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                                          堕天使のコロッセオ

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戦極第六陣見たよ〜。

 第一陣以来、久々にPPV買いました。
 今回、トーナメント関係8試合に加えて、ワンマッチもここまでの勝者が並んでようやく軸のあるマッチメイクが出来てきている感じだったので、さすがにこれは見て損はないかな、と。
 で、バイトから帰ってきておっかけで観戦。

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 とりあえず中村の動きがシャープになってたのが良かった。打撃の選手みたい。あのフェイントのくねくねした動きはいただけないが……。が、テイクダウンもポジションのキープも力を失い、圧力をかけて打撃を当ててポイントを奪う部分の向上と合わせて差し引きゼロというところじゃないか? 
 決定打に欠けるのと合わせ、減量の影響か、決勝の3ラウンド目でついに運動量が落ちた……。打撃の向上に合わせ、階級を下げてスピードを上げてそのスキルを活かす、という方向で確信犯的にスタイルチェンジしてきたと思うんだが、スピードとフィジカルではまだまだ上がいるというのが現実か。PRIDE時代も筋肉が邪魔でパンチが伸びない印象があって、それが見事に階級を下げることで解消されていたので、あまり腐したくない。が、スタイルを変えてもやっぱり決定力がないなら、かつての打撃はプレッシャーをかけるに留め、テイクダウンからポジションキープを狙うスタイルの方が、勝てるだけ良かったのではないか。サンチアゴのようなオールラウンダーに対するならば一点突破を図るしかないだけに……。
 今のスタイルでも佐々木には勝ってしまうし、日本人相手には対等以上にやれるのだろう。が、明確にその先を見据えるビジョンは、今後の変化に現れるかな?

 対して北岡の突破力はすごい。あの脚関も、正しい手順を踏んでディフェンスすれば抜けられるのだろう……が、幾つかのパターンがある上に、ディフェンスする方は、回る方向、足を抜く方向、一つミスをすればそこで試合が終わってしまう危険性がある。まして開始早々の、反応も追いつかない時間帯。
 仕掛ける方の北岡とて、いきなり膝を合わせられてジ・エンド、失敗してポジション取られてパウンド、みたいなリスクを当然背負っている。が、それをまったく恐れず、序盤からいきなり仕掛けて行けるテンションが、あのキモい入場の際に高められて、頂点に達している。それがある意味パターン化していて、試合ごとにテンションをそこまで持って行けることが凄い。いつか裏目に出ることもあるんだろうけど、この日は巧くはまった。

 で、五味さんはその流れがもう全くないね……。試合に出てテンションを高めたい、と言うが、快勝を自らに課しているためにかえって縛られ、調整に徹した試合もできない。最近、よく魔裟斗が引き合いに出されて、全ての試合で倒しに行く姿勢が素晴らしいと言われるが、その魔裟斗は今年全ての試合が負ける訳にはいかないトーナメント、しかも格下ながら知名度のある相手。初参戦の相手と、調整以上の意義のないワンマッチで対戦し、派手にKOしなければならない今の五味さんとは条件が違いすぎる。
 今回は相手も苦手なタイプだったかな……。それでもスタンドに固執しなければ勝っただろうに。
 70キロ級で、こういう長身でリーチのある選手というのは結構いて、これからも普通に出てくるのだろう。そういった選手をシャットアウトするというのはあってはならんことなんだが、一時のK-1でも意識的に低い目の選手が集められていたのではないか? PRIDEでも73キロという階級に物語られているし……。そこをズバリと外してしまい、なおかつスプリットで無名選手に勝たせてしまう戦極はフェア……とはまだ言い切れないと思う。単にプロテクトのセンスがないだけかもしれない。が、支持するかしないかでいえば、このシビアさは支持せざるを得ないなあ。

 あとはリザーブ2試合と、ホジェリオVSリンボンの消極姿勢が引っかかったな。ゴリアエフの逃げ切り態勢と合わせて考えると、「アグレッシブ」にポイントがつかないのか? もう少し言うならポイント以上の価値が設定されてないのか?(笑)
 UFCでいうロッカールームボーナス、「ファイト・オブ・ナイト」、あるいはKO賞でもいいや、そういうものはないんだろうか。ダウン一個取って逃げ切り態勢に入れるあたり、「勝ちゃあいい」「負けると痛い」設定がなされているとしか思えない。別にそれでもいいんだけれど、「選手のプロ意識に期待する」なんて姿勢ではなかなか面白い試合は生まれないだろう。

 ベストバウトは、お互いのレベルのほどほどさがわかりやすく噛み合ったモーVSファビオかな。ファビオの中途半端な柔術テクを潰すことでモーのレスリング技術が光り、ヴァンダレイごっこの打撃をアッパーで粉砕して見せることでスタンドも魅せた。レベルの高さみたいなものは全然感じなかったけど、いわゆる「モンスター」を使わずちょっと大味な試合を演出する、というのは一試合ぐらいは欲しいものだ。さすがにこの試合は意図して組んでると思うので、このセンスは大事にして欲しい。

 まあ値段なりのものは見られたと思うが、長過ぎる。試合以外全部早送りし、DVDに入らないから煽りも入場も決勝以外全部消した。帰って見てたから良かったものの、普通に録画してたらメインだけ入らなかったところだった。
 さて、次のニューイヤーイベントは……一応見るかな……値上げさえしなければ……。

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無題
北岡のアレさ具合にイライラしつつ、奴の優勝にさらにイライラがわき上がりマンボーw。まあそれよりも光岡の極められっぷりに対してむかつきましたが・・・。外人ならともかく慧舟會門派の実力者たるきさんがあげな負け方するとは何事かw。きゃつの足関が凄まじきことは十分をわかっとるがよ、くらっちゃまずたいだろ~がよ~。まあこの辺が宇野との差、メジャーにあがれんかった理由なのかもしれんですの・・・。

優勝した北岡は、・・・打撃捨てた筋肉しとったな~・・・のわりには足関とギロチンしか無いように見えるけどw。優勝したのに強そうに見えん。タックルと押さえ込み、二つの極め技しかないせいか、スタミナないせいか、井上に負けてるせいかw・・・。なんか穴だらけな印象。

今回のトーナメントはいっちゃなんですが、Dの二軍がいいとこという印象。北岡はこれでDのトーナメントに参加する資格をゲット程度のレベルといってもいい気がしマッスル、マジでw。横田、廣田、光岡、北岡と全員ローカル、修斗で王位に就いた宇野、川尻、青木等と比べるとどうしてもかなり格下という印象。試合見ても結構差があった感じ。結構みんな微妙な戦績でそこそこの相手に苦戦・取りこぼしが多いのがマイナスですね~。

五味たんは沸かすのはいいですが負けちゃ・・・。セルゲイもマンバに比べると積極性がなかったですね。マンバより寝技ができてる?というか対応の仕方がよかったけど。正直負けちゃいけない相手だった。格下相手には絶対勝つ魔裟斗のようにはいかなかった・・・。

今回の感想として戦極は選手はそろってるけど、実力ではやはりDの二軍レベルなのかなと。いい選手連れてきてるんでしょうけど、凄くいい選手が各階級一人ぐらいしかいないのが痛い。

モーは経未熟さを補える最良の手をとったクレバーな選手でした。この選手だけはなかなかよかった。

Commented on 2008/11/02 Sunday 19:49:40

by キング・モー | コメント編集

>キング・モーさん
確かにイライラしますね、アイツ(笑)。それでもだいぶん見慣れてきましたが……。
腕とかも狙う気配なかったんで、ほんとに足関オンリー野郎なんですかね。あの身体で組まれると相当疲れそうで、ただ組まれる事を過剰に嫌がると、どんどん北岡ペースになるわけですね〜。快進撃はいつまでも続かないでしょうが、まあ次の五味戦で明らかになるでしょう。

今回の4人はとりあえず全員石田とやってみてほしいところですが(笑)、いちばん巧いかなという横田があの背中向けっぷりですから、どうもダメっぽいですね。この4人では勝負になりそうなのが北岡……ということで、彼の優勝はまあ妥当だったと。まあでも、エースが外に出ては惨敗というのの繰り返しだったパンクラスがついに、というのにはちょいと驚きましたね。WKは屈辱!

セルゲイはジャブでペース作ってましたが、変なタックルでも倒されそうな距離感がちょっと……。五味はまあ時々惨敗する選手ですから、こんな程度と言えばこんな程度かもですね〜。で新年は人が変わったようにキモい人を撲殺するのに期待です。

モーは良かったですね〜。僕も最近アッパーに凝ってるんですよ(笑)。ルスラン、ファブリシオに勝った若手に続き、モーのアッパーも教本指定します(爆)。

Responsed on 2008/11/03 Monday 21:52:45

by ルシフ@管理者

無題
おおアッパーに凝ってるんですか、私もデスよ。ストレートとアッパーこの二つは自分の中ではマスターしたいパンチ、トップ2ですw。この二つは総合でもキックでも使える選手は限定されてますね。
総合だとUFCの選手が積極的に出したりするけど意外と当たらない印象。
MAXだと魔裟斗、佐藤、キシェンコ、サワー、シュネイドミラー等々結構いるんですがヘビーだと少ないですね。探せばそれにりにいるんだろうけどあまり浮かんでこない・・・。
自分は右アッパーが好きなんですが・・・バランスの悪い左アッパーをどう修正すべきかちとなやんでます。右はオーソドックス・サウスポーでも体重は乗りやすいんですが、左はどっちでも乗せにくい、拳に重さが乗ってない気がしてしょうがないんですよね~。フックとは逆でめんどくさい次第w。ストレートもサンドバックにめり込むようなパンチを打ってみたいですはw。以前見た人のパンチはくらったら死ぬんじゃねえかって威力で、それ以来憧れてますw。

Commented on 2008/11/03 Monday 23:41:56

by キング・モー | コメント編集

>キング・モーさん
総合だとクリンチアッパーの印象が強いですし、UFCの選手もみんなそれなりにボクテクがあるからアッパー出すけど、それで決めるための仕掛けをしてるわけじゃなくて、手数の一つ、パターンとして出してる印象でしょうか。

セフォーもアッパー使わなくなりましたよね~。打てるだけの近距離にもう入れないのか? あとはミルコさんの覗き込みからのアッパーも好きでしたが……。

僕も右の方が得意ですね~。左は威力乗らないからって、アッパーストレート気味のばかり使ってて、ダメじゃん、という(笑)。
以前、ムエタイの教則DVDでアヌワットのアッパー見て覚えました。やっぱり右のいい時をイメージして、左右の違いだけで後は同じリズムで打つようにしてみるのが近道ですかね~。

Responsed on 2008/11/05 Wednesday 14:43:59

by ルシフ@管理者

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