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DREAM 過去ログ

DREAM4の見どころは? 

やあみんな!
何で桜庭の対戦相手はマヌーフなんだと思う?
それはね、桜庭が撲殺される悲劇的なシーンと、マヌーフの胸からパイプが飛び出るグロシーンの、どちらか片方しか見なくてすむからだよ!

桜庭がパンチ一発で沈められたりするのは、まあ勝負事だから仕方ないんだろうけど、マヌーフは大丈夫なのかな……。実際、まだ一ヶ月なわけよ? お遊びマッチやろうとしてた人も、腕痛めたから欠場してるのに。プロモーターにしてみれば、店に出してこその「商品」なんだろうが、マネージャーから見れば長持ちしてこその「商品」なわけだろう。そんなビジネスライクな観点からさえ、止める奴がいないのか。無事にリングを下りて欲しい。

 

一人暮らしも黒字傾向なので、今月もPPV購入。開始遅いから、コードギアス終わってからでも全然間に合うなあ、というぐらいの不真面目さですが(笑)。来月の5は生観戦&地上波。6は地上波のみかな……。ところで、なんでミドル級の方はTBSチャンネルの完全版やらないの? スポンサーの絡みか?

ミルコさんは欠場ということで、こういうあからさまな調整試合が組まれる、という前例がとりあえず生まれなかったことを喜ぼう。川尻VSマンバのような、総合ルール上における疑似グラップリングマッチでさえ喜ばれないのに、スペシャリストでない者同士の寝技マッチなど、まったく価値を感じない。ハレックとてノージャケットはどの程度経験があるのか?

所の相手は、秒殺一本を取れる寝業師だそうで……うーん、これの後でミルコVSハレックをやる、というバカきわまりない試合順にちょっと期待したんだけど、それは流れたのでまずはめでたい。この試合はちょっと期待したいなあ。田村なんかとやるよりも、よっぽど回転体の美学が楽しめるんじゃないの?

GPは単体ではそれほど面白そうな試合はないけれど、結果を確認することにそれなりの価値がある、という感じかな。一回戦よりはシビアな戦いになるだろうし。

ま〜ほんと、ちょっとでも盛り上げて下さいよ。
DREAM5チケット購入〜。秋山も参戦。

というわけで、本日オフィシャルの先行より申し込みしました〜。
先行予約自体は10時から始まってたものの、申し込みは6時。しかし、K-1関連の座席の当たり外れ具合を見るに、どうも時間はあまり関係なく、抽選かなんかで決まるようにも思える。実際のところ、どうなんでしょう?
席はスタンドS、17000円。アリーナのどんけつというパターンがあまりに多かったので、総合であることも考えてスタンドにしてみたが、果たしてどんな席かな? ちょっとでも前であってくれ〜。


秋山も参戦決定、ということですが、ここでテーマのない噛ませを当てられるとつらい。もはや彼は優遇されるHEROではない……はずなんだがなあ。ガチガチに強い選手ときっちり競技マッチをやるか、田村、ミノワマンのように固定ファンがついている選手とやってヒール、破壊者としてのキャラクター性を追求するか。いずれにせよ、無名の雑魚を当てることはここでは許されない。幸い、彼は母国が韓国ということで、韓国の二流選手を派手にKOしてイメージアップを計る、というよくある戦術がはなから使えない。そうは言っても弱い選手というのも、どの国にもごろごろいるわけだけどね……。
ミドル級GPは回避したわけだが、その優勝者との対戦を視野に入れるならば、やはりその参加選手の誰かと一度は戦っておくのが筋というものかな。一回戦負けの選手でもいいから下せば、とりあえずベスト8級の強さは今もある、というところが保証されるわけだから。
盛り上がり的には田村がベストなんだろうが、ミノワマン、柴田、大山あたりでもまあいいか。個人的にはNGだが、なんとなくありそうなのはアンドリュース・ナカハラだけど……。

山本KID、DREAM参戦。アメリカの強豪と激突。ライト級決勝は抽選?

今日、60000ヒットを超えた模様です。皆さん、いつも読んで下さってありがとう。

DREAM4で番宣に登場しながらも回避、すわ出る出る詐欺と思ったが、5に出るんだったら全然問題なし! だってオレの見にいくのは5だもんね〜。

▼ワンマッチ
山本“KID”徳郁 (日本/KRAZY BEE)
VS
ジョセフ・べナビデス(アメリカ/アルティメット・フィットネス・ジム)


まあ結局のところ、視聴率男を地上波に投入しない手はない、というところに尽きるんだろうな。PPVも地上波の後だそうで、これは値下げしてもいいんじゃないか。
相手は無名ながら、7戦7KO。ビビアーノ、ヤヒーラと寝技系が続いたが、ここらでアルバレスのようなバチバチの殴り合いが出来る相手を期待したい。結局、契約体重は62キロぐらいに落ち着くか? しかしWECで負けた前田もかなり体格負けしてたと聞くし、70キロ級よりも速い選手が出てくると面白い。すさまじく層が厚く、強い者しか生き残れない世界においても、神の拳は最先端足り得るのか?
しかしながら、全然映像で見たこともないし、「たぶん」強い、「おそらく」速い、タフ「だろう」と、どうも歯切れの悪い期待感しか持てないのも事実である。煽りでもKIDの方はいくらでも素材があるけれど、この選手については皆無ということになるだろうか。「戦う理由がある」とかいうのは飽き飽きだし、選曲のセンスがどうとかそんなこともどうでもいい。なんかこの選手の7KOのうち、ズバッとパンチを炸裂させたか電光石火の腕十字を極めたとか、「うおっ、つええ!」と思わせるシーンの映像を入れてほしいものだ。まあライブラリーになければ無理に決まってるんだが……。やはり「競技者」としての強さを見せることが、キャラクターや人間関係よりも優先されてほしいなあ。

さて、ライト級の決勝は、青木VS永田後に抽選される模様。勝った選手にはちょっと気の毒だが、ここは試合後のリングでいきなり抽選してしまう、というのはどうだろう。トーナメントボックスとかいらん。方式は単純で、四つのくじの中に一つだけ当たりがあって、それを引いた選手がその場で対戦相手を指名できる、というのでいいんじゃないだろうか。あまった二人が自動的に対戦決定、ということで。

当たりを引いた宇野、空気に逆らいアルバレスを指名!
当たりを引いた青木、空気を読まず宇野を指名!
当たりを引いた川尻、山田トレーナーに何か言われたかアルバレスを指名!
当たりを引いたアルバレス、なぜか彼だけ空気を読んで青木を指名!

どれを想像してもドラマが生まれるよ。え〜前回の記事もそうでしたが、永田さんが勝つことは全然考慮してません。彼のアマチュアイズムが「もう一つの最先端」を凌駕するほどだとしたら、それはそれで面白いけどね。

休みのあいだの格闘技その1 DREAM、2大会。

ども〜、お久しぶりです。新居もADSLがようやく開通し、ついに長きに渡る休止もおしまいです。
ジムのブログへの投稿も再開しますんで、キックボクシング体験もよろしくです。

さて、休んでた間もちょこちょことネットにはつないでたんですが、いろいろと動きがありましたね〜。
印象に残ったことをざっとですが……。


2は華麗にスルー! あのカードに3150円も払えるかっての。青木VSカルバンも見たかったけど、この大会でやるべき試合じゃないというのが引っかかり、自分の中では価値を見いだせず。ミドル級も8人トーナメントで十分だったかな。

続く3、青木VS永田というここでやるべき試合が歯抜けになり、これまたスルーしようかと思ったが、ディアス兄貴とハンセンVSアルバレスが見たかったので購入。ところで、普段は日曜に仕事だったのが珍しく休みになり、初めてリアルタイムで観戦。なかなかいいものですね。しかし、ブギョンVS中村戦の最中、ご飯を作ってたんだけど、うっかりオーブントースターと電子レンジを同時に使ってしまい、ブレーカーが落ちてしまってそこまでの録画がふっ飛んだ(笑)。バカ対決と半病人駆り出したリザーブはハイライトが残ったものの、前座二試合は消滅。まあ全然惜しくない試合で良かった。
ディアス兄貴は相手がなんか弱すぎてつまらなかったが、五味をずたずたにしたコツコツパンチとバンザイスタイルが見られて満足。
川尻もブスカベに何もさせず、マンバ戦に比べたら全然良かったんじゃないか?
ハンセンVSアルバレスは期待どおりの大激闘。もったいないかなと思ってたが、この日に限って言えば見られて良かった。北米の最先端にも柔術的ムーブは五分以上に通用するのがわかり、大満足。

大人しくさわやかやってりゃ良かった石田は、慣れない舌戦をやった挙げ句に完敗。つまんなくても自分のスタイルを貫けない選手に勝機はないでしょう。その点じゃ川尻の方が石田よりはるかに上だろうし、言うなれば宇野もまだ2番手を倒しただけに過ぎない。まだまだ戦いはこれからだ。

川尻の試合後の対戦要求は、生の感情の気持ち悪さみたいなものが出て、なかなか面白かったなあ。色々な見方があって、弟分を可愛がられた兄貴として「俺が出るまでもない」という慢心を否定されたわけで、そういう自分の中の隙を突かれた部分が許せずああいう行動に出た。せめてそういうことであってほしいなあ。「石田君をいじめたな!」的発想だとしたら、ちょっとついていけない。スポーツ選手としては完全に失格の行動だし、格闘技というジャンルにそういうものを超越した獲るか穫られるかというエゴのぶつかり合いを求めるとしても、人の良い顔をして内心せせら笑う宇野を食い尽くすほどのスケールに、怒りそのものの次元が到達していない。試合前は因縁などないかのような顔をして大物ぶって見せても、こうして結果を突き付けられると化けの皮が剥がれる……これがマンガだったら、次の試合では主人公をいいところまで追いつめるも逆転負けを喫するだろう。川尻はそのちっぽけなキャラクター性を凌駕する競技的な強さ、固さを身に付け、宇野という「ストーリー」を凌げるか……。

その宇野にしても、まだまだ上位概念として、かつて自分を破ったハンセン、カルバンを倒した二人を凌駕しなければならない。……うーん、こう書くと宇野は川尻なんかに関わっている暇はないような気がしてきたなあ。レスリング&ボクシング、今そこにある最先端であるアルバレスと、王者を凌駕し実質現時点でのナンバー1である、もう一つの進化型、青木。パイオニアのスキルと経験は二人の新星に対抗できるのか? ということの方が、推薦枠がどうの、昔の判定がどうの、弟分をぼこられたからどうの、などというじめじめした因縁なんかよりも、よっぽど興味深い。
川尻は他の3人を超えようと思えば、やはり自分の固さを突き詰める必要があり、その突き詰める気持ちを最大限に高めるためには、つまらない過去を捨て去る必要があるのではないかな。ヒールとして勝とうとしても、秋山のような怨念を勝利への執念に変えるような負の力は、どうしても川尻にはないのだから。相手が否応なく「歴史」というものを背負う宇野だからこそ、それを否定できるだけの拠り所を自分の中に持たないと、勝つことは難しいような気がする。「自分にも歴史はある」という気持ちで石田は挑み、そして敗れた。川尻もまたその轍を踏むか?

アメリカ、金網スタイルという流行の最先端をイケイケで突っ走るアルバレス。
修斗という過去を踏みにじり、PRIDEという薔薇色の現在を失い、大晦日、3月という挫折を乗り越え力づくでDREAMという未来を自分のラバーガードに捉えた青木。
ともすれば彼ら進化型によって否定されがちな日本の「総合」の歴史を、大舞台で背負ってきた宇野。

これに加わって遜色ないスケールを持つ者と言えば、「過去にして現在、そして未来」である男BJペンか、全てを切り裂く一撃必殺の拳を持つ五味しかいないのではないか?
それを超えうる可能性のある概念が川尻にあるとすれば……やはり競技的な究極である、手堅さ、つまらなさ、相手の持ち味を殺す上を取ってのポイントゲームしかない。その概念に生の感情は……不要だ。

というわけで、大阪でのライト級GP決勝は見にいく予定。ここまで書いて、かなり自分の気持ちも盛り上がってきたよ! ミルコVSバンナがおまけに感じられるような、素晴らしい決勝を期待してます。





2008/5/11 DREAM.3 ライト級GP二回戦組み合わせ決定。 いや〜ようやく裁定でましたね。
青木VSカルバンは没収試合になり、4月29日に再戦。

▼ライト級GP二回戦
川尻達也(日本/T-BLOOD)
VS
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

▼ライト級GP二回戦
宇野 薫(日本/和術慧舟会)
VS
石田光洋(日本/T-BLOOD)

▼ライト級GP二回戦
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントラインアカデミー)
VS
エディ・アルバレス(アメリカ/Fight Factory)

▼ライト級GP二回戦(暫定発表)
永田克彦(日本/新日本プロレスNEW JAPAN FACTORY)
VS
4・29J.Z.カルバンVS青木真也の勝者

川尻と石田が主催者推薦の”人気者”宇野に切れる、ということで。まあ確かにのこのこ出てくる宇野も宇野だけど、一回戦から参加している選手の気持ちを斟酌せず「推薦」してる主催者に対してはどうなの?と……。
そこら辺りは大人の事情として飲み込んで、勝負はリングの上でつける、ということになるしかないか。しかしこれ、ほんとに「対抗馬」がいなかった時代のやり方そのままだが、選手にこんな扱いを飲ませて「契約切れたら戦極行きます」っつうことになったらどうすんのか? 二つ以上のプロモーションが並立して競争するということの良い面として、選手を(獲られないために)大事にする環境ができる、と思っていたんだが、これではまるで逆ではないか。金銭面の待遇の違いなどはある程度納得できても、競技的な不公平とはけっこう根源的な問題だ。簡単に言うとトーナメントの山を操作されて人気選手が二回戦から出てくる……これを「大人の事情」として飲み込む。次に……そう、これが次に次にとエスカレートしない保証がどこにある? 次はマッチメイクでの優遇が起きる。それを飲み込むと、今度は判定やレフェリングだ。
はっきり言ってしまうとK-1、PRIDE、日本の格闘技でこういう「贔屓」を感じなかった外国人選手はいないと思うが、今回は武士道でそれなりに優遇されてきた立場の川尻、石田、青木が「宇野」という上位概念によって貶められた構図。それも「自分の味方」と思っていた旧PRIDEのスタッフの下で。さすがにこれを「裏切り」とか言い出さないだろうが、こうなったらもう少し高く買ってくれるとこに行った方がいいんじゃないか……そう思っても不思議はない。思えば三崎あたりも、「秋山」という上位概念に対して自分が受ける扱いを懸念したのではなかろうか。高くは買ってくれないまでも、イベントとしてまっさらで、とりあえずえこひいきされない所へ行きたい……そんな風に思ったのではないか? そう考えると、どうも魅力に欠ける戦極というプロモーションになぜあれだけの選手が集まるのか、ということも見えてくるような気がするなあ。

これが対抗馬のいないK-1MAXならば、自分で魔裟斗を倒し王者になって優遇されてやる、ということをモチベーションに転化する(最近の佐藤のように……)という割り切りもあり得ようが、アメリカも含めてステージに事欠かない総合ブームの昨今、DREAMは早いとこ態度を改めないと、今年だけで終わりということにもなりかねないんじゃないか。それでも青木選手にはドリームステージの皆さんに一生ついていって欲しいですが……。

秋山という「モンスター」による「ヌルヌル事件」後、選手は「反則するかも」という性悪説に則った見方をされ、管理されるわけだが、対してその管理する主催者側も「管理する正当性、資格はあるのか」ということを常に選手の側から意識されることになってくる。そういう選手側からの揺り戻しが、今後日本の格闘技界を襲うことになるのではないかな。

カードに関しては……ハンセンVSアルバレスもったいないなあ、とか。ブスカベ勝たねえかな、とか。何か日本人を誰一人応援する気がなくなってきたねえ。
青木とカルバンの勝者が永田と中12日で激突……というのが問題視されているが、個人的にあまり気にしてない。この試合だけ6月にずらせばすむことだろう。そうすれば次の決勝まで中一か月あるし、多少はましだ。それでも間隔短いし不公平感はあるが、どうせここまでぐだぐだなんだから、それで済んだら御の字じゃないかね。MARSなんかじゃ良くあることですよ(笑)。主催者もそれぐらいのことは考えてるんじゃないか。しかし青木が切れてるところを見ると、ろくに考えてないか考えててもコミニュケーションが取れてない感じはありますねえ。本来、競技の進行にコミニュケーションが必要とかありえねえんだけどね(笑)。

いや〜とにかくひどい。オレが見にいく予定の決勝の頃には、いったい誰が残ってるのかな?


2008/4/29『DREAM』ミドル級GP 3カード決定

青木VSカルバンの裁定は、たぶんライト級GP次戦の三日前ぐらいにならないと決まらないんじゃないか、と思われてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、ミドル級GPのカードが発表されましたが……あれ? 桜庭出るの?

▼ミドル級GP 一回戦
桜庭和志(Laughter7)
VS
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館ブラジル支部)

▼ミドル級GP 一回戦
田村潔司(U-FILE CAMP.com)
VS
船木誠勝(ARMS)

▼ミドル級GP 一回戦
デニス・カーン(韓国/アメリカン・トップチーム)
VS
ゲガール・ムサシ(オランダ/レッドデビル・インターナショナル)

人気blogランキング 参加しています。
よろしければ御協力下さい。

http://www.boutreview.com/data/news05/080429dream.html

……なんだこりゃ? また解釈に困ることをしてくれるなあ。記者会見という場でこういう寸劇をやる、というのは、実際は内定が取れていて桜庭というキャラクターのカラーを出すために、話題づくりでお遊びでやってる……と思いたいんだけどなあ……。
ほんとは桜庭はいやなんだけど、なんだかんだ言って一昨年のGPも秋山戦も受けた前歴からして、今回もしぶしぶながらOKした上で、アングルとして「僕はいやでした」という意味の自己主張をしている。そういうことなら別にいいんだが、この会見の内容が「ガチ」ならひでえ話だ。

桜庭のトーナメント出場の是非に関しては、個人的には「出なくてもいい」という見方をしている。ただ、イベントが桜庭の階級でトーナメントという形を主軸に据えていくなら、ワンマッチの存在意義は薄れる。よほどテーマのある試合、対戦相手がいない限り、ストーリーラインの中心になるトーナメントを拒否するということは、干されてもやむなし、ということと同義であるべきだろう。
桜庭というレジェンドは、あまり過酷なステージで若手相手に凌ぎを削る必要などない……なるほど、もっともな意見だと思うが、それは「試合をしなくてもいい」という立ち位置と、もはやさほど変わらないような気がする。

しかしせっかくトーナメントに出ても、相手が総合初戦の空手家というのもね……。出る以上は緊張感のある相手に対し、等身大の実力を発揮してもらいたいところなのだが……。しかしトーナメントが進めばどうなるのだろう? 秋山は当然、避けるとしても、等身大の相手がいなくて仕方なくアローナを当てたらえらいことになったあの試合を思い出すなあ。柴田、船木と危なげなく捌いたが、やっぱり頭に一発食らったらどうなの?というリスクは今でも大きいのではないか。

田村は船木と……これは結構等身大かも……と言ったら田村に悪いか? 打撃で圧勝出来ると思うが、船木が殴り合ってくれば手こずるかも? でも他の相手だったら受けなかったのかなあ。

カーンVSムサシはPがまだあったら実現してただろうカードですな。ムサシが郷野に敗れてのち、どれだけ成長しているか。そしてカーンは韓国での悪夢を払拭できているか。これは普通に楽しみ。

他の参戦メンバーがわからんが、やはり最注目は秋山の相手か。マヌーフは回避っぽいが、噂どおり強豪が揃いそうなら楽しみだ。


2008/3/15『DREAM』ライト級GP 試合感想
おなじみ地上波観戦。
そこにあった現実とは?


▼ライト級GP 1回戦
朴 光哲(日本/KRAZY BEE)
VS
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントラインアカデミー)

左が伸びて吹っ飛んでいく朴。ハンセンつええ〜。ダウンしたとこを寝技に持っていき、ポジショニングで翻弄。朴も粘るが、ポジションを取りかえせずにポイントでは圧倒される。
ちょっと実力差あったな〜。2ラウンド、あきらめずに打撃勝負を挑むも、吹っ飛ぶのはやっぱり朴。
北欧の処刑人、判定ながら完全勝利。こんなきれいなパンチ打ってたっけ?


▼ウェルター級戦
桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
VS
門馬秀貴(和術慧舟會A-3)

おまけ試合なのに放送か。プレッシャーをかけるマッハだが、門馬もわりと余裕があり、ジャブを突いて盛りかえす。が、プレッシャーを強めたマッハサンがカウンターパンチをラリアット気味に叩き込み、モン様は力なく横を向いてダウン! パウンド連打で一気に決めた。
しかしこの階級はこれから誰が出てくるんだろう。

パフォーマンスで無駄に時間取った素人いじめは割愛。


▼ライト級GP 1回戦
川尻達也(日本/T-BLOOD)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)

マンバ久しぶり! 相変わらずごつごつの川尻と、長身のマンバ。初弾の膝を組み止めて倒しにかかる川尻だが、マンバは腰強い。ま〜でもタックルしてんのは所じゃないんだから、その内に倒れるでしょうと思ってたら、なかなか倒れない。そんなこんなで5分経過、もうこれでマンバ善戦決定。

TK
「(テイクダウン狙いの)川尻、これ疲れますよ」

KID
「(タックル切ってる)マンバは疲れないですね」

須藤元気も加えて、高阪解説を軸に、二人が補足するスタイルが、妙に噛み合う。中井さんはお払い箱か、と思ったが、考えてみれば今日は青木のセコンドか。
閑話休題。サイドまでポジションを取って極めを狙う川尻だが、マンバががっちり防御。パウンドも打たせてもらえない。2ラウンドも同じ展開が続く。スタミナ消耗しながら押さえ切った川尻、打撃でもクリーンヒットというほどの一発はもらわず、判定で完勝。しかしマンバはさばさばしつつ、もう2ラウンドぐらいやれそうな顔。寝技も極まりそうなのさえ無理矢理ほどいてしまったし、所が殺されるわけだ。
野球で言うと地味〜な投手戦という感じで、個人的には解説聞きながらじっくり見られて楽しかったが、盛り上がりには欠けたか。KIDさんの「パンチのススメ」や、元気の「ここ逃がしたくないですね」という勝負勘の部分など、それぞれ実感がこもり、面白い。川尻は納得いかん様子だが、トーナメントで勝ちに行く試合としては上出来じゃないか? マンバはまた呼んでほしい。


▼ライト級GP 1回戦
アンドレ・ジダ(ブラジル/Universidade Da Luta(U.D.L))
VS
エディ・アルバレス(アメリカ/Fight Factory)

大振りパンチで飛び込んで、次いでショートフックも振るジダ。アルバレスもパンチで応戦しつつ、テイクダウンを狙う。しかし立ち上がったジダがなおもパンチを当てて、アルバレスをぐらつかせる。やっべ、一発当たったら意識ごと飛んでいきそう。テイクダウン狙いで逃れるアルバレス。
しかしここまではジダと思ったんだが……回復したアルバレスが、自分のショートのパンチの距離に詰め、ジダの大振りよりも一瞬早くパンチを合わせるように。ジダもちょっとあれ?と思ったんじゃないか? パンチの距離が合ったところで俄然テイクダウンも取りやすくなり、簡単に倒しまくってパウンドの雨あられ! これはカルバンがジダに一発もらいながらも引っくり返した展開と似てきた……と思ってたら、動きの止まってきたジダはそのままめった打ち! アルバレス圧勝!
ええ〜、ブラジル時代は終わり、これが総合格闘技大国アメリカの「今ここにある現実」という奴ですか、もしかして。戦極で大して強そうに見えなかったニック・トンプソンがこれに勝ってるというのが信じられんね。
何にせよ、これはちょっと面白くなってきた。次は川尻戦とか見たいな。


▼ライト級GP 1回戦
宮田和幸(日本/フリー)
VS
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

▼ライト級GP 1回戦
永田克彦(日本/新日本プロレスNEW JAPAN FACTORY)
VS
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)

▼ライト級GP 1回戦
石田光洋(日本/T-BLOOD)
VS
チョン・ブギョン(韓国)

「オレたちアマレスラー」、試合は上取って判定待ち、いや決して待ってるわけじゃないんですけど、極める関節も倒す打撃も持ってませんから、こういうアマチュアイズム溢れる戦いになります。
いやね、実際に試合見たらブギョンの下からの攻めを凌いだり、ウマのパンチをかわしたり、それなりに見せ場があったのかもしらんが、全てをカットされてしまってはそのわずかなアピールポイントさえも消失。まあ正直川尻も似たような戦いだったし、気の毒と言えば気の毒か……。
あっさり一本とった若い方のブスは、まったく期待されてなくてもっと気の毒だが。次は石田VS永田でとりあえずどっちかに消えてもらうしかない。


▼ライト級GP 1回戦
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
VS
青木真也(日本/パラエストラ東京)

ここに総合格闘技の未来が!
……ま、こんなこともありますよ。飛びつき、引き込みを狙う青木に、カルバンは一切つき合わずに、パウンドも派手に狙わない。静かな攻防の中、タックル気味に脚を狙いにいき、青木がカルバンをコーナーに詰める。肩口に肘を落とすカルバン。当たりどころが悪かったか、力なくうずくまる青木。あれ、頭に当たったか? VTRでは後頭部には当たっていない。
首筋の延髄の辺りを直撃したようで、青木は片腕が麻痺。

「ど〜も〜、山田ケイジですう」
「大川レイジで〜す」
「二人あわせてケイジレイジです〜」

「すでにリングでさえないですけど、ええんですかね、大川さん」
「ええんちゃう? リングでもケイジでもどっちにもふらふら出てる選手、いっぱいおるがな」

「あ〜青木、ドクターストップなりましたよ。これは肘打ち叩き込んだカルバンの反則負けですかね」
「そうやろ? あんなとこに肘落としまくったら、そりゃ延髄にも当たるよ」
「あ、でも偶発的な事故やからノーコンテスト言うてますよ」
「ええ〜、それはおかしいんちゃうん?」
「これはつまり、判例どおりということなんちゃいますかね、ほら、秋山と三崎の」
「ああ、顔面蹴りは反則やけど、結果はノーコンテストにするっていうあれね。でもね、これトーナメントやで? そんな玉虫色解釈しても、なんの解決にもならへんよ。すぱっと決めてまわんと」
「ノーコンテストということは、試合としての成績にはならんけど、続行可能のカルバンの次戦進出ですかね……あれ? 主催者預かり言うてますね」

「うーん、結局推薦枠残ってるわけやから、一試合空いてるわけよね。普通に考えればそこに宇野をねじこむはずやってんやろうけど、なまじ枠一個残ってるから、主催者が色気だしたね、これは」
「でも、あまりにしようもない結末ですよね、これ。ファンはやっぱり完全決着見たいんちゃいます?」

「そりゃオレかて見たいけど、再戦したところでまたアクシデントなる可能性は捨てられへんわけよ。次でカルバンの神経麻痺してみ? 決勝はどうなるん? どうせどっちかはここで消えるはずやってんから、トーナメントルールに乗っ取って片方は切り捨てるべきちゃうかな。結局視聴率やらなんやらで、宇野入れんのかこれ引っ張るんか天秤にかけるわけやろ? どうせファンの期待とか度外視なとこで決まるんやろうから、それよりは競技としてすぱっと決めてもらったほうが納得いくんとちゃう?」

「でも、そうなると再戦は……」
「年末か、来年か……でもな、今日のここまでの展開で、なんか未知数なこと起きるような気がしたか? 僕たち噛み合いませんね……無理にいかんとこ……のまま終わったし、二回ケチついた時点で、もう興味薄れてきたな。また次の大会でもこのカードメインにされたら、ほとんど二度売りちゃう? 再戦は残した方が優勝してからでもええわあ。優勝候補対決言うて煽ってんから、優勝せえへんかったらそこまでやし」

……と大川レイジは言うわけですけど、まさにぐだぐだの極み。一回戦終わったのに、ファンには次の組み合わせを考える楽しみさえ与えられない。HEROSアイドル路線は健在。人気と数字がすべてを決定する。競技の結果を主催者が決めるって笑うしかない。


ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
VS
水野竜也(U-FILE CAMP)

体重差6キロだが、それ以上にパワーの差がありあり。水野が無駄に回った時点で、なけなしの期待も消失。UFCじゃ妙にでかいのを当てられて潰されたミルコさんだったが、日本のリングは底抜けにぬるい。

うーん、試合が面白ければいいや、と思っていたんだが、試合内容がこけると余計に運営のダメっぷりが目に付くな。噛ませ当てての印象操作とか、「山」さえ描けないトーナメントとか、これじゃガチンコの面白さが減っていく一方。でもなあ、現実が時につまらない、悲しいのは仕方ないこと。世の中、いいことばかりじゃない。つまらない興行だってある。でもそれを「夢」とかなんとかいって毎回面白いものに仕立てあげなければならないと思い込んでる主催者の追いつめられっぷり、焦りっぷりに、余計に危機感を覚える。
青木の言う「化学反応」が今回は悪い方向に出たけど、もっと爆発的ないい結果を生む時だってある。格闘技というスポーツにはそれだけの力があるはずなんだから、もっとそれを信じてほしい。


2008/3/15『DREAM』ライト級GP 追加カード
ようやくミルコさんのカードが決定。ミノワマンは未定。

<追加対戦カード>

ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
VS
水野竜也(U-FILE CAMP)

<決定対戦カード>

▼ライト級GP 1回戦
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
VS
青木真也(日本/パラエストラ東京)

▼ライト級GP 1回戦
川尻達也(日本/T-BLOOD)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)

▼ライト級GP 1回戦
宮田和幸(日本/フリー)
VS
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

▼ライト級GP 1回戦
朴 光哲(日本/KRAZY BEE)
VS
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントラインアカデミー)

▼ライト級GP 1回戦
アンドレ・ジダ(ブラジル/Universidade Da Luta(U.D.L))
VS
エディ・アルバレス(アメリカ/Fight Factory)

▼ライト級GP 1回戦
永田克彦(日本/新日本プロレスNEW JAPAN FACTORY)
VS
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)

▼ライト級GP 1回戦
石田光洋(日本/T-BLOOD)
VS
チョン・ブギョン(韓国)

▼ウェルター級戦
桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
VS
門馬秀貴(和術慧舟會A-3)

<参戦決定選手>
ミノワマン(日本/フリー)


結局のところ、大晦日の時点では何も決まっておらず、そこから調整を開始した新イベントを、新コンセプトで開催というのは、無理があったということに尽きる。
HEROS路線の主役であったKID、所を弾き出し、旧武士道の主力と、カルバン以下HEROSの実力者を集めてGPというのは、机上のコンセプトとしては可能だったはずだ。頭数16人? 総合ファンなら簡単にメンバーを想起でき、組み合わせを考えただけでわくわくした。しかしながら、実際は宇野、シャオリンというベスト4クラスの欠場と、メレンデスの「ホーム」である海外のリング優先という事態に陥ってしまった。
昨年の怪我を引きずってるから欠場は仕方ない……それは甘すぎる。昨年の怪我だからこそ、主力級がこの時期のイベントを回避する、というのは予想できるはず。それなのに、なぜ宇野が出ることを前提にしたGPの参加メンバーを発表したのか。
そして、メレンデスという海外でタイトルを持っている選手を、勝ち進めば長期に渡って拘束しなければならなくなるGPにエントリーすることに、そもそもなんらかの成算があったのか。

GPという企画は、まずオールスターと呼べるだけのメンバーを最初に揃えて見せることに意味がある。ワンマッチならば、主力を入れ替えながらまわしていけばいいが、GPでは誰か一人欠けただけで大きな欠落感をもたらす。特に代役の効かない存在ならばなおさらだ。GPで選手を揃えるのに必須なのは、3〜7月、最低五か月に渡るスケジュールの管理と、長期複数試合の契約。発足間もないイベントにそれは不可能だった……と、このカードを見れば歎息せざるをえない。

PRIDE幻の企画「ライト級GP」を新天地で開催、というのは確かに惹かれるプランだった。しかもHEROS主力が加わっている。面白くないわけがない。だが、PRIDE系だけでも五味は去り、メレンデスまで欠く始末。代役は永田弟など、しょぼくなる一方。今年のMAXもそうだが、GP開幕戦というイベントの本来のコンセプト「オールスター」を意図的、結果的にせよ捨てる傾向が最近強い。

簡単に結論付けてしまうと、16人というメンバーを集めるだけの資金力と求心力が、今だDREAMというイベントにはないということになる。母体であるFEGの資金力は視聴率の低下、スポンサー離れなどを見ても間違いなく落ちているだろうし、アメリカのイベントのUFCのみに留まらぬ総合シーンの急成長は、ついにタイトル一個持っていれば長々とGPに出る必要性がないだけの名誉と金をメレンデスに与えてしまった。

結局、ひねりだしたのはおなじみ「推薦枠」。かつて須藤元気、宇野をばたばたとシードにして失笑を買ったのと同じ状況である。しかしこれは、苦肉の策なのか? 本当ならば、こういう事態は予想できて然るべきではなかったのか?
この状況で、どうして16人トーナメントなど企画したのか、今から考えてみると不思議である。
イベントというものを構想するに当たって、手持ちのカードを考慮するのは当然のことだろう。契約してるこれだけの選手がいて、スケジュールはこれだけの期間に何大会で計何試合。だが、最初の「手持ち」に取らぬ狸のなんとやらが混じってはその計算も立ちいかなくなる。甘かった、希望的観測だった……。
しかし、もう一つの観測として、まず「16人トーナメント」という企画があったのではないか、という想定も捨てきれない。決定事項としてGPがあり、選手は後から集めよう、いくらでも集まってくるだろう、という甘い観測があったのではないか。似ているようで、これは先の観測とは全く異なる。これは、「出たい選手」がいくらでもいたバブル期の発想だ。その感覚が運営側から未だに抜けていないとしたら……? 誇大妄想でしかない「参戦予定選手」「コンセプト」だけが先行して発表され、期待感だけを煽った挙げ句に、格好だけはそう取り繕おうとした中途半端なイベントが行われる、このスパイラルが延々と繰り返されることになる。

タイトルはDREAMだが、見えてくるものは現実だけだ。
しかし……現実の何が悪いのだろう。8人トーナメントならば贅沢すぎるぐらいのメンバーだし、ワンマッチとしては良さそうなカードが揃っている。青木VSカルバンなど、「一回戦」ではおかしいぐらい旬なカードではないか。その手持ちの駒を軸にして最大限に活かして、ワンマッチ興行にすればよかったではないか。PRIDEとHEROSの対抗戦、というテーマはその中でも十分に実現できる。
出来上がってくるイベントは、十分に満足のいくものになるはずなのだ。なのに、この始まる前のぐだぐだっぷりがそれにケチをつけている。
それなのにGPという形式に固執したわけは……やっぱ夢見過ぎなのかねえ……誰もが……。

そしてミルコさんの対戦相手も、まったく同じ文脈で読み取れる。連敗でリアルに商品価値の下落したミルコは、未だにハイリスクとは思われながらも、勝ってもローリターン、少なくともかつての価値はないと相手から読まれているわけだ。少ない準備期間でこれをやりたがるのは、無名選手だけ、という現実だ。この試合における興味は、ミルコは未だに「ハイリスク」か?というところ。無名の日本人に対して、万が一もたつくことがあれば……もはやトップに返り咲くことはないだろう。
ミルコという名前に託された夢はすでに砕け、あるのは追い詰められた一選手であるという現実だけだ。

3月15日は、よほどのことがない限り普通に面白いイベントになる。それはわかっている。だからこそ、それを誇大妄想で煽り立てるのはもうやめろ。それを夢と呼ぶならば、そんなものはいらない。現実でたくさんだ。


2008/3/15『DREAM』ライト級GP 3カード追加
ライト級GP開幕戦の3カードが決定。

<追加対戦カード>

▼ライト級GP 1回戦
川尻達也(日本/T-BLOOD)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)

▼ライト級GP 1回戦
宮田和幸(日本/フリー)
VS
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

▼ライト級GP 1回戦
朴光哲(日本/KRAZY BEE)
VS
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントラインアカデミー)

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かつての「武士道」っぽい発想というか、日本人を主軸にしていくために、外国人との対決を中心に組み、敢えて人気選手同士は当てないでおいた、良くも悪くも「開幕戦」というカード。
これにPRIDE対HEROSという構図が加わるものの、その代表的な選手同士の対決は、今のところカルバンVS青木しかないだけに、やや物足りない。青木だって王者というわけではない。
あまりこういう過去のイベントに囚われたカビの生えたような見方ばかりしても仕方ない、新しいイベントでの横一線のスタート、という風に割り切って見られたらいいのだが、色々と政治的なごたごた、両イベントの対立の構図などを見てきただけに、いきなり頭も切り替えられない。

なんとなく、「勝ち残ってほしい選手」が見えるのも、この手の興行……要は客商売の常。最近、テレビ主導とか何とかいってTBSやフジの意向に縛られたイベントを批判、あるいは擁護する向きもあるが、テレビがなければ動員が重要視され、動員のためには人気選手が勝ち残る仕組みは絶対に必要。結局、移り気な客をつなぎ止めるためには、最大公約数的に人気のある選手を中心にやっていかざるをえない……。それはK-1だろうが全日本キックだろうが、トーナメントをやる以上はどうしてもはまる流れでしかない。そこを敢えて抽選でやってぐだぐだになった興行も、最近ありましたねえ。

それが「開幕戦」……なんだが、ここを一発のパンチで引っくり返して見せる可能性があるのが、「格闘技」の素晴らしいとこなんですねえ。カードを見て、あ、噛ませか……と嘆息させるような選手が、驚くべき進化を遂げ、ビッグネームを食らい尽くす。そういった瞬間に期待してやまない。
好みとしては、実力的に無理だろ、と思われる選手に、無理な味付けをして「もしや?」の期待感を持たせる手法は好きではない。ズールやジャイシルをGPにねじ込んだ、脂身だけのステーキを高価な値段で売るようなやり方だ。それよりは「開幕戦だから、こんなカードで勘弁ね」と正直に言っておいてくれた方がいい。そこで勝って自らの価値を高められるかどうかは、選手次第……。それでいいではないか。

そう考えると、川尻は少々リスキー。宮田は絶対に負けられないが知名度以上に危険な相手。朴は厳しいものの勝てば一気に評価が上がる相手。ということで、それなりに見どころもある。選手の頑張り次第で、勢力図は大きく変わる。そこらへんは楽しみだ。
もっとも、ルールはともかく、レフェリングで一方が優遇されるような流れだけは、もうご勘弁……と一言付け加えておこう。

さて、残りのメンツは、

石田光洋(日本/T-BLOOD)
アンドレ・ジダ(ブラジル)
宇野薫(日本/和術慧舟會東京本部)
チョン・ブギョン(韓国)
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)
ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイトチーム)

で、あと二人。かつての桜庭のような、「勝ってもらわないと困る」ような選手もいないし、ここからもどんなカードでも組めそうだ。「日本人対決も1カード」という頼もしい言葉も飛び出したことで、素直に期待したい。今のところ、残り4人がHEROS系ということで、あと二人PRIDE系から出てくるのか、どっちでもない選手もありか。所にこういう舞台に出てくる闘志があるか、注目したいところだが、もう無理か? テレビ的には欲しい選手だろうが……。


さらばHERO'S、新イベント「DREAM」旗揚げ [DREAM雑感 ]

日本の格闘技を継承せよ! ……違った、これは戦極でした。
噂どおり、大連立が新イベントを立ち上げ。
第一弾は、あの幻の企画「ライト級GP」からスタート!

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主立った選手こそ揃って移籍するようだが、HERO'Sブランドはタイトルや階級も含めて完全解体。谷Pもプロデュースのみで運営からは退く。

主な開催地はたまアリで、

3月15日(土)
HEIWA DREAM.1ライト級グランプリ2008開幕戦
さいたまスーパーアリーナ
4月29日(火・祝)
OLYMPIA DREAM.2ミドル級グランプリ2008開幕戦
さいたまスーパーアリーナ
5月11日(日)
HEIWA DREAM.3ライト級グランプリ2nd ROUND
さいたまスーパーアリーナ
6月中旬
OLYMPIA DREAM.4ミドル級グランプリ2nd ROUND
韓国or横浜アリーナ
7月21日
(月・祝)
HEIWA DREAM.5ライト級グランプリ決勝戦
大阪城ホール
9月下旬
OLYMPIA DREAM.6ミドル級グランプリ決勝戦
さいたまスーパーアリーナ

年六回の開催を予定。階級は、

ライト級 [LIGHT WEIGHT]
70kg未満

ウェルター級 [WELTER WEIGHT]
76kg未満

ミドル級 [MIDDLE WEIGHT]
84kg未満

ライトヘビー級 [LIGHT HEAVY WEIGHT]
93kg未満

ヘビー級 [HEAVY WEIGHT]
93kg以上

階級は折衷され、HEROSミドル=DREAMライト、同ライトヘビー=同ミドルと変わり、こちらは旧PRIDEとは違う名称に。トーナメントの企画自体はHEROSが毎年行っていたトーナメントを踏襲。
がらっと変わったようでいて、両者の企画が上手く融合していて、分かりにくさはまったくないし、去年までのストーリーがダイレクトにつながる。なかなかいい感じ。

ライト級GPは1カードのみが決定し、

「HEIWA DREAM.1 ライト級GP2008 開幕戦」
2008年3月15日(土)埼玉・さいたまスーパーアリーナ

<決定対戦カード>

▼ライト級GP 1回戦
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
VS
青木真也(日本/パラエストラ東京)

<ライト級GP出場予定選手>
川尻達也(日本/T-BLOOD)
石田光洋(日本/T-BLOOD)
アンドレ・ジダ(ブラジル)
宇野薫(日本/和術慧舟會東京本部)
チョン・ブギョン(韓国)
宮田和幸(日本/フリー)
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントラインアカデミー)
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)
ギルバート・メレンデス(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイトチーム)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
朴光哲(日本/KRAZY BEE)
他、計16名

13名の参加選手が決定。ここにない名前だと、あとはシャオリン、マンバぐらいか。永田さんや所、北岡の入り込む隙間は、もはやないように思える。一回戦はHEROSと旧PRIDEの対抗戦のような形式になるか?

ミドル級もトーナメントということで、秋山やカーン、マヌーフ、ドンシクあたりは固いところで、あまりメンバーは変わらなさそう。桜庭、船木、田村、ミノワマンなど、トーナメントでは使いづらい、使ってもしようがない選手が多いところが難点だが、そこは味付け次第か。

そして76キロ級を新設……これでマルセロの試合が見られるぞ(笑)。

ヘビー級は、UFCで大恥をかいたミルコさんが戻ってきてしまった。また日本人いじめでもするか、とりあえずズール戦でもやって盛り上げるか。かつてあれほどこだわったリベンジにも関心を示さず、ギャラダウンを嫌がって勝てそうなところに戻ってきたあたり、もう闘志がないのでは。ハリトーノフ戦をクリアして、ヒョードルにつなげられたら御の字だろうが、もはや皇帝に対して勝ち目はないような気がする。
しかしヘビー級のタイトルは、「人類最強」云々という幻想でしかない概念をもてあそぶための装置としても、やはり必要だわなあ。

これで旧PRIDEの主力外国人はUFC、主力日本人は戦極、残りはだいたいDREAMへ、ということで、フジテレビ撤退から続いてきたPRIDE狂想曲も、ようやく終演を迎えたかのように感じられる。
しかしミルコの帰還に伴う契約の問題や、ここ数日の戦極との会見のぶつけ合いを見るにつけ、実のところ、金で選手を奪い合い、お互いにモラルがどうのとジョークだのとののしりあう構図は、当事者が移動しただけで何一つ変わっていないのではないか。
DREAM目線で見るなら、UFCのことには触れず「どうせジョークですから」と何でも言っておいて、自イベントの充実に力を尽くすのが吉だろう。リングとケージは違う競技、強さは単純に比べられない、こちらはこちら……それでいいんではないか。変に「人類最強」とかまたぶちあげても、ステージの違い一つでひっくり返る程度のものだということを、皆知ってしまったのだから。イベントに集中し、いい試合をどんどんやって、内部の熱を高めていくのが一番だろう。
戦極に関しては別項で触れたいが、幹はあっても枝葉がない、というのが第一回イベントを見ての印象。こういう団体がじり貧になって消えていくのか、しぶとく生き残っていくのか、どのみち地上波がつかなければ、その幹もやせ細っていくばかりではないかと思うが……。五味とジョシュは持っていかれたが、あまり気にすることもなかろう。
何にせよ、本当に総合を盛り上げたいなら、下らないののしりあいはやめて、いいものを作ることに専念してほしい。ダナや谷P、前田、佐藤大輔、どいつにもうんざりだ。それに迎合して騒ぐ人間、盲信する人間はそれ以下だ。単純に楽しみにできる環境を取り戻してほしい。

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