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K-1MAX 70&63トーナメントカード決定

 おお〜、やっと決まりましたか。
 PPV買うかどうかはこれから考えるが、やっぱり楽しみだ。
 しかし日本人ばかりだなあ……。

▼-70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)
VS
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX2009世界3位)

▼-70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)

▼-70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント準優勝)
VS
アルバート・クラウス(オランダ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)

▼-63kg Japan Tournament 準々決勝(1) 3分3R延長1R
上松大輔(チームドラゴン/ISKAオリエンタル世界ライト級王者)
VS
松本芳道(八景/日本ライト級王者)

▼-63kg Japan Tournament 準々決勝(2) 3分3R延長1R
久保優太(アンリミテッドジム/Krushライト級GP2009準優勝)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/K-1 WORLD MAX2007日本代表決定トーナメント3位)

▼-63kg Japan Tournament 準々決勝(3) 3分3R延長1R
石川直生(青春塾/第2代全日本スーパーフェザー級王者)
VS
才賀紀左衛門(アンリミテッド/大誠塾)

▼-63kg Japan Tournament 準々決勝(4) 3分3R延長1R
大和哲也(大和/WBCムエタイルール日本ライト級&WMCインターコンチネンタル同級王者)
VS
裕樹(リアルディール/初代RISE 60kg級王者)

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 色々と書いて来た佐藤は、再びK-1で山本と日本人対決。2005年以来の再戦ですね。

 佐藤選手自身が書いている試合の記録■より。

 ついに再戦の時、来たる! 下馬評では佐藤の方がまだ実力では圧倒していると思われているが、さて? 日菜太を崩し切れなかった山本だけに、根性勝負でも勝ると思われる佐藤にどこまで食らいつけるか。毎度大激戦だけに、ダメージの蓄積も心配だ。
 佐藤は去年この一回戦でつまずき、格下の山本にドラゴの首までさらわれてしまった。とてつもない屈辱だったろう。もはや判定さえも許されない。5年前、気持ちが冷えて倒せなかった相手を、今度こそズタズタに切り刻んで、二度と挑んできたくないと思わせた上で葬りたい。

 自演乙はジダか……。いや、絶妙な相手でしょう。危険極まりない打撃の持ち主だが、穴も多い。KJヌーン、ブアカーオに弱点を丸裸にされ、ハートの弱さを見せて敗れている。リスクもあるが、倒せる、逆に言うと超えなければ話にならない相手。ここでつまずいていたら、ドラゴやザンビディスにも勝てないだろう。ボディで弱らせて倒すか判定勝ちするか……。
 しかし開幕戦でこの相手と言うのは、まるで「かつて魔裟斗がされていたマッチメイク」だな。レミギウス、カルバン、シャファー、ローセンあたりとかぶる。それ故に超えなければならない。

 中島はクラウスか……。いや……これは……やめといた方がいいんじゃないかな……。最近のクラウスは腕も太くてブロックも固いし、TATなんかとはもはや破壊力が段違い。期待のホープがしおしおとKOされるのも……。とはいえ経験は必要だし、ここで何かをつかめれば伸びる可能性もある。しかしな……。


 63は……まあなんか露骨に主催者の期待度が出てる組み合わせですな。

 第一試合に入った上松が、やはり最も優勝を期待されてるのだろうが、松本も嫌な相手だ。ここはイケメンが初戦から壮絶に散ることに期待だな。

 二試合目は久保と尾崎……。尾崎はこないだのバックヒジでいっぺんに嫌いになったので、久保に粛々と沈めてもらいたい。とはいえ久保も組み膝使ってたしな……。まあでも久保。
 準決勝がチードラ対決になった時、なにか思惑が絡まないかと勘ぐってしまうので、やはり勝ち上がるのはせめてどっちかにしてもらいたいものだ。

 先に「石川 VS HIROYA」が見たいという記事を書いたが、コンセプトとしてはそれに近いカードが実現。
 キザの言う「引っ張るとか言って引っ張れてない」というのは、まっことその通りと言うしかない、肝心なところでぽろっとKOされる石川にしてみれば、実に胸の痛む台詞だろう。年寄り呼ばわりされ、さらに全日本キックの仲間は各地のリングでことごとく散っていった。もはや残るのは自分一人。
 自分も30を超えて思うのは、何というかね……年齢を重ねた分、偉くなったつもりになってしまうというか……。若者に意見されるのが無性に腹が立つというか……。自戒を込めて言うが、歳が若かろうがキャリアが浅かろうが正論は正論、正しい事は正しい事なのであって、相手が若いからと言って受け入れないのは、とても恥ずかしい事である。石川は、今、プライドと必死に闘っているに違いない。幸い、格闘技とは若者を大人げなくぶっ潰すことを許される場所である。中年のねちっこい恨みでもって、石川がキザえもんを蹴り倒せば、「昨今の痛い若者」にいらついている世間の共感をつかむことは間違いない。
 十代〜二十代前半ぐらいのキザえもんファンがいるとして、石川ってのはそこまで目の上のタンコブというイメージじゃないよね。石川自体、若い頃はビッグマウスのチャラチャラした選手だったわけで……。キザえもんサイドのアピールからすれば、石川はそういう選手の「成れの果て」なんですな。もう歳食っちまった青春スター、過去の遺物、そろそろ消えていい存在、夢とかなんか言って潰れた団体にしがみついててうざい……。格闘技ってのは、そういう踏み台を、遠慮なく踏みつけていい場所なのだ。かつて、山本KIDが村浜を蹂躙してみせたように……。

 え〜、そして悲しいぐらいに脇に追いやられた、一番疲れる第四試合で潰し合いを演じさせられる裕樹と大和! 頑張れ、とにかく頑張れ。見せてやろうぜ、本物ってやつを。本物のローキックを、本物のボディブローを! 顔とか……ツイッターとか……会場人気とか……華とか……夢とか……ビッグマウスとか……テレビやイベント屋の思惑なんて知ったこっちゃねええええええええ!
 イケメンの顔を叩き割れ。クソガキの口を塞げ。スター気取りの脚をへし折れ。谷川の顔を青ざめさせろ。こんな歪んだトーナメントなんてぶち壊しちまえ!

 あ〜、楽しみだ(笑)。
 しかしPPVはあるそうですが、DREAMばりに地上波終わってからの開始になったらどうしようなあ。事前購入しないといかんので、後で判断ができんのだよ……。リアルタイムでやってほしいけど……。

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