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過去ログ PRIDEその2

2006/12/31 PRIDE男祭り2006 試合感想 

さてさて、こちらは帰宅後の鑑賞となりました。
翌朝が早かったので、試合以外は全部早送り……まあいっか、高田も大したこと言ってなかったようだし……めちゃめちゃ攻めますって、スーパーヘビーとかバカみたいな企画出してないで、ちょっとは守ったら……。

 
▼第1試合 PRIDEルール
田村潔司(U-FILE CAMP.com)
VS
美濃輪育久(フリー)

京セラドームでメスブタにネタ割られてた試合。しかしKO決着とは思わなかったなあ。
パンチ勝負をかける美濃輪と、それをディフェンスしながら蹴りを合わせる田村。最初からミドルのタイミングがピタリ。うーん、田村さんカウンター上手いね。パンチで攻める美濃輪は勢いがあったが、仕掛ける度にミドルと膝を合わされていた。最後は完全にボディが効いてしまい、ダウン。悶絶したところに田村さんはいやいやサッカーボールキックを見舞い、試合を決めた。
美濃輪は第一試合ということで、会場を盛り上げるためにパンチ勝負を仕掛けたのだろうが、フック中心の組み立てで完全に脇が空いていた。実力差ありありという内容。ここのところ大きな選手ばかりを相手にしていて、久々の等身大の相手を前に小細工抜きで勝負したかったのだろう。だが、そういう大きな選手よりも等身大の相手の方が遥かに危険で、この試合でこそ小細工をすべきだということを、美濃輪はわかっていなかったのだろう。


▼第2試合 PRIDE武士道ルール
青木真也(パラエストラ東京)
VS
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)

向き合うと、やや青木の方が大きい感じ。開始早々のローを取られたハンセン、いきなり下に。おおお、青木が上になったぞ、ここからどんな仕掛けをするのか? マウントに移行したところでハンセンがスイープ、青木は腕を取ろうとしたが外され、ここで下に。が、ここからが得意パターン。そのままハンセンの動きを封じ、フットチョークでタップを奪った。
いや、強い。ハンセンは寝技の実力差を読み誤ったか、最後までペースを変えられず。うーむ、しかしこのグラウンドの強さは、もう「寝てはいけない」レベルだな。立ったまま決められる五味さんでないともはや対抗できないかも? 次はアウレリオ戦とか見たいなあ。


▼第3試合 PRIDE武士道ルール
郷野聡寛(GRABKA)
VS
近藤有己(パンクラスism)

徹底したアウトボクシングで、近藤の攻撃を封じ込める郷野。いや、上手い……カウンターにロープ際でのステップ、近藤は前進するものの、距離に入れず何もできない。
書けばこれだけだが、郷野の圧勝だろう。しかし判定はスプリット。郷野めちゃめちゃ怒ってたよ。


▼第4試合 PRIDEルール
中村和裕(吉田道場)
VS
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ/ミドル級GP2005覇者)

意外にも中村大健闘。パンチの打ち合いではやや優位に立つ。が、グラウンドに持ち込んだショーグンは目まぐるしく動き、マウント、バックを次々に奪取。ちょっと強引なせいか、極めるところまでは到らないが、ポジショニングでは圧倒。中村は防戦一方。
中村が粘ったのが意外だったが、極めきられないショーグンにもイライラしたな。


▼第5試合 PRIDE武士道ルール
川尻達也(日本/T-BLOOD)
VS
ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)

いや、これは今までの武士道の顔見世試合がバカみたいに見える、ものすごい大熱戦。しかしメレンデスが、65キロでやってたとは思えないデカさ。ショートのパンチは川尻がやや精度で上かな、と思ったが、ミドルレンジになるとメレンデスの右ストレートがズバリ。まったく休むことなく、15分撃ち合う。幾度もパンチと膝が交錯し、お互いのタックルを切りまくる。ほぼ互角の内容かと思ったが、判定はメレンデス。スタミナの残量と、与えたダメージでやや上回ったか? しかし、

メレンデス HP150-ダメージ90=60
川尻 HP140-ダメージ85=55

という感じで、ぎりぎりのフィジカルの差が出たかな。しかし物凄いパンチ勝負だったが、それでも我らが王者にパンチ勝負を挑むのはまだまだ早いんじゃあないかな。これで青木VSメレンデスは一気に黄金カードになり、気を使って組まなかったはずの川尻VSハンセンは無価値になってしまった。これがメジャーイベントの罪深さか(笑)。


▼第6試合 PRIDEルール
藤田和之(日本/『TeamJapan』藤田事務所)
VS
エルダリ・クルニターゼ(グルジア)

うわあ、レスリングモンスター、顎が上がり過ぎだよ。これでももらわないのはアローナだが、これは期待できない。しかしワンパンチで決まるかと思ったが、なんと脳が揺れるのではなく、組んだ状態での手打ちパンチで心が折れた。
最悪。完全に戦意を喪失してるのに、またレフェリーが止めないし。ここでも弱いものいじめか。


▼第7試合 PRIDE武士道ルール
五味隆典 (久我山ラスカル/PRIDEライト級王者)
VS
石田光洋(T-BLOOD)

いい子ぶってんじゃねえ、友達同士仲良くやってんなよ、と爽やか嫌いのオレの気持ちを代弁するかのように五味さんが吠える! 茨城軍団最後の一人、抹殺宣言。
おたがいにどのようなイズムがあろうが、リングでは一対一、立っていた者が勝者。
……しかしムラがある人だな……(笑)。前回のビビリファイトはどうしたのか、五味さん最初っから余裕全開。何発目かの石田の左ミドルに合わせ、左ストレートが直撃! 一発で目がいった石田、後はパウンドでめった打ち! つええ……!

「石田選手、ありがとうございました(笑)」

いや〜なんて嫌な人なんだ。最高です。次は青木かメレンデスか?


▼第8試合 PRIDEルール
吉田秀彦(日本/吉田道場)
VS
ジェームス・トンプソン(イギリス/チーム・トロジャン)

いやはや、最初のグラウンドから逃れた時、「マジメに練習してきました」というのが透けて見えて、ウルウル来たね。でかくて技術のない噛ませ犬で美濃輪とやる寸前の人みたいに言われてきたトンさんが、藤田戦での打撃開眼(負けたが)に続き、グラウンド技術にも開眼! 柔道着を脱いだ吉田ver大晦日、こちらもデビュー以来必死に修得してきた打撃で勝負を挑む! パンチをまともに受けてのけぞるトンさん、やはり彼は噛ませなのか、藤田戦のごとく名勝負を演出して終わるのが相応しいのか、と思われた。
しかし関節技を凌いだトンの右フックが、ついに吉田を吹き飛ばす! ロープ際まで飛ばされたところに踏みつけも直撃! しがみついて逃れようとしたところを、ロープから飛び出す吉田。首から落ち、顔面にも蹴り直撃。立ち上がったがすでに棒立ち。そこへパンチと膝の嵐! ガードも出来ずに立ち尽くす吉田。再びもつれてテイクダウンされたところで……なんとドントムーブ! 出た〜! 桜庭を再起不能寸前に追い込んだあの技だ! しかし吉田、リング中央に戻ることも出来ず、横たわったまま。これはもうムリだ、と思ったら、なんとレフェリーが吉田の手を引っ張って、無理矢理リング中央に! ホンマンがボビーに止めをくれるべく、リング中央に引っ張り戻したのを見たばっかりだったので、既視感を覚えてぞっとしたね。
なおも降り注ぐトンさんのパウンド、悠々とマウントを取ったところで、ようやくタオルが投入された。いやあ、やっちゃったなあ、さすがPRIDEレフェリー陣。全試合、ストップが遅いということで一貫してるのを見ると、失神するまで止めるなと指導されてるとか思えんね。スター選手にも同じ条件を強いるあたり、えこひいきの強いKー1とは違いますよ(褒めてませんよ)。


▼セミファイナル 第9試合 PRIDEルール
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
VS
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

ジョシュのコンディションが心配だったが……結論から言えばまあまあだったか? しかし今回はパンチ勝負から膝狙い、実に手堅い攻めで来たノゲイラ。グラウンドでもポジションのキープを優先か。ジョシュもスタンド、グラウンド問わず渡り合ってみせるが、完全に勝ちに来たノゲイラの攻めをかわしきれず、徐々に疲れが出始める。ギロチンが極まってればすごかったんだが、抜けたノゲイラ、判定で完勝。
まあ前回ほどじゃなかったが、充分に面白かったですよ。


▼メインイベント 第10試合 PRIDEヘビー級タイトルマッチ PRIDEルール
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッド・デビル)
VS
マーク・ハント (ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)

開始早々のテイクダウン&腕十字で秒殺……にはならず。ふっ、惜しい。スタンド勝負でハントのパンチがヒョードルの顔面を掠め、ひやりとする場面もあったが、直撃はなし。ヒョードルはパンチを餌にテイクダウン狙い。不完全なんだが、投げで倒してしまうあたりがさすがだ。ただのタックルでは倒れないことが「試合前から」わかっている。これがヒョードルの強さの最大の理由だろうね。
上を取られて手こずったものの、最後はアームロックを仕掛けて完勝。ダメだ……やはり強い。あとはジョシュがどこまで肉薄できるかだな。

クソ試合は一個だけで、他はみんな面白かったですね。残酷ショーを面白がってはいかんのだが……。今回は美濃輪が息抜き試合という自分の役を藤田に取られてしまったのがミステイクだったかな。
来年以降のスケジュールや、ミルコ離脱に関してはまた別記事で。

2006/12/31 PRIDE男祭り2006 全カード決定。 

薄々そうなるかな、とは思ってたが、見事に裏切られた(笑)。
男祭り=スペシャル版というコンセプトの完全崩壊は、何を意味するのか。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20061226-00000004-spnavi-spo.html

吉田秀彦(日本/吉田道場)
ジェームス・トンプソン(イギリス/チーム・トロジャン)

<ヘビー級 ワンマッチ>
藤田和之(日本/チームジャパン・藤田事務所)
エルダリ・クルタニーゼ(グルジア)

 
フィリオ戦が流れた、と書いてあったので、「ああパウロも怪我してるからね……」と思ったら、フランシスコ・フィリオかよ! まさかこれがビッグサプライズだったのか? 決まっていたら寝技で仕留めて、K-1に嫌がらせするには絶好のカードとなったろうが……。寒い。あまりに寒い。しかも決まらなかったものがこうしてメディアに流れてしまう事自体が、負け惜しみ同然。どうしようもなく終わっている。
フィリオ自体、完全引退している選手。おまけに総合の経験はゼロ。なんだかんだ言ってKー1とのつながりも一選手レベルではないだろうし、このカードを企画した意味がまず不明。本当に嫌がらせのためでもないだろうが……。
そして代役がトンさんですか……。かなり危険な相手だとは思うし、吉田は褌しめてかからんとまずいだろう。だが、必然性はなにも感じられないし、どちらが勝っても得るものはなかろう。

いや〜やられた。そして藤田とイブラヒムの再戦がPで……あ、別のメダリストですか。

ヘビー級タイトルマッチ、無差別級GPの再戦、過去の他興行の再戦、ライト級の注目カードが並んだこれまでのラインナップは、来年には解体されるという武士道を受けて、各階級まんべんなく行われるという新ナンバーシリーズを思わせる。それにプラスαの要素をいかに乗せられるか、というのが残りの吉田と藤田のカードにかかっていたのだが……すかされたなあ。
そして、ミルコとシウバという二枚の看板を、アメリカ大会のために温存しなければならないことも響いている。男祭りは祭りでなくなり、2ヶ月に一度のワンマッチ大会の一つという位置に収まりそうだ。
posted at 2006/12/27 00:31 | ルシフ |
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2006/12/18

2006/12/31 PRIDE男祭り2006 3カード追加! 

え〜、また2回まとめてになりましたが、気にしない気にしない。これぐらいの扱いで充分でしょ。
というわけで3カード。うーん、悪くはないが、各々に文句のつけどころもあり、という感じかな?

<ウェルター級 ワンマッチ>
郷野聡寛(日本/GRABAKA)
近藤有己(日本/パンクラスism)

<ヘビー級 ワンマッチ>
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
ジョシュ・バーネット(米国/フリー)

<ワンマッチ>
田村潔司(日本/U−FILE CAMP.com)
美濃輪育久(日本/フリー)

 
ライト級が散々「修斗やん」と言われた後で、DEEPとパンクラスを並べてみせる面の皮の厚さが笑える。一つ一つのカードはPRIDEならではなどではまったくないが、これらをズラリと並べてみせられるところがさすがと言うか何と言うか。ただ、試合自体は再戦ばかりだが、それなりに興味はある。郷野と近藤は、チームとしての対立関係はあるし、今年は内容的にも明暗を分けている。近藤は再浮上のチャンス。郷野は総帥の前に立ちはだかる壁として……ところで素朴な疑問なんだが、郷野と三崎って菊田さんのことを尊敬してるんだろうか? 三人とも完全にバラバラのキャラクター、性格っぽいが、だからこそうまがあうのだろうか。
話がずれた。田村VS美濃輪は……まあタムラマンVSミノワマンとでもいいますか? ロビンマスクとキン肉マンの対決を思い起こさせないでもない。ノゲイラとミルコに叩き潰された実力も釣り合うだろうし、いつもの巨人路線に比べたら支持できる。桜庭に比べたら、美濃輪が「勝っちゃってもいい」相手のような気もするし。

さて、ジョシュとノゲイラの再戦には、この時点では反対。ジョシュのコンディションがピークならばいいが、ラスベガスの出来を見るに不安も大きい。再戦を望むのはノゲイラで、ジョシュはオファーを断らなかっただけ、という感じもする。まあお互い噛ませ犬とやるよりはいいかな、とも思うが、例えばジョシュVSファブリシオ、ノゲイラVSアレキなどをクリアしてからでも良かったんではないか。

あとは吉田と藤田それぞれのカードで終わりかな? ミルコは移籍云々はともかくとして欠場、アメリカ大会を控えるシウバも欠場濃厚か? ヒョードルの怪我という噂もあるし、どうも先行きが心配だ。いささかスペシャル感は薄れた感じ。充分面白いだろうけど。
posted at 2006/12/18 19:43 | ルシフ |
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2006/12/07

2006/12/31 PRIDE男祭り2006 4カード決定! 

いやまあ、実際は2カードずつの発表だったんですけど、まあ細かい事言わない。

五味隆典(久我山ラスカル/PRIDEライト級王者)
VS
石田光洋(T-BLOOD)

中村和裕(吉田道場)
VS
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ/ミドル級GP2005覇者)

▼ライト級シングルマッチ
川尻達也(日本/T-BLOOD)
VS
ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)

▼ライト級シングルマッチ
青木真也(パラエストラ東京)
VS
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)

 
いや、いいねえ。ライト級三試合は純度も高く、盛り上がりそう。来年のライト級GPに向けてもったいない気もするが、トーナメントの山次第で実現しない組み合わせもあるだろうし、ここで一つ大勝負やっておくのは大歓迎。武士道の本戦でも見たかったが、来年はどうも解体らしいしな……。
青木VSメレンデスは結局流れたわけだが、どちらも言わばニューカマーの立場だった。別に必然性があった試合ではないし、今回すでに確固とした地位を確立している実力者二人と激突するわけだから、文句のつけようがない。まあ修斗ファンは文句ありありだろうが……(笑)。来年の打倒五味に向けて、最右翼に躍り出るのは誰か、要注目だ。
そして我らが王者五味さんは、茨城軍団最後の一人の息の根を止められるか? アウレリオ戦のビビリファイトを見るに、危ない気もする。ここであのタックルに膝を合わせでもしたら最高なんだがな。

ミドル級はショーグンに中村が挑む。中村も実力的に、アローナ、アリスター、ショーグンの誰かと順番に当てて行くべきかと思っていたので、カード的には異論なし。とはいえ、大晦日にこんな奴見たくねえよ、という気持ちも厳然としてあるが(爆)。8月に、共に塩試合を演出したおホモ達の中尾さんが、もはや存在さえ忘れられているというのに、なんでこの選手はこんなに優遇されてるんだろうね。

さて、これで5試合が揃ったわけだが、もうウェルタ−は注目カードもないし、なくていいんじゃないかな?
残るは、

ミルコVSボビー?
シウバVSアローナ? ホジェリオ?
ジョシュVSノゲイラ? ファブリシオ?
吉田VS?
藤田VS?

……てなとこでしょ? これで合計ヘビー4、ミドル3、ライト3でちょうどいいような。

残りもすべてビッグカードっぽいし、期待してます。
posted at 2006/12/07 19:29 | ルシフ |
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2006/11/22

2006/12/31 PRIDE男祭り「FUMETSU」 1カード決定! 

おひさしぶりです。
ちょいと熱を出してたのと、ネタがなかったので休んでました。
とりあえず、PRIDEも1カード決定ということで……。

http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1164105370

http://www.boutreview.com/data/news05/061231pride.html

 
ヒョードルVSハント……。
ハントにしてみれば、ジョシュ戦の完敗でトップ戦線から脱落したところでのこのチャンス。文句があるわけがない。そしてヒョードルからしたら、ただでさえギャラの高い大晦日にうっとおしいミルコではなく、寝かせばどうにでもなる美味しい相手……笑いが止まらないのではないか。そしてこれが終われば、難癖をつけて最低8月まではタイトル戦は回避するに違いない。
いまだに藤田のパンチを持ち出しているあたり、高田のコメントも相当に苦しい。悪いカードではないが、旬はいささか過ぎてしまったか。

そして今回のキャッチフレーズ、「FUMETSU」って……。
まあ今年は本当に滅びの危機にさらされたわけだし、不安に思ったファンもいたわけだから、これは別に間違ったタイトルじゃないだろう。しかしなんか「流行語大賞」をそのまま持ってきたような感じに、軽薄さばかり覚える。これは「男祭り」というメインタイトルもそうなんだがね……。今までなら「SADAME」が一番良かったかな。

とりあえず、残りカードもはやいとこ発表してください……。
posted at 2006/11/22 00:13 | ルシフ |
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2006/11/07

2006年大晦日『男祭り』のカードを考えるゾ! 

年内のPRIDEの興行も、ついに最後の一つを残すのみ! つまり、大晦日に向けた伏線はすでに出揃っている、ということになります。
見たいカード、ありそうなカード、あれやこれやと妄想してみましょう。

 
カードの前にちょっと考えておかねばならないのは、地上波復活はあるのか、ということ。
噂通りテレ朝になるのか、その場合PPVはどうなるのか。例えば、ちょっとでも視聴率を稼ぐためにPPVをやめろ、または後日の放送にしろ、と言われたらどうするのか。
地上波なしで、現在の通りPPVだけの場合、値上げはあるのか。
徳山がどうこうとか、全部地上波向けの飛び道具だろうし、これのあるなしで全然カードが変わってきそう。
ただ、やはりDSEは地上波復活を目指してるわけで、仮に今回ないとしても、ある程度ライトユーザーを意識したカードも組まざるをえないかな……。

さて、まずはK-1と同じ方式で、各階級王者に登場してもらいましょう。

ヘビー級王者
ヒョードル

無差別級GP王者
ミルコ

ミドル級王者
シウバ

ミドル級GP王者
ショーグン

ウェルター級王者
ダンヘン

ウェルター級GP王者
三崎

ライト級王者
五味

で、各階級で対抗馬になりそうな実力者、人気選手。

ヘビー級
ジョシュ、ノゲイラ、ハント、アレキサンダー、藤田

ミドル級
アローナ、ホジェリオ、吉田、中村

ウェルター級
郷野、カーン、パウロ

ライト級
マッハ、川尻、石田、青木、メレンデス(条件付き)

で、それに加えて実力微妙だけど視聴率&お祭り要員

美濃輪、小川、瀧本、西島、中尾、バター・ビーン、タイソン(笑)、徳山(未定)

わはははは、最後の二人は冗談としても、30人もいるよ。15試合はちょっと組めないかな? でもせっかくだから……。
『男祭り』というイベントの魅力は、やはり各階級王者が揃うスペシャル感、言うなれば本戦組と武士道組が揃うお祭り感覚。あとは、武士道なんかでもなかなか実現しなかった日本人対決が多く組まれることかな。

というわけで見たいカードは!

郷野VS瀧本
まずはこれでしょ! 郷野>ムサシ>瀧本ということで完全に決着はついているのだが、固い事言わない。スポーツエリートが下克上に挑む、というPRIDEならではの構図。郷野は「弱者の戦略」を貫けるか。

ハントVSバター・ビーン
アメリカ向けのカードなのにアメリカで組めなかったカード。これはぜひ日本で。単純に盛り上がりそう。

青木VSメレンデス
これも流れたカード。大晦日には物足りない気がして、来年に取っておきそうな気もするが、まあありじゃね?

カーンVSパウロ
三崎VSダンヘン(タイトルマッチ)
こ、これはまずい。来年の武士道でウェルターでやるカードがなくなってしまいますよ。まあでも、見たいから。

五味VS徳山
金子賢以上に問題ありあり、まさに禁断の試合だ! 王者の誇りに泥を塗られた五味さんの怒り爆発に期待。

ヒョードルVSジョシュ
ミルコの挑戦回避で、ジョシュが繰り上がり! しかし今年の消耗度を考えるとジョシュが殺されかねない。しかもヒョードルはジョシュと仲良くするふりをしつつも、さりげなくアレキの復讐を狙っているに違いない。

藤田VSタイソン
藤田の積年の夢、ついにかなう! ただしボクシングルールで3ラウンド(笑)。いや、それじゃ厳しすぎるかな。タックル、テイクダウン、引き込みは禁止だが、藤田が自ら寝そべるのはOKという、あの伝説の試合のルールを採用してはどうだろう(爆)。

シウバVS西島
ありえな〜い! でもたぶん、こういうムダな人工KO必至なカードを、一つ挟まずにはいられないだろうね。

小川VS美濃輪
やっぱりね、どう考えても矛盾するから「ハッスル」と「リアルプロレスラー」は、お互いの存在にまるで気付いていないかのように、遠く離れて存在しておかねばならんと思うんですよね。
そこを敢えてやらしてしまおうという、まさに究極のカード。

ノゲイラVS吉田
アローナVS中村
吉田道場壊滅の危機! もうね、無差別級GPというイベントを経て、ミルコとジョシュに粉々に粉砕された時点で、現在の評価なんてもうありゃしないんですよ。一つ、ここで善戦するところでも見せたら、またイメージが変わると思うんで。柔術対柔道の究極ということで、一つ見せてほしいね。

中尾VSアレキサンダー
……え? この試合を組む意味? そんなもん、「制裁マッチ」に決まってるでしょ! 下らないキャラクター作りにばかり腐心して、挙げ句にこないだのクソ試合。万死に値しますよ。この兄以上に冗談の通じそうにない人に処刑されてください。

ミルコVSショーグン
GP王者対決にして、シウバの敵討ち! アメリカ大会の閉会式で、ショーグンが物凄い顔でミルコを睨んでたらしいので。今年の無差別級路線の集大成にして、勝負論的にも文句ない最高のカードではないですか。これがメインでもいいくらい。

……あ、茨城軍団が余った。派閥やってるとこうなるのよね。五味か青木以外に盛り上がる相手もいないしね……。
いや〜しかしこれならマジにPPV5000円出すね。大阪ドームから帰ってきてから見るけど……(笑)。
posted at 2006/11/07 00:21 | ルシフ |
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2006/11/06

2006/11/5 PRIDE武士道其之十三 試合感想 

あ〜いかんいかん、うっかり録画時間を過ぎてしまったよ。レコーダー立ち上げるまで、何十秒か切れてしまった。
それにしても長かった……PPVの時間過ぎたのは初体験。帰ってきておっかけ再生で見てたのだが、とうとう決勝前に追い付いてしまったではないか。

 
▼第1試合 PRIDEウェルター級GPリザーブマッチ
ケガール・ムサシ(オランダ/レッドデビル・インターナショナル・ジュロージン)
VS
ヘクター・ロンバード(ハバナ/吉田道場)

うーん、今日の「膠着祭り」の戦犯は、果たして誰だったのか。
一試合目からやっちゃった感の強い試合。柔道家が寝技でポジションを取られまくり、ストライカーが打撃で押されまくる、どうしようもない内容。郷野戦法が「相手の光を消す」などと良く言われるが、最初の数分でむしろ相手を輝かせてから勝っているようにも思える。
ずーっとバックをキープしたムサシが勝ったが、リザーブマッチの存在の無意味さは後に明らかに……。


▼第2試合 ウェルター級GP 準決勝戦 1R10分・2R5分
三崎和雄(日本/GRABAKA)
VS
パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

三崎の見せ場は最初のボディブローだけで、あとはテイクダウンを奪ったフィリオのペース。マウントをもぎ取りパウンドを落とす。悠々とコントロールして、最後は腕十字でフィニッシュ。
だめだこりゃ、強すぎる。誰か、とにかくこのマウントに入らせないで勝てる奴はいないのか。


▼第3試合 ウェルター級GP 準決勝戦 1R10分・2R5分
郷野聡寛(日本/GRABAKA)
VS
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム)

入場なげえ〜。OZMAは散々各メディアで宣伝してくれたせいで、もうバレバレだったわけだが、会場組は得したなあ。
カーンは慎重な立ち上がりで、郷野もディフェンスに専念。スリップで上を取られるなど、危ないシーンではないもののポイントは取られたか。さすがにクリーンヒットはなかったものの、郷野は一切攻め手なし。
悪いパターンにはまってしまった。カーンの爆発力に期待していたが、今日はまあこういう日だったのかな。


▼第4試合 PRIDEウェルター級ワンマッチ
ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ユン・ドンシク(韓国/高田道場)

うーん、膠着してもGPのような先のある試合、勝負論やテーマのある試合は見応えがあるんだけど、これはひどかった。丸ごとなくても良かった試合だ。
ブス先生がなんとなく判定勝利。ドン・フライVSキム・ミンスをなぜか思い出した。


▼第5試合 ライト級ワンマッチ
帯谷信弘(日本/木口道場レスリング教室)
VS
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

いや〜こう何人もBTTが出てくると、なんかデジャヴに襲われますね。寝技のポジション取りがそっくりで笑える。そして有効な対処策がないまま、さして精度が高いわけでもないスタンドを望む帯谷。打撃のヒット数でもブスカベか。
ブスカベ判定勝利。うーむ、もう今日は寝技祭りですね。


▼第6試合 ライト級ワンマッチ
前田吉朗(パンクラス稲垣組)
VS
ジョー・ピアソン(アメリカ/ミレティッチMA)

開始早々の引き込み、フロントチョーク。サイドに移行して逃れかけるが、じっくり戻され、前田タップ……。
用意してもらった同階級(notライト級)の噛ませ犬に対して、こ、これはきつい。さらばパンクラス……。いや、膠着しなかっただけましだけど。


▼第7試合 ウェルター級ワンマッチ
菊田早苗(GRABAKA)
VS
ジョン・フランソワ・レノグ(フランス/フリー)

いやははは、今日最悪の失敗マッチメイクはこれか。キクタ・アブドァビ、減量の影響か顔色悪し、敢えなくスタミナ切れ。その圧力に負けた(笑)レノグもスタミナ切れ。こうなればパンチで菊田が沈むのを期待したが、さすがにしがみついて耐え切った。
ひどい試合だったなあ。菊田、体重落としたのがここまで影響……というか全然83まで落ちてないし。階級無視で体重ハンデ戦やっておいて、この内容。大人しくミドルに戻して下さい。


▼第8試合 無差別級ワンマッチ
美濃輪育久(日本/フリー)
VS
マイク・バートン(アメリカ)

うーん、やっぱりちょっとずつ相手を強くしていくと、いずれはこういうリスクが発生してくるのだな。
でもそうグダグダには感じませんでしたよ。ゴールデン・レフトと組み膝には、次の一発で美濃輪が沈むのではと思わせる精度があったし、美濃輪も倒しさえすればというのがあるわけだし、緊張感はぎりぎりのところで残っていた。
とはいえこの路線はもはやマンネリズムがありありだし、美濃輪もこんな体重差であんだけ殴られてたら、そのうち桜庭や高山みたいなことになりますよ。


▼第9試合 ライト級ワンマッチ
石田光洋(T-BLOOD)
VS
デビッド・ビエルクヘーデン(スウェーデン/ブラジリアン・トップチーム)

中村−投げ−極め+タックル+爽やか=石田

日本人によるパウロ・フィリオ的抑え込みスタイル、通称「石の法則」が確立されつつあるなあ。五味、川尻、メレンデス、ハンセンクラスに通用するなら本物だ。面白くはないが、石田はこのスタイルを強化した方が勝てるかも? 巷で言われるように、打撃や極めなどの決め手を持ってほしいというのはあるが、しかし格下に抑え込んで勝てる環境にある選手が、そこまでの危機感を持って苦手分野の練習が出来るか。やはり早めにタイトル戦か査定戦を組んで、「こうしなければ勝てない」という意識を持たせないと、いつまでもこのままだろう。
しかし上を取ってのBTT潰しを同じくBTTのフィリオ的スタイルでやる、というのはなかなか美しい構図ではないですかね。


▼第10試合 ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)
VS
クレイ・フレンチ(米国/Reinhardt Mixed Martial Arts)

ちょっとパンチをもらってヒヤリとしたシーンありで、これがメレンデスならどうだったか。しかし引き込むと同時の三角は驚異ですな。青木圧勝で、メレンデス戦をアピール。大晦日にやる試合とも思えないが……ん? 大晦日にやるべき試合ってなんだろう。これはまた日を改めて。


▼セミファイナル PRIDEライト級タイトルマッチ
五味隆典(日本/久我山ラスカル/王者)
VS
マーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム/挑戦者)

シウバVSアローナの二回目みたいな内容で、よりお見合い度高し。猪木VSアリ状態で、五味さんが観客にアピールしないかハラハラしたよ。ああいうみっともないことはやめてほしい。
挑戦者アウレリオは「アローナの残した教訓」をまったく生かせていなかったのが敗因か。理解した上でプレッシャーに負けて行けなかったのなら仕方ないが、この内容で「王者」「人気選手」「日本人」に判定で勝てると本気で考えていたなら、おめでたいとしか言い様がない。テイクダウンも二度は取ったのだし、もう少し仕掛けていれば……。
対する五味さんも、完全にびびっていたのが痛い。試合後のコメントで、

——イメージ通りの戦いだったか

フックを打たない。ジャブで我慢強く勝負。KOを狙わないように意識していました。

——ローキックを蹴りあっていたが

もう少し蹴れたと思っています。けど、効いてましたね。あとはもうちょっとひざを狙ってもよかった。大技のチャンスもありましたけど我慢しました。いろんな武器があったほうがいいですし。総合は難しいですね。何より、今日の試合ではお客さんが納得してくれないだろうなと思っています。

こちらは確信犯だったのがわかる。この選手の、こういうバカ正直なとこは好きなんだが、やっぱり修斗時代の「勝ちゃあいいんだよ」イズムとPRIDE転向後の「判定ダメだよ」イズムをダブルスタンダードで使い分けるのは致命的だ。意識してしゃべってないんだろうが、これでは青木と変わらん。
「お客を大事に」と言うのはいいが、言った以上は「いざとなれば無視するけど」と言ってはいかんだろう。
私は個人的には「勝てばいい」という主張寄りなんだが、同時に「プロに限らず、誰しも発言の責任は取らねばならない」とも思う。倒そうとして倒せなかったのは仕方がない。相手が守りに入ればそういうこともあるだろう。「相手強かった、みんなゴメン」でいいではないか。だが「ジャブで勝負」とはねえ……。


▼メインイベント PRIDEウェルター級GP決勝戦
三崎和雄(日本/GRABAKA)
VS
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム)

タイトルマッチはイマイチだったが、決勝は最高の戦いが見られるな……と思ったのが、見事に裏切られた。実力差ありありで何も出来ずに負けて泣いてた人が決勝って……。対するカーンも右腕がグルグル巻き。こっちも郷野出せば良かったのに。
果たしてトーナメントの魔物に飲み込まれ失速して行くカーン。テイクダウン狙いは右腕をかばってのものだったか、パウンドも続かない。スタンドでも打ち負け、万事休す。判定は割れたが、フルマークで三崎でもいい内容だった。
それにしてもフィリオはまたも怪我か……無念さを思うとやりきれない。今日のカーンの出来なら間違いなく勝っていただろう。またしてもBTTにベルトならず。
別にこういうルールなんだから、三崎優勝で文句はない。だが、これで万事めでたしという物言いと、高田と高阪の応援解説にはウンザリ。こうなれば、王者ダンヘンを中心に、パウロ、カーンも交えた一刻も早い決着戦を望むが……まあしばらくはないか。

しかし長かったなあ……。こういうGP決勝とタイトルマッチの二本立ての時は、7試合ぐらいにまとめてほしいのだが……それでは集客に自信が持てないのか? 「やってるから一応見た」試合が多すぎるんだが。
ともあれこれで今年の武士道は終わりで、来年に向けての展開はなんだかんだ言って楽しみだ。GPに出たくない五味さんのゴネっぷりにも期待だな。
posted at 2006/11/06 19:27 | ルシフ |
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2006/10/22

2006/10/21 PRIDE32 試合感想 

いや〜またまた予想もしてなくてすいません。昨日はちょっと嫌な事が続いて、テンションがガタ落ちでした。今日は
大分、癒し成分も補給したぞ。
しかしハントとイーストマン欠場とは……K-1じゃないんだから(笑)。

 
それにしても3150円は高いよなあ。

▼第1試合
ジョーイ・ヴィラセニョール(アメリカ/ジャクソンズ・サブミッション・ファイティング)
VS
ロビー・ローラー(アメリカ/ミレティッチMA)

ロビー・ローラー、飛び膝爆裂で秒殺〜! うーん、やっぱり海外のこの階級は層も厚いんですなあ。これが「かつて天才と呼ばれた」選手なんだから、今現在のトップレベルはいったいどれほど強いのか。来年以降もウェルターは楽しみ。


▼第2試合
中村和裕(日本/吉田道場)
VS
トラビイス・ガルブレイス(カナダ/PG Fight Club)

ガルブレイス、1ラウンドは良かったんだが、2ラウンド目は完全に失速。うーむ、まあ急なオファーだしこんなものか。このレベルの選手とやると、中村の「安定感」も光りますね。でもこんな相手ばかりあてがわれても、実力が今のレベルで安定してしまうような……。


▼第3試合
西島洋介(日本/高田道場)
VS
フィル・バローニ(アメリカ/ハンマーハウス)

開始早々、バローニのテイクダウン! 「終わった……」と呟いたのは僕だけではないだろう。あとは何もできないまま、アームロック見込み一本でジ・エンド。自分より軽量のストライカーに寝技で完敗、というどうしようもない内容。腕の無事をアピールする西島に「はいはい折れてない。いいから帰りなさい」と言い聞かせたくなった。
藤田、吉田がいなくて中村が前の試合に出て、その次の位置の日本人選手ってこいつしかいなかったんだ、と気付いて愕然となる。他は全部武士道に投入してるしなあ。ライト級のカードも見たかった。


▼第4試合
ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト)
VS
ビクトー・ベウフォート(ブラジル/フリー)

前の試合とはレベルの違う内容だったし、ダンヘンも今日は調子良かった感じ。だが、どうしてこんなにつまらないんだろう。ダンヘンの固い攻めはそれなりに見応えがあったが。ありがとう高阪解説!


▼第5試合
ショーン・オヘア(アメリカ/Valor Fighting)
VS
バタービーン(アメリカ/チームバタービーン)

いやははは、ひどいカードだ。予定通りハントが出てればまだ盛り上げただろうが……。とはいえ膠着せずにビーンがあっさりと勝ったわけで、日頃の美濃輪の試合的な役目は果たせたか。


▼第6試合
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
VS
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)

ナツラ腰つええ〜! ジョシュは差し合いでかなりスタミナをけずり取られた感じで、結構危なかったか。最後はキャッチレスリングの本領発揮だが、ナツラが着実に実力をあげているのがわかり、好感が持てたな。


▼セミファイナル
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
VS
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマーハウス)

ハンマーハウス勢の技術の停滞ぶりをまざまざと実感させられた試合。レスリングとタックルとパウンドだけでは、もはやトップにはまったく通用しないというのが見えた。ショーグンはスタンドでも膝があるし寝ても強いし、ヒョードルと比べるから霞むだけで、コンプリートファイターですね。
この試合はあわや残酷ショーで、結構怖かった。


▼メインイベント
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
VS
マーク・コールマン(アメリカ/ハンマーハウス)

顔面蹴りなしのルールを利用し、執拗にタックルに行くコールマンだが、ヒョードルはまったく動じない。離れてはパンチを浴びせ、あっさりとコールマンの顔面を血まみれに! 四点ポジションからの蹴りがあれば、コールマンはあれほどタックルに行けず、もっと早くに撲殺されていただろう。2ラウンドにようやくテイクダウンを取った時には、すでに力つきていた。2004年のリプレイが流れ、決着。
ヒョードルはショーグンのような受け身のミスを起こす気配など微塵もなく、完全に試合展開も見えている感じ。コールマンでは相手に不足過ぎた。

録画してささっと見たから良かったが、退屈な大会だった。GPやタイトル戦の挑戦権が絡むわけでもないし、トップレベルの凌ぎ合いが一つもなかったのが致命的。これなら日本のナンバーシリーズの方がまだ良かった。
一試合しかなかったので、危うくスルーしかけたが、判定でラウンドごとの採点が発表。これは日本でもやるべきでしょう。
あともうちょっとアメリカ大会ならではのコンセプトを作らないと、全然やってる意味が感じられない。アメリカ王者のベルトを作るとか、せっかくハンマーハウスを三人とも揃えたのだから所属チーム別の対抗戦をやるとか、もうすこし漫然とした印象を排する努力をしてほしいね。
早く武士道が見たいです。
posted at 2006/10/22 21:18 | ルシフ |
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2006/09/23

PRIDEカード決定ニュース 二つまとめて 

ウェルター級GP決勝のカード。

▼ウェルター級GP 準決勝戦 1R10分・2R5分
郷野聡寛(日本/GRABAKA)
VS
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム)

▼ウェルター級GP 準決勝戦 1R10分・2R5分
三崎和雄(日本/GRABAKA)
VS
パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

アメリカ大会の追加カード。

ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト)
VS
ビクトー・ベウフォート(ブラジル/フリー)

 
武士道は予想通りっちゃあ予想どおりだが、全然文句なし! ここまで完璧な内容を見せつけて来たカーンとパウロに、穴が見つかるか? ということももちろんだが、郷野さんのノラクラと打撃をかわすテクニックがカーンにも通用するかというのと、三崎はあの飛び膝でフィリオのタックルまで止められるか、というのが気になるな。要はお互いの弱点(カーンとパウロにはあるとして、だが)のつつき合いよりも、得意パターン同士の真っ向勝負が見たいわけだ。その意味でもこのカードはベストだろう。今回は録画失敗しないぞ(笑)。
ところで、リザーブマッチはあるのか? ダンヘンはなくなったけど、地味にムサシ対スロエフとかやんないかな。

ダンヘンはアメリカでビクトーとか……。ウェルターじゃないよね、これ。うーん、ダンヘンには王者として今の階級に専念してほしかっただけに、ちょっと残念。ミドル級ではおたがいベスト16どまりだったしねえ。まあでも、アメリカ人は喜ぶカードだし、ゴン格のインタビューで榊原社長も言ってたが、「UFCとのクオリティの違い」を手っ取り早くアピールするには、ちょうどいいカードかもしれないし、残念ながらビクト−が勝ったとしても次回に向けて煽ればいいだけで(次こそミドルのトップどころをぶつければいい)、ダメージは小さいだろう。
しかしラスベガスは書類とか揃えねばならんし、そろそろ全カード発表せねばまずいのでは。残りカードにも期待。

posted at 2006/09/23 19:45 | ルシフ |
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2006/09/20

2006/10/21 PRIDE32 2カード追加! 

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200609/at00010668.html

ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)

マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)
バタービーン(アメリカ/チーム・バタービーン)

全9試合となったPRIDEアメリカ大会も、これで4カード決定!

 
うん、このカードは結構面白そう。
万全ならジョシュの勝ちは動かないだろうが、さすがにコンディション面で不安が残る。ナツラが適応ぶりを見せているだけに、あなどれないかも?
ナツラはすでに吉田より強いんじゃないか? スタミナは不安だが、1ラウンド5分のルールは追い風かもしれない。

ハント対ビーンは……うーむ、読めん(笑)。太いと言っても戦闘スピードはハントが上だろうし、倒れたところにサッカーボールキックで勝つ……と思ってたら、禁止だった。スタンドのパンチ合戦では、意外に決着がつかんだろうし、下手にビーンが上を取ったら、ポジショニングだけで判定取っちゃうんじゃなかろうか。ハントVS美濃輪だったらハントが勝つんだろうが、これは番狂わせがあるかも?

ルール変更は、5分3ラウンド制とグラウンド状態での蹴り禁止、道着もダメ。リングが使えるだけでも御の字か。ジャッジは日本のままなのか、とか、ブレイクは早くなるのか、とかも気になるね。やはり「世界標準」はこちらのルールであろうし、アメリカ進出を考える選手も、こちらに適応していかねばならんのだろうなあ。

ミルコはどうもなさそうで、あとはバローニとカズで、日本人がもう何人か。目が治ってたらバローニ対瀧本とか……道着禁止だから無理か。
全階級の選手出場かつアメリカ人主体、ということで、同じく全階級の選手が出て日本人主体となる男祭りと、発想自体はかぶる。ただのワンマッチ大会と考えると、結構豪華な感じになって楽しいな。残りカードにも期待。
posted at 2006/09/20 13:16 | ルシフ |
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2006/09/11

2006/9/10 PRIDE無差別級GP決勝 試合感想 

さてさて、昨日は夜十時までお仕事でしたよ。帰って来て、さっそく録画しておいたPPVをチェック!
……しかし放送が始まった時点では知るよしもなかったのだが、予想だにしなかった悪夢が待ち受けていたのだった……。

 
▼第1試合 ワンマッチ
西島洋介(日本/高田道場)
VS
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

序盤からパンチ、膝をボコボコともらった西島、いいとこなく後退。上を取られてパウンドの後、バックからのチョークで二試合続けての失神KO負けと相成りました。
いや、ほんとに出てる意味のない選手だな。GPのメインに起用した意味が欠片もなかったことが、完全に実証されてしまった。


▼第2試合 PRIDE無差別級GP2006 準決勝
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
VS
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)

さて、入場時、相変わらず気合い充分のシウバ。そしてミルコさんはと言うと……おお、今日はオーラがあるぞ……まあ少なくとも前回の試合よりは。身体はひと回り縮んだままだが、表情は気合い充分だ。逆に気負いすぎて心配だ。
さて、序盤から仕掛けるシウバ、ミルコさんは回ってかわしつつ……攻めに転じる! これは意外!パンチを喰らって吹っ飛んだシウバに、鬼のパウンド連打! ドントムーブの声がかかったところでドクターチェック。シウバは右目が腫れ過ぎててやばいが、どうやら続行。

ここでですね……いやねえ、大阪はこの時間、すごい夕立ちが降ってたんですよね。
受信障害でリスタート後の映像が途切れたああ!
そして映像が戻った直後、花道の向こうに消えて行くミルコとシウバ……。
おーい! 結果はどうなったんだ!?

いや〜、やられたね。スカパーはこれが怖いんだよな。今まで、多少の雨なら大丈夫だったのだが、ついに、という感じだな。しかしもう3150円払うのはもったいないので、休憩中のダイジェストを後から見る。

うーむ、片目塞がったシウバは、もはやミルコの敵ではなかったか。フックのラッシュもやすやすと見切られ、追い足も鈍い。逆にミルコさんは下がりながらミドルを叩き込む得意パターン。そしてシウバのガードの上を超える左ハイが脳天を捉え、シウバ失神〜! いや〜、出たね! ドスカラス、ウォーターマンを葬った、やや牽制気味に出す軌道の大きなハイだが、今のシウバには見えていなかった。妖刀復活!
そしてまあ、シウバのこんな姿を見るのは初めてで、しかしちっとも意外ではない。シウバは宿敵にハントやアローナどころではない惨敗。復帰はいつになるか心配だ。


▼第3試合 PRIDE無差別級GP2006 準決勝
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)

うーん、この試合はきっちり頭から映像が復活。そして、ここから後は二度と途切れる事はなかったのであった……。なんかの嫌がらせとしか思えんよ。
スタンド勝負になるかと思いきや、ジョシュが一発入れて崩した後に、試合は寝技合戦! ポジションは終始ノゲイラが制していたんだが、ジョシュも見栄えのいい技を幾度も仕掛ける。
ノゲイラはあれだけ完璧にマウント取っておいて評価されないのは辛いだろうなあ。まあPRIDEはラウンドごとの採点なし、判定基準ナイショだから。ジョシュも強引なチョークや足取りかけたシーン、それにスタンドでのダウンも奪ったし、ノゲイラの流れを幾度か断ち切った点が評価されたか。
ぜひとも3ラウンドで再戦を。


▼第4試合 PRIDE無差別級GP2006 リザーブマッチ
エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル)
VS
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)

ハリト−ノフは調子良さそうだったのだが……。
アレキは序盤は行ってたのだが、カウンター取られてからはいつもの距離とってジャブを飛ばすスタイルに。オレはこれ嫌いなんだが、ハリさんが今日はバカ正直に行き過ぎた。逆にカウンターを当て返され、一発でフラフラに! アレキはリーチもいっぱいに使って、ハリト−ノフの出入りが全て見えていたかな。テイクダウンされたハリトー、膝の連打を浴びてストップ。
死神落下傘が叩き落とされてしまった。アリスター戦に続き、幻想がズタズタに引き裂かれたな。


▼第5試合 ワンマッチ
イ・テヒョン(韓国/Team Aegis)
VS
ヒカルド・モラエス(ブラジル/ボクセタイ)

いやあ、これだから録画観戦はやめられないんだね。早送りしちゃいました♪ ウフ❸
ひどい試合だったなあ。

▼第6試合 ワンマッチ
中村和裕(日本/吉田道場)
VS
中尾“KISS”芳広(日本/フリー)

いやあ、これだから録画観戦はやめられないんだね。早送りしちゃいました♪ ウフ❸
試合前にでかい口を叩くということには、それなりの責任があるということだな。武士道のトップファイターである五味や川尻、郷野などの有言実行ぶりを見ればそれはわかる。敗れれば非難は受けるが、それでもベストパフォーマンスをしてみせた選手には必ず賞賛が飛ぶものだ。
中村の膝でタックルを止める作戦は良かったものの、そこから「詰め」にいく戦略が何もなかったのには驚いたな。そして、完全に見切られている打撃を延々と出し続けた中尾にも。
まあ、会見で喋らせたのが間違いですな。


▼第7試合 ワンマッチ
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
VS
ザ・スネーク(フランス/チームBoon!)

スネーク背高い〜! 細い〜! カウンターの打撃がショーグンの顔面にがんがん当たり、もしやと思わせたのだが、組んだ後が腰弱過ぎ。
しかしショーグンが久々の踏みつけをみせてくれて、良かったなあ。
もうこの頃にはリングが血で真っ赤(笑)。


▼第8試合 ワンマッチ
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)

なんでもないローキックでバランスを崩したアリスター、バックマウントを奪われ目を殴られて戦意喪失!
連戦のアリスターには期待してなかったが、それにしてもひど過ぎた。アローナの手堅さは見事だが、それにしても脆過ぎる。心って、折れるたびに弱くなるからねえ。


▼第9試合 PRIDE無差別級GP2006 決勝
ミルコ
VS
ジョシュ

ジョシュが距離を潰してミルコのスタミナを奪い、ポジションを取って判定をもぎ取る……との予想だったのだが、今日はミルコさんの切れが尋常でなかった。ガードの隙間を打ち抜く細かいパンチの精度が高く、ジョシュは組み付くまでにバランスを崩され、突き放されてしまう。ガードポジションからもミルコのパウンドが細かい細かい。確実に打ち抜いてダメージを蓄積させ、最後は目潰しパンチかまして決着! 視界を塞がれたジョシュは戦意喪失。

おめでとうございます、ミルコ先生! いやあ、表彰式では幾多の惨敗が脳裏をよぎり、スターダムにのし上がった99年のベルナルド戦も思い出して感無量。あれから7年か〜。ホースト、マクド、ノゲイラ、ランデルマン、ヒョードル、ハント……数々の苦杯を嘗めてきたが、ついに無冠の帝王がベルトを腰に巻いた。
今日だけでなく、開幕戦以降対戦相手に恵まれた感もある。まあそうやってイベント側に贔屓されるのも実力の一部、ということですかな。ジョシュなんか見てると、あまりメディアに出て大きなことを言うよりは、本国に引きこもって「燃え尽き症候群です」とマネージャーに言わせておいた方がいいのかもしれない。
皮肉はこんなもんにしても、ミルコさんの今日の出来は良かった。ほんとうにおめでとう、誕生日も。

なんか今日は怪我人多そうで心配。BTTも会見ボイコットだそうで、大丈夫かね。
次回はアメリカ大会だが、あまりあせってミルコやシウバを投入せず、来年以降も見据えて大事に行ってほしい。
今年のGP総じて、細かいマッチメイクレベルで話題作りにはことごとく失敗した(五味&ダンヘン参戦というホラ、西島惨敗、ハリ&ショーグン脱落、今回の究極的塩試合)ものの、クオリティの高さに救われた感じ。とにかく話題作りの手法はもう完全に底が割れてるので、まずは試合のクオリティの維持に集中してほしい。ミルコVSヒョードルの再戦も、大晦日にやる必然性は何もない(大晦日自体、やる必要がない)。ミルコさんはまたギャラ釣り上げてきそうだしなあ(笑)。

posted at 2006/09/11 02:52 | ルシフ |
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2006/09/02

2006/8/26 PRIDE武士道 其の十二 感想 

色々あって再放送を結果知ってから見る。
いや、残念。盛り上がってたのになあ。
そんなわけで、簡単に。

 
▼第12試合 メインイベント ライト級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○五味隆典(日本/久我山ラスカルジム/ライト級王者)
一本 1R7分10秒 ※チョークスリーパー
●デビッド・バロン(フランス/フレンチ・コネクション)

うわ〜! 五味さん勝った〜! バロンはもっとバリバリの寝技系かと思ってたが、結構打撃も出すし、中途半端なオールラウンダーという感じで、五味さんはやりやすかったんではなかろうか。完調じゃないという声も聞くが、十連勝してた頃も全試合絶好調というわけでもなかったろうし、手堅く勝ったというだけでも評価していいんじゃないかな。
やっぱり防衛戦はアウレリオに借りを返すのが筋だろう。が、石田を撲殺し、茨城軍団を葬るところも早く見たいなあ。そろそろ使い古された表現だが、石田は「殺し」がないので、スタイルを差し引いても五味さんの相手ではないと思うんだが。


▼第11試合 セミファイナル ウェルター級GP 2回戦 1R10分・2R5分
○三崎和雄(日本/GRABAKA)
判定 3−0
●ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト/ウェルター級王者)

ライト級に続き、ウェルタ−も王者陥落! 三崎は相変わらず行かないですねえ。行ったら墓穴を掘っていたであろうだけに、戦法にケチをつける気はないし、それでも勝ったのはすごい。でもフラストレーション溜まったなあ。
ダンヘンは次戦は優勝者とのタイトルマッチか? これは楽しみ。三崎はパウロか、カーンか……カーンの方が噛み合うかな? パウロと噛み合う選手なんていないと言えばそれまでですが……。


▼第10試合 ウェルター級GP 2回戦 1R10分・2R5分
○郷野聡寛(日本/GRABAKA)
一本 2R4分17秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ゲガール・ムサシ(オランダ/レッドデビル・インターナショナル・ジュロージン)

ムサシ、スタンドでは優勢だったが、やはり郷野が上手いですねえ。最後の腕ひしぎは圧巻。こちらもカーン戦が見たいが、パウロとの「判定上等」対決もいいかも。


▼第9試合 ウェルター級GP 2回戦 1R10分・2R5分
○パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
一本 1R2分30秒 ※腕ひしぎ十字固め
●長南亮(日本/Team M.A.D)

いや〜、ゴングの前までは凄い形相で、まさにピラニアといった表情だった長南だったが、上を取られた時点でもう心が折れてましたね。ポジションを取らせまいと無駄な抵抗をする姿は、ただの人間でした。パウロも上を取ったままいたぶり殺すかと思ったのだが、一本取ってしまった。やはりつええ。アナの「フィリオの法則」というのは、なかなかしっくりきてよろしい。
長南は眼窩底骨折のまま試合に出ていたそうだが……いや、なんで事前にドクターストップがかからんのよ。パウロがネチネチとパウンドを落としてたらどうなってたことか。


▼第8試合 ウェルター級GP 2回戦 1R10分・2R5分
○デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム)
一本 1R4分10秒 ※チョークスリーパー
●アマール・スロエフ(アルメニア/レッドデビル)

が〜、もっと拮抗するかと思ったのだが、スロエフをもってしても4分が限界だったか。カーン強過ぎる! 立っては右ストレートの伸びが異常だし、寝てもポジショニングが抜群。ほぼウェルタ−のヒョードルでしょ。血まみれでタップしようとしたスロエフの眼の光がスッと消える瞬間は、恐怖も臨界!

▼第7試合 ライト級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○美濃輪育久(フリー)
一本 1R4分25秒 ※腕ひしぎ十字固め
●バタービーン(チームバタービーン)

ビーンはホイス戦の曙並に無策だったな……。立ってればいいのに……。


▼第6試合 ライト級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
TKO 1R6分35秒
●ルシアノ・アゼベド(ブラジル/へノヴァサオン・ファイト・チーム)

▼第5試合 ライト級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○石田光洋(日本/T-BLOOD)
判定 3−0
●クリスチアーノ・マルセロ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

▼第4試合 ライト級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○川尻達也(日本/T-BLOOD)
KO 1R0分29秒
●クリス・ブレナン(アメリカ/ネクスト・ジェネレーション・ファイティング・アカデミー)

ジェラシー大王・五味さんが手を下すまでもなく、一人ぐらいは消えないかと思っていたのだが、やはりこのクラスの選手では厳しいか。ブレナンはもう少しやるかと思ってたのだが、クモに噛まれて煽りもなしということで、パワーアップ川尻の敵ではなかった。
とにかくこの茨城人天国の状態はよろしくない! どうも雰囲気が陽性すぎて、オレは嫌いだ。今回の煽りの、甲子園の作られた爽やかさを想起させる嘘っぽい作りにも辟易した。スポーツであると同時にショービジネスである格闘技の頂点を制するのは、野心と情念だ!


▼第3試合 ライト級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○ギルバート・メレンデス(アメリカ/シーザー・グレイシー・アカデミー)
判定 3−0
●帯谷信弘(日本/木口道場チームラスカル)

おおおおお、パルヴァーが去り、ハンセン、アウレリオ以外に目立った選手がいなくなってきた武士道の外国人だが、メレンデスつええ〜! 73キロでこの動きなら、HEROSよりも断然こっちだろう。これは楽しみになってきた。帯谷はまず茨城軍団と戦うべきだな。


▼第2試合 ライト級ワンマッチ 1R10分・2R5分
○青木真也(日本/パラエストラ東京)
一本 1R1分58秒 ※三角絞め
●ジェイソン・ブラック(アメリカ/ミレティッチMA)

出た〜! 修斗を裏切り、警察を捨てたノンポリ男が、衝撃の絞殺デビュー! こんな簡単に極まってしまうものなのか、とちょっと衝撃的であったな。
常日頃の私の立ち位置から言うと、こういう「一生修斗しかやりません」などと言っておきながら、あっさりとメジャーに鞍替えする言行不一致な人間は嫌いである。ただ、今後彼が強烈な名誉欲と野心に目覚め、武士道の頂点を狙うならばそれは良かろう。もっともPRIDEが潰れた時にぬけぬけと修斗に舞い戻るようならどうしようもないが……。

こう考えると、「修斗」を軸に三者の強烈な個性が見えてくるな。かつて修斗で頂点に立ちながらその座を失い、武士道で再びトップに立った五味。その修斗で王座を取り、その看板を背負ったままに武士道に上がってくる茨城軍団。そして修斗愛を掲げて引退しながら、その立場を翻して武士道に上がって来た青木。
五味さんにしてみれば、総合がここまでメジャーになっていなかった時代に不遇の日々を過ごした自分に対し、自分がその道を切り開いた後で、自分が無くした修斗王者の肩書きをぶら下げてぬけぬけと自分のホームに上がってくる人間が気にいらないのは当然だろう。
茨城軍団はそれがわからないか、あるいはわからないふりをしている。僕達、修斗大好きで〜す、PRIDEも大好きで〜す。二つのイベントに万全のコンディションで同時に出続けることは不可能なのに、その矛盾に目をつぶって結局は華やかな舞台を選択し続ける。そして、今や彼等が王者を差し置いて武士道のメインストリームであるかのような扱いを受けている。
そして、そんな恥などという概念など元から知らないかのように、平然と立ち位置を変える青木! 彼がいかにそこに割って入るか?

昨年は川尻、マッハを五味さんが完膚無きまでに叩き潰したことで、一応の決着はついた。だが、その五味さんが不様な失神負けをさらしたことで、石田を加え再び茨城のチーム力が王者を凌駕しつつある。ここで「五味の首を落とすのはオレだ……」と青木が加わり、茨城軍団の一角を崩すようなら、またパワーバランスも変わるだろう。

時は来た。今、武士道ライト級で熱いのは日本人だ。外国人を含めた最強は誰だ?というテーマは、熱を持って来たウェルタ−に任せ、ライトでは互いの全存在を賭けた日本人対決をどんどん組んで行ってほしい。噛ませ犬のような外国人は、もはや不要だ。
怨念の王者・五味を中心にした日本人トップを決める戦い……。イベント内での慣れ合いの常態化した今の格闘技界で、このコンセプトを実現できるのは、今、この瞬間の武士道しかない。そしてこれを超えてこそ、真のスポーツによる人間の融和が見えてくるのだ(笑)。

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