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キックボクシング体験 過去ログ6

ルシフ様のキックボクシング体験記

過去ログです。
2005/12/04

ルシフ様のキックボクシング体験記 第八回目

体調を崩していたので、木曜日から土曜日に変更してみました。今日は一つ目的があったのだ……それは初級クラスを受ける事! 入門クラスを5回以上受けなくては受講できないこのクラス(といっても余裕で自己申告なのだが……)、果たしていかなるハードトレーニングが待ち受けているのか!?



余計な仕事のせいで、というかキック三昧の日々のためには仕事自体が余計だ(大暴言)。あやうく大遅刻しかけたが、そこは自転車をすっ飛ばしてぎりぎり間に合った。……が、ジムに飛び込んでいきなりクラスに出られるかというと、そういうわけでもないのだ。まずストレッチで身体をほぐし、バンテ−ジをきっちり巻かねば……。そんなこんなで十五分ぐらいかかっている内に、クラスは3分3ラウンドのシャドーを行っている。ワンツー、左右のミドル、左フック、ロー、アッパー、わりと自由に、修得している技を全て出す感じ。
それが終わったところで、おなじみNトレーナー。

「はーい、ミットやるよ〜!」

え!? もうミット!? これは入門と同じとなめてかかるとえらい目に遭いそうな雰囲気が、ひしひしと伝わってくる。
ここでようやく参加。ミット打ちも単なるワンツーでは終わらない。すべてコンビネーションだ! ワンツーから右ミドル、左ジャブから左ミドル、その組み合わせと、ワンツーから前蹴りにつなぎそこから右ミドル、という展開。覚えるだけでも大変だが、これに合わせてミット持ちをやる方はもっと大変だぞ!  組んだ人が結構長くやってる人だったので、ミドルがまた強烈である。
交代してこちらが打つ番だが、左ミドルが難しい。あまりスイッチは意識せず、奥足を右に踏み込んでスッと出す……と、こう書いたら簡単だな、おい。

続いては「受け返し」。……って、なに? これは防具をつけての軽く手合わせで、技を出す順番を決めてカットやスウェーをしてみるというもの。うわあ、難しそう!
まずは片方がジャブを出す。それをもう一人がスウェーしてジャブを返し、ミドルにつなげる。そのミドルをカット。
続いては一人がワンツーを出し、ガードを上げさせておいて右ミドル。受けた方が左足でミドルをカットし、そのまま左ミドルを返す。
とりあえず、おそるおそるという感じでやってみる。ちょっと早くやったら力入れてしまいそうなんだもんよ。でもトレーナーさんいわく、パンチの当たる距離でスウェーしないと意味がないそうで、なるほど、もっともであるなあ。
やる前に、レガースを持ってないので借りる。

「これもね〜買った方がいいよ〜。よそは5000円ぐらいするけど、うちは3150円やからね。レンタル料は100円やけど、一年ぐらい来とったらすぐ元とれてまうからね〜」

……と、代表は語る。くそっ、商売のうまいことで!

続いて……そう、まだまだ続くのだ。次は首相撲である。
二人一組でやるのだが、一人がまず片方を両手でホールド。もう一人がそのホールドの内側に腕をねじ込んで外し、首相撲の形に持って行く。これを繰り返すわけだ。

「あんまりガチンコでやらなくていいからね」

とは言われるものの……ついつい本気になってしまうではないか! ああ、なんという汗臭さ、ほとばしるアドレナリン、ブアカーオはこれでコヒさんをコロコロと転がして……。
これはすごい熱中してやってしまったが、終わったころには汗だくである。

仕上げに、お互いの足を持ってピョンピョンと回る。右足一分、左足一分、おお、これは前回よりだいぶん楽にいけるようになってきたぞ。

ようやくこれで初級クラス終了である。つ、疲れた。カルチャーショックに等しい新メニューであったな。難しい! が、やりがいがありますよ。入門もいいが、これも定期的に受けようかな。

代表にバンテ−ジの巻き方をおさらいしてもらい、ついでに洗濯の仕方も教わる。洗濯機はダメらしい(笑)。Kさんをつかまえて、「昨日、めっちゃテレビに映ってませんでした?」とか言ったり、軽くサンドバッグを打ってみたりしてたら、あっという間に時間は過ぎて行くのであった……。
posted at 2005/12/04 00:14 | ルシフ |
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2005/11/24

ルシフ様のキックボクシング体験記 第七回目

キックボクシングを始めて以来、あまりにも調子がいい。図に乗って、今まで電車を利用していた通勤を、自転車に切り替えた。今日がその初日。うわあ、脚がパンパンになってしまったがや。
そのパンパンになってしまった脚で、なおかつキックボクシングまでやってしまおうというのである。いったい、なんなのだ? オレはいつから運動オタク、キタエールになったのだ? 昨日もサイクリング&水泳をやったし……。



ジムにも仕事の後で電車で行ってたのだが、今日はこちらも自転車である。ふふふ、身体が暖まって丁度いいではないか? しかし、難波は遠かった。つうか、人多過ぎ。7時には着くかと思っていたが、余裕でオーバー。えーい、クラスに間に合わんではないか! どけ!
さいわい五分前に滑り込みセーフ。さて、まずは気軽にシェイプリーキック……のはずだったのだが……。おかしい。トレーナーのKさんは代表と受付嬢と喧々囂々の打ち合わせをずっとやってて、ちっとも始める様子がない。うーむ、今日は休みなのか? やむをえずシャドーとストレッチでお茶を濁す。なんというか、所詮は初心者なので、自主トレやっててもいまいちピントが合ってるか不安なのである。軽めとはいえ、クラスを受けたら全然違うのだが……。
さて、間もなく次のクラス、というところでNトレーナー(女性)も登場。代表も準備開始。Kさんがストレッチを始めたので、ちょっと聞いてみる。

「あの、今日はクラスはやられないんですか?」
「(しまった、という顔をして)あ、すいません……女性も来てないし、やる人いないかなあと思って」
「そうなんすか? せっかく間に合うように来たのに」
「あ、じゃあ来週はぜひ……」

おいおい、そりゃあないぜ。まあいいけど。
さて、代表の指導のもと、入門クラス。代表のクラスは自分でも言ってるが結構きつい。一分のシャドーも、立て続けにやるとハードだ。Nさんと二人、ちょっとした攻防のテクニックを交えて基礎の動作を見せてくれるのだが、実にわかりやすく面白い。ショートレンジの膝を折り畳んでのミドルなんかは、非常に見応えがある。
ここのとこ、さすがに新技が出なくなったので、初級クラスを受けてる人に、なにかないかちょっと聞いてみる。どうやら、コンビネーションは色々と出ているが、アッパーやローはまだらしい。うわあ、オレもそろそろ次のステップへ進みたくなってきたぞ。
実は、この入門クラスを終えた後、すぐ初級クラスがあるのだが……バテバテなんだよ! いやね、スタミナは続くかと思うんだが、筋肉が疲労のクライマックス。今日は二人向かい合って相手の脚を持って一分回るのを最後にやったのだが、これで強烈にバテた。バランス感覚は悪くないんだが、とにかく軸足が辛い!

さて、帰りは自転車。ヘロヘロだったが、あっというまに帰れたぞ。当分の間、このハードトレーニングの毎日は続くのである……。
posted at 2005/11/24 22:56 | ルシフ |
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2005/11/15

ルシフ様のキックボクシング体験記 第六回目

予定を変更して、急遽火曜日に参加。今日は、しかし朝からあまり体調が良くなかった。風邪のひきかけのような感じで、なにか鼻がヒリヒリし、あまり食欲もなかった。が、午後、会社でちょっと汗をかいたらかなり気分が良くなったので、頑張って行ってみることにする。



今日は早くから開いていたせいか、自主トレやってる経験者の人がたくさん。マススパーをやってるとこを初めて見た。きっちり防具もつけて、顔面抜きながら、バシバシと打ち合っている。おもしれ〜!
それを横目に入門コース開始である。今日はオレと中年の男性の二人だけで、トレーナーは土曜に教えてもらった女性。今日は本当に基本からみっちり、という感じだったが、教え方はこの人が一番上手いように思う。実に能弁で、実演もわかりやすい。
おかげで今日1日で、ワンツーとミドルの切れは一味違うようになった気がするぞ。新技こそなかったが、ストレートの切れ味は明らかに今までと違うぜ、フフフフフ。
ミドルキックで脚を振り上げた後、足の裏で床を踏み締めてキュッと腰を入れるのだが、この時に足の裏が擦れて、後から段々とヒリヒリしてくる。前回痛くなったのは初めて二時間やったからと思っていたが、それよりも上手く意識して軸足が使えるようになってきた、というのが大きいようである。この痛みが〜上達の〜証なのだよ〜。
で、クラスのあとに、トレーナーさんがミットを持ってくれて、三分3ラウンド、ジャブ、ワンツー、ミドル。個人指導ですよ、なんと贅沢な! やりながら色々とポイントポイントを修正してもらい、すごいいい手応えのパンチが出るようになってきた。

ちょっと体力が落ちていたか、終わったら結構疲れていた。ストレッチして帰ろうとしたら、代表が声をかけてくる。

「疲れてますか? やっぱりジムに来て自分を追い込まないとね。家じゃこんなにやれないでしょう」
「いやあ、ほんとに」
「そろそろ、一ヶ月ぐらいですね?」
「あ、はい」
「三ヶ月も続けるとね」

何だ? 続けるとどうなるんだろう?

「メシ、めっちゃうまなりますよ」

なんのこっちゃ!?
posted at 2005/11/15 22:29 | ルシフ |
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2005/11/10

ルシフ様のキックボクシング体験記 第五回目

さて、今週は木曜日。なのだが、今週から、というか、今日からクラスの内容が変わっているのである。いつもの「入門クラス」が1時間後ろにずれ、その前に「シェイプリーキック」なるクラスが入っているのだ。サイトの説明を見たところ、要はエアロビクス感覚で、音楽をかけつつキックのフォームで動く、エクササイズ的な内容であるらしい。で、このクラス自体、このジムで開かれるのは初めてであるらしい。
ふーん、まあどんなものかわからないけれど、とりあえずやってみよう、「シェイプリーキック」。



トレーナーは、体験の時にアンケートを取ってくれた女性。しかし、大きなジムとも思わないが、ここにはいったい何人のトレーナーがいるのであろうか。代表を含めると、もう五人目なのだが……。
体験に来た男性二人、先の土曜日に体験に来ていた女性、そして五回目となるオレ様でスタート……と思いきや、トレーナーの人がチラチラとこちらを見ている。 ん? なんかまずいのかな? オレって場違い?

「あの〜入門コースは8時からに変わったんですよ」
「はあ」
「HPとか御覧になってます……?」

なんとしたことか、このオレ様をスケジュールも見ていないアホ扱いとは!(と言いつつも、タイムテーブルが変わったのを知ったのは昨日だったが……)

「ええ? これからシェイプリーキックでしょ? もちろん受けますよ!」

まあぶっちゃけた話をすると、このクラス自体、ハードなトレーニングを好まない女性のためのプログラム、という側面が強いのであろうと思う。しかし、かつてバレエやモダンダンスをかじったこともあるワタクシとしては、むしろこの方が肌に合う面もある。だから、参加したっていいじゃないか。

ジムの隅にラジカセがセットされ、スタートである。
とりあえず、音楽はないままに軽いストレッチから。今までのクラスは、始まる前にやっといて、てな感じだったが、このクラスはここから時間をかけるらしい。所詮素人の準備運動はどこかポイントを外していたりするので、こういうのはいいんではなかろうか。
体験の人もいるので、基本の立ち方からスタート。ボクサーズステップをこなし、ジャブ、ストレート、ワンツーとおさらい。そしてミドルキック。シャドー中心に、せっせと身体を動かす。一人ずつミットを持ってもらい、軽く打つ。
しかし、初開講のクラスということで、いまいち形が出来上がっていないのかな? 体験の人もいるからしようがないが、ちょっと一人一人に時間をかけ過ぎであろうか。その間、わっせわっせとシャドーをしてたら、かなり動いたような気がする。
軽くミット持ちをやって、ゆっくりストレッチをして終了。ウォーミングアップにしては疲れたし、いつものクラスほどは疲れてないし、時間も45分と、ちょっと短い。
トレーナーの人は、なにか納得がいかないらしく首をひねっている。まあ初なんだから、なかなかうまくいきませんよ。……そういえば、ラジカセを使っていないんだが……。

その頃から、人も増えてきて、次は入門クラス。ここで代表が登場である。体験の時の殺人左ミドルのお兄さんが来ている。……あの時は気付かなかったが……今日見てぞっとしたね。シャドーをしてるのだが、ミドルやローの蹴り脚が鞭のようにしなっているではないか。標的に向けて垂直に入る軌道……というと簡単そうだが、実際にみたらマジにあり得ない角度。アッパーを交えたパンチのコンビネーションとかも、えらい速さだ。オレはあれを受けてたのか……。
初の二クラス連続受講、ということで、最初のジャブのシャドーでいきなりバテかける。え〜い、頑張れ、オレ!
なぜか、ちょっと今日は注意力が散漫な感じであった。まあ、このジムにもちょっと慣れて来たせいもあるかな。顔見知りも出来てきたし……。

今日の新技は(やはり同じクラス内容が続くと単調だから、ちょっとずつ変化をつけているらしい)、右手での左ジャブのパリングである。顎方向に軽めのジャブを打ってもらって、それを右手で軽く払う。本来は、その直後に自分の左ジャブにつなげるわけだ。防御の基本ですな。

いや、今日も疲れた。終わったら汗だくで、拭いても拭いても出てくる感じ。着替えて帰ろうとしたら代表が、
「汗かいてますね? 拭いた方がいいですよ。身体あったまってる時はケアしやすいんで。外でて急にクールダウンしたら、ころっといっちゃうことかてありますからね」
「いやあ、拭いてるんですけど、拭いても拭いても出てくるんですよ」
「それは運動不足なんや!」
うーむ、昨日はだいぶん泳いできたんだがなあ。仕事がヒマすぎたのがいかんのだがや。

帰りがけ、出口でシェイプリーキックのトレーナーとばったり。
「今日は参加してもらって、ありがとうございました〜」
「いえいえ、次回はラジカセも使えたらいいですね(余計なことを言う奴である)。また来ますんで」
改まって言われると照れますねえ。

さて、次回はまた木曜の予定。土曜はK-1だからな。
posted at 2005/11/10 23:37 | ルシフ |
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2005/11/05

ルシフ様のキックボクシング体験記 第四回目

とうとう始めてから一ヶ月。入門コース参加も、はや四回目と相成った。土曜は仕事で疲れているのだが、最近はヒマなので体調は好調をキープ。張り切って参加する。



始める前にバンテ−ジを巻くのだが、いまいち記憶が定かではない。ここは内側から巻くんだったか、外側から巻くんだったか……? 内側から巻いてみたが、ほんとにこれで合ってるのか? 上手い具合に前々回体験に来ていた人が、「巻き方教えて下さいよ」とやってきた。いやあ、僕もよくわからないんですけどねえ、とか言いつつ、逆の外側から試しに巻いてもらう。うーむ、こっちの方がしっくりくる感じだな。オレも外側から巻き直す。家で巻くのを練習していたのだが、ほどいたのを巻き直す時に、うちの猫が激しくじゃれついて困った。イーちゃーん! 邪魔したらダメでしょー!

今日は、またまた新しいトレーナーと、前回も教えてもらった女性のトレーナー。今日のトレーナーは割とのほほんとした印象の人だが、「空手の蹴りはこう打つんですよ」とか、そういう実演は鮮やかなものだ。おなじみの立ち方、ジャブ、ストレートのワンツーとやって……。
「はい、じゃあフックいきましょうか」
出た! 新技! 女性のトレーナーが、「え? やるの?」という顔をしていたが、のほほんトレーナーは「まあええがな」という感じで、どこ吹く風である。
左フックと言えば、オレ的には魔裟斗がクラウスを沈めたあの一撃だ。右をストレートを出すと見せて腰だけ入れ、返しの左を振り抜く。おお! かっこいい! やっぱり倒すパンチはフックだよな。おなじみワンツーからフックへつなげるワンツースリーのコンビネーションもこれで出せるようになった。さらにミドルまでつなげたら、お手軽かつかっこいい四連打が完成だ。ああ〜、痺れる!
そう言えば、体験と二回目の時のトレーナーは左ミドルをやらしてくれたが、その後、他のトレーナーの時はやっていない。前回の代表の時は肘をやったが、今回は代わりにフックである。これはそれぞれのトレーナーごとに得意技があって、それをやってるということだろうか?
しかしまあ、まだたった四回目なのだが、なんかちょっと上手くなって来たような気がするぞ。これは楽しいわ。調子にのってミドルを打っていたら、最後の整理運動の時に、ちょっと腰が痛くなった。いかんいかん、無理はいけませんよ。今日はなんか暑くて、まじに汗だくでした。

次回は木曜の予定です。いや〜いいですよ〜キックボクシングは〜。皆さん、ぜひやりましょう。
posted at 2005/11/05 22:04 | ルシフ |
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2005/10/29

ルシフ様のキックボクシング体験記 第三回目

まだまだ続くキックボクシング体験。第三回目は、いつもの木曜日ではなく土曜日に行ってきた。今回は私的に一大イベントがあった……グローブとバンテージを購入したのである。マイ・グローブ! なんといい響きだろう。



土曜ということで、さすがに人数が多い。トレーナーの人も、それに合わせてか二人、女性のトレーナーと「代表」である。よくわからないのだが、「代表」というからにはジムのオーナーなのだろう。トレーナーが代わるとクラスの内容も若干変わるもので、今日は新技が出た。
前蹴りである。
これが面白い。足のわりと先の方でポッと押さえる感じで出すのだが、軽く出すだけでも脚がグンと伸びて、うまく出せれば刺すような蹴りになる。用途としては相手の前進を止めるための技なのだが、代表の前蹴りを受けてたら、ミット越しに腹にくる。そのままミットを持って前進しようとしてみるが、その前蹴りで止められてしまう。なるほど!
「はーい、ブアカーオがやってるみたいにね〜」
そう! それなんです! 僕のやりたいのは! あんな感じで前蹴りできたらいいよなあ。

続いて、ステップやパンチもおさらい。体重は必ず後ろに6割。前傾し過ぎると、腿が無防備になってローキックをもらってしまうのだ。
「はーい、ステップしたら必ず戻してね〜。こないだの大東みたいになるからね〜」
わはははは。いやあ、わかりやすい。しかしこの後、代表はぼそっと呟いた。
「大東は友達やから、あんまり言いたくないねんけどね」
きっちり言ってるやん! 代表はクラスが始まった時は気難しげだったが、やりだすと気分が乗ってきたのか、どんどん朗らかになってきた。うーん、オーナーやってると、苦労も多いんだろうなあ。

前回、前々回の「はい2分〜」「はい2分〜」は実は結構ハードだったらしく、今日はミットを持ってくれたトレーナーさんがうまくペースを加減してくれた。こないだはがむしゃらに打ちっぱなしだったからなあ。自分でミットを持った時は代表の蹴りを受ける。加減してるのだろうが、ミドルが……来た! 脳まで響く。ミットの持ち方はうまいと褒められたが、なんでも技は大したことないのに、ミットを持つのは異様に上手くて、それだけでコーチの資格を取ってしまう人もいるらしい。野球でも名選手=名コーチではないが、それと同じだそうである。

さて、次回に向けて、バンテージの巻き方もおさらいしておかねばならない。今日、初めて巻いてみたが、それっぽくてすごくかっこいい。フフフフフ。来週もまた土曜日の予定です。

posted at 2005/10/29 22:08 | ルシフ |
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2005/10/20

ルシフ様のキックボクシング体験記 第二回目

さて、本日無事に入門届を出して来ました、キックボクシングジム。これで私も、晴れてキックボクサー見習であります。



今回は入門コースに二回目の参加。体験で来ている人が、なんと6人もいるではないか。私も含めて7人で、経験者はオレ一人である。ここはいかにもという感じで、経験者(二回目)然とした余裕を見せておきたいと、意味もなくシャドーをやるオレ。まあ先週のおさらいということで。
しかしこちとらはインドア派の文学青年、職業は技術職。体験の人らは若くてタフそうなお兄ちゃんばかりである。すぐにハアハア言ってはいるものの、やはり元気だ。トレーナーのOさんが活きのいい生徒を迎えてすっかり図に乗って(失礼)しまい、早くも2分のミット打ちを敢行!
ここはやはり経験者(二回目)として、前回の強烈ミドルのお兄さんにならって先にミットを持つ。相手の人は体験の割には腰が入っている。……なんかやってたんじゃないの? どんどん握力がなくなっていくのだが、経験者(しつこいようだが二回目)としてポーカーフェイスで構える。まあ実際の試合でも、痛そうなそぶりを見せてはいかんわけだから。……ところでマンガなんかではよくあるが、わざと劣勢を演出して逆転を狙う、なんてことは実際の試合ではあるのかね?
話がずれたが、鬼のミット打ちは続く。続いてミドルキックを受けるが、フフフ、ここで前回殺人ミドルで脳震盪を起こしかけた成果が出て、何発受けてもさすがにビクともしないぜ。ミットを合わせ「ありがとうございました!」とさわやかに声をかけ、待望の攻守交代だ。……が、すでにこちらは握力がない……くそっ、せっかく順番が回ってきたんだからと、ヤケクソ気味にワンツーワンツー。ミドルも全然強くないが、フォームはちょっと良くなってきたような気がする。

……とまあ、今回も一時間があっという間に経過。楽しかった! しかしやっぱり背筋力がないね! 握力はなく、腕に力が全然入らない。帰りに500ミリのカルピス買ったら、重たい!

さて、次回はいよいよマイグローブとバンテージを買ってしまう予定……楽しみだ。
posted at 2005/10/20 22:26 | ルシフ |
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2005/10/14

<新コーナー> ルシフ様のキックボクシング体験記

タイトル通りですが、何をとち狂ったか、ついに行ってみました、キックボクシングのジムに!
あまり通いやすいところはないな、と以前から思っていたのだが、それが家から20分ぐらいのところに移転してきた。仕事帰りとかにも行けそうだし、料金も別に高くない。
したり顔でこのブログに、「キックボクシングもどんどん競技人口が増えて行ってほしいですね」とか書いていたが、その競技人口の一人に自分がなってしまおうというわけだ。

ちなみに、このジムである。
http://www.m-factoryjp.com/

電話で予約を申し込み、緊張の面持ちでいざ、体験!



着替えて準備運動をしつつ、レッスン開始を待つ。その間、練習に来ている人がトレーナーの人とミット打ちを始めた。ミドルキックが、バン!バン!と物凄い音をたてる。で、トレーナーの人のウォームアップを見ていたら……膝蹴りやミドルのフォームを見ているだけで、ごっつい興奮してしまった。なんつうか、本物なんですよ。オラ、ワクワクしてきたぞ!
体験に、オレ以外にも若い女性二人来ていて、あとはかなりやりこんでいると思しき若い男性が加わり、四人で「入門クラス」開始。基本の体重移動から、ジャブ、ストレートにつなげるワンツー、でもってミドルキック。うーん、難しい。が、たまにK-1選手の練習風景などがちらっとテレビにも映ったりするが……今、オレがやってるのと同じことを、確かやっていたではないか! うーむ、思い出すチヌックジムの若者の練習風景、ボスジムでホーストが若手を指導するあの姿……。ムード満点である。
続いてドキドキのミット打ちだ! 初めてグローブを着用(バンテージなしで、軽めに)し、ジャブからワンツーを打ち込む! ステップは欠かさず、脇を締めてグローブを顔に引き付け……。難しいが、一分もやってるとどんどん気分が乗ってくる。イグナショフもこんな感じで綺麗にワンツーを打つのだ。終わった後は、「ありがとうございました」と言って、オレのグローブと持ってくれたお兄さんのミットを合わせるのである。試合前や試合後にやるあれと同じだよ! 気分はノリに乗ってきて、次はミドルキックである。最初はホニャホニャとした蹴りしかでなかったが、トレーナーのご指導どおり腰を入れて打つと、ちょっといい感じの音がするようになった。その後で素振りをしてみたら、それっぽくクルッと回れたりして驚きである。
パンチを打つ方は二分ぐらい平気で続いたのだが、攻守交代、今度はオレがミットを持つことに。……いやあ、なんか緊張するね。すでに汗だらだらで、顔色が怪しかったのか、「大丈夫ですか」とお兄さんに声をかけられる。いやははは、まだ打ってもいないじゃないですか。で、まずはジャブを受けるのだが……な、なんかすごい衝撃なんですけど……。それでもジャブまでは良かったのだが、ワンツーになるとそこらへんの空気までビリビリきてるようである。フフフ、なかなかいいパンチしてるじゃねえか……。一分を超えたあたりで腕が痺れてきて、また「大丈夫ですか」が出たのだが、今度のオレの「いや、大丈夫っす」はほぼやせ我慢であった……!
パンチでびびっていてどうするのか、次はミドルである。体験の女性二人はなんかいい感じに噛み合っているが、初日から経験者のミットを持つオレは、かなりの恐怖であった。まずは右ミドル、受ける瞬間にちょっと押す感じ、と言われ、自分でも軽くリズムを取りながらその通りにやってみようとする。なかなかうまくいかないが、決まった時はバン!といい音がするのだ。
そんな感じでなんだかんだとやれていたのだが、続いての左ミドル……なんとペアのお兄さんの左ミドルは、右よりも遥かに強いではないか! 二分間のミット持ちだが、衝撃が……なんか頭まで響いてくるんですけど……! 腕は痺れ、キックが当たる度に脳がビリビリと揺れる。
脳裏に石井艦長の声がこだまする。
「彼の蹴りは、ブロックの上から効くんですね。ミット蹴られても脳が揺れますから」
そんなわきゃねえだろ、と思いつつも、しかし一瞬でも気を抜くとミットごと吹き飛ばされそうだ。これが魔裟斗の蹴りだったらとっくにガードが吹っ飛び、イグナショフのミドルなら、オレはいまごろ宇宙まで飛ばされているに違いない。
このまま続ければ脳震盪を起こすんではないかと思っていたら、お兄さんの三度目の「大丈夫ですか」が出た。もう顔がヤバかったのかもしれない。なぜか半笑いになっていたかも。

終了後、アンケートを書こうとしたら、手が震えていてミミズののたくったような字になってしまった。しかし物凄い感動しましたね、ぼかあ。すごい楽しいよ。ばかみたいに「感動しました!」を連発してしまった。うーむ、これが本物のキックボクシングなのですな。これで次になんかの試合みたら、ミドルキック出す時の足の位置とか、一風変わった視点で見られるはず。
で、今回は体験だったのだが、さっそく週一回コースで入会してみようかと思うので、このコーナーも来週以降まだまだ続くのである……!

posted at 2005/10/14 00:05 | ルシフ |
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