月中に届きます。
しかし、しっかり着てこようと思っていたのに、Nさんとペアルックみたいになったらイヤだなあ(笑)。



相変わらずスキンヘッドも勇ましいKトレーナー(ちなみにシェイプリーのKさんとも、試合に出てるK選手とも別人である。ややこしいなあ)、まずは基本の立ち方から。最近は初級ばかり受けてたので、ちょっとフォームが崩れがち。ここでおさらいである。

パンチの際に、肩に力が入っている。踏み込みが若干足らない。
右ミドルの際に、左のガードが下がりがち。

まあここらへんが要注意ですね。で、右ミドル打つ時に右手は下に振ってたのだが、ちょっとやり方を変えて相手の方に突き出してガードにする。これでパンチを封じておいて、蹴りを当てるわけだ。

ミット打ちは右ミドルから。まずは実演でオレがミット持ちなんだが……Kトレーナーの体重はジムの説明見ると74キロぐらいあるそうだ。それで普通にミドルを蹴られると……ぐわ! 腰の前で固定した腕の、肘がオレの腹にめり込む! ぐふっ! サップがミルコの左ミドル受けた時に、肘が入ってダメージを受けただろうと言われてましたが、そんな感じですな。どうでもいいけど、なんかサップが例えに出ること多いね。やっぱり奴は素人だったのだな……。
ジャブ、ストレート、ワンツーを受けて、交代。実演ももう一度やるのだが、オレはもうグローブに変えてるので、別の人がミット持ち。わはははは、青ざめてるよ。
なかなか、「これだ!」という感じのミドルは打てなくて、難しいなあ。今日は体調いい割には、なんか集中力がない感じでもったいなかった……。PRIDEのせいかな……。
最後におまけでフックの練習。遠心力で回るのだが、脚、腰、腕の順で回るとちょっとスムーズになった。おお、これは速いぞ。ワンツースリーもこれでパワーアップである。

腹筋をやって上がり。ところで、今月か来月に昇級審査がまたあるそうだ。うーむ、受けるか……。
posted at 2006/06/07 21:53 | ルシフ |
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2006/06/01

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十二回目

暑いですねえ。今日の大阪の気温は30度! しかし、意外や意外、私は夏男なんですねえ。暑い時期の方が体調がいい。リアルの知り合いはそういうと皆、「うそ〜!」「似合わない!」と言うんですがねえ。
堕天使、吸血鬼という暗黒に属するイメージと、とてもキックボクシングを嗜むとは思えない、色白な優男的容貌。確かに日射しのもとで健康的に生きている印象からはほど遠いかもしれませんが……。



そんなわけでジムはくそ暑いけど、オレ様は絶好調。入門クラスをやってる間に着いたので、まずは軽くストレッチとシャドーで汗をかく。片方1.5キロのアレイを持って軽くステップを踏み、ガード位置を矯正。
さて、クラスは8時45分から……と思っていたら、代表がいきなり十五分も早く

「はい、初級始めるよー」

うおうっ、心の準備が!
まずはシャドー。最初は左ジャブを突いて、その場で奥足を引いて左に回転。攻撃の後で止まっていると反撃をもらうから、それに対処するために移動するわけだ。続いて、移動後に左足を上げてカット。動いた後で右ミドルで追い打ちされても、これでディフェンスできるわけだ。さらに反撃で左前蹴り。これで追撃してきた相手を突き放す。そして反撃の左ミドル! ここまでの流れを、順番に一つずつ増やしながらシャドー。基本的に前手、前足の左だけで動き続けるわけだから、右のガードは頬につけたまま固定。さっきの鉄アレイ訓練が功を奏し、右のガードは全然落ちないぜ。まあ攻撃もらったら落ちるだろうけど……。
左ミドルもようやくちょっといい感じになってきた。左肩が凝ってるせいか、腰がいまいち回らんけど……。

さー、続いてはミット打ちだ。隣にいた人が、

「じゃ、お願いできますか」

はい……げっ、一番上手い人やん。最近見かけなくて、ちょっぴりお腹が出たような感じだが、スキルの差は歴然ですよ。上手い人とやると手加減しなくていいから面白いんだけどなあ。
まずはミットをもってもらい、ディフェンスの練習。軽くジャブを突いてもらい、右手でパリング、左肘でのブロックを繰り返す。距離を取る時はパリング、逆に踏み込む時はブロックだ。ふおっ、ほっ……パリングはパンッといい感触で、なかなか楽しいのだ。
次は右のミットをミドルキックの軌道で出してもらい、カット。そして前蹴りを返す練習。体重同じぐらいの人と組んでるはずなんだけど、なかなか前蹴りで下がってくれない。えーい、本気で蹴ってしまうぞ。
続いて攻撃主体で、パリングの後でワンツー、そして左ミドルを返す練習。最後にこれらを全部混ぜてやるわけだ。しかしこっちが打つ方は実に気持ち良くやらせてもらってるわけだが、こっちがミット持つ段になるとなかなか難しいね。
「もっとスピーディに!」
とか言われたので、全日本キックの山本真宏ばりのスピードで動いてたら(あくまでイメージです)、代表に、

「そんな力まなくていいよ。バッティングセンターじゃないんやから、たくさん動かなくても勿体なくないから」

いや〜その通りなんですがねえ。まあなるべく肩の力を抜いて、なおかつ速く……うん、実はこれでも大して遅くなってないんですね〜。調子に乗ってばんばんミットを出す。相手の人もちょっと疲れてたかもしれないが、まあこれぐらいの方が練習になったでしょう。
相手の人が代わって受け返し。まずはパンチのパリングとブロックだが、先ほどとは変わって左ジャブを右肘で受け、ストレートを左腕でブロック。左肘でブロックすると大振りの右でしか反撃出来なくなるので、反対で受けるのがセオリーだそうである。
続いてさっきからやっている左ミドルのカット、最後にそれを混ぜてなかばマススパーに近い形で打ち合うわけだ。レガースはしてるけど、前蹴りとか全然関係ないから、お互い当たらないように注意……しかしこれが面白いんだよなあ。当てたらしゃれにならないんですけど……。

最後に右足を持ってもらい、腰をひねってミドルのフォームの矯正。足を上げたまま一分ぐらい我慢。これは割と余裕だが、やっぱり腰をひねると痛いところを見ると、もっと柔らかくしたらいい蹴りが出るんだろうねえ。

うーむ、さすがは夏男、今日はスタミナもまだまだ余裕ですよ。すごい汗をかきましたけど……。
posted at 2006/06/01 23:25 | ルシフ |
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2006/05/25

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三十一回目

ども〜、無事に旅行から帰ってきました。旅行記はMIXIに書いてますので、加入されてる方は見てみて下さい。
しかしあれですね、ゴールデンウィークに海外旅行して、帰ってきたら桜庭が移籍していた……なんて衝撃の事態が人によってはあったりしたわけで、私も旅行中でネットつないでない間に驚天動地の大事件が起きたら……とか思ってましたが、全然ありませんでした。残念なようなほっとしたような……。



今日も仕事で、飯食ったあとにジムへ。
旅行できっちりリセットしただけあって、体調も良好。軽くウォームアップして、初級クラスである。
今日のお題は左ミドル。そう、オレの苦手な奴だ。基本から、ということで、スイッチはせずに奥足を一歩踏み込んで蹴るやり方。苦手とは言っても、とりあえずフォーム自体にはダメだしはなし。踏み込んで右足に体重を乗せ、伸び上がりながら脚を蹴り上げ、インパクトの瞬間に軸足をひねり腰を入れる、ということで、まあ基本的には右ミドルと一緒なのだ。ただ、試合での使用頻度はオーソドックスなら右よりも遥かに高い。地道に蹴り込んで行こう。

パンチも交えてシャドーしたあと、先週も組んだサウスポーの人とミット打ち。大した威力じゃないが、居合い抜きみたいなモーションの小さい打ち下ろしのミドルを蹴ってくる。これは実戦ではかわしにくそうだ。
対して、こちらの左ミドルはへぼい! が、それでも一時期よりはましになってきたかなあ。ちょっとバシッと音がするようになってきたぞ。
続いては受け返しだが……オーソドックスVSサウスポーということで、なんかややこしい。どっちかがスイッチしてもいいのだが、しかし実戦ではありえる組み合わせだろうということで、あえてそのままやってみる。うわあ、ジャブ一つ受けるのでもなんか勝手が違うよ。まあしかしここでこのレミギウスを潰しておけば、決勝トーナメントはオーソドックスの相手ばかりだから楽だよね……って魔裟斗かよ! ここでもフォームと軸を意識して、お互い崩れないように打つ、蹴る! 終盤はペース上げてみたりして、面白い。

ふ〜、今日は身体も切れてましたが、それでもバテバテでした。いやはや、疲れたね。冬場とは汗の量も全然違うし、大変だ。
こないだのJ-NETの3月と5月の大会、でもってオレ出演(爆)の番宣をDVDに焼いたので、シェイプリーのKさんに進呈。せっかくジムの取材なのに、まだ誰も見てないらしい。もったいない!
posted at 2006/05/25 23:25 | ルシフ |
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