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過去ログ HEROSその3

2007/7/16 HERO'Sミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦 試合感想

サプライズばかりが話題になってるが、今回はどの試合もまずまず楽しみ。
さて、トーナメントの次戦に駒を進めたのは?

 

▼第1試合 スーパーファイト HERO'Sルール 5分3R 70kg契約
勝村周一朗(日本/勝村道場)68.0kg
VS
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ(ブラジル/ワールド・ファイト・センター)69.7kg

全然形になってないパンチと蹴りで牽制する勝村。こりゃ飛び込まれたらしまいじゃないの……。ペケーニョはパンチで距離を詰めるが、勝村は下がって距離を取る。一度は引き込む場面もあったが、ラバーガードからは仕掛けきれず。
2ラウンド、同じ展開が続き……と思ったら、今度はパンチが当たってしまい、勝村は棒っ切れのようにダウン! そのままパウンドラッシュでストップ!
ロープに沿って回らずに下がったのが敗因とも言えるが、突き詰めれば勝村の逃げ腰ファイトが、結局はこういう結末を招く、ということではないかね。距離を取りたいのは分かるが、その後の展開が何も想像できず、勝つ気があるようには見えなかった。もう呼ばなくていいんじゃないか。


▼第2試合 スーパーファイト HERO'Sルール 5分3R 70kg契約
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)68.9kg
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)70.5kg→再計量

噂のウマハノフということでワクワクしてたのだが……このノーガードは駄目だろ……。急なオファーということでもあり、どこまでコンディションを作れていたのかわからないが、一発もらった後は面白いようにパンチを浴び、試合終了。ケージフォースに無駄な嫌がらせをしてしまったな。
「ジダ」の逸話はなかなか良かった。


▼第3試合 スーパーファイト HERO'Sルール 1R10分・2R5分 90kg契約
柴田勝頼(日本/ARMS)82.1kg
VS
ハレック・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術アカデミー)※遅刻

おお〜これが新世代グレイシーか。しかし試合始まったらホイラーと同じスタイル。足あげながら距離つめる動きが面白い。柴田はパンチ勝負……なんだが、パンチしか練習してないんじゃないか。
マウント取ったハレックをシザースで返そうとする柴田だが、読まれている。ハレックは慎重に腕十時を極めて終了。
ハレックは総合デビューだそうだが、初戦がプロレスラーというのは育てるマッチメイクで良かったですねえ(笑)。


▼第4試合 HERO'S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント1回戦 5分3R
宮田和幸(日本/フリー)70.0kg
VS
ビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノヴァウニオン)70.2→再計量

序盤、打撃の攻防。宮田はハイキックもスムーズに出て、進歩の跡をうかがわせる。しかしシャオリンは減量に相当苦しんだらしいのだが、どう見ても絶好調なのが不気味だ。打撃では若干宮田が手を出してる感じ。
しかし2ラウンド、テイクダウンしたシャオリンがサイドから電光石火の肩固め! 宮田タップ。
つ、強え〜。あっと思った時には極まっていた。これは手が付けられんよ。カルバン、ジダとの激突が早く見たいな。


▼第5試合 HERO'S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント1回戦 5分3R
所 英男(日本/チームゼスト/ZST GT-F王者)70.0kg
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)69.8kg

フリーターを脱し専業ファイターになった所に対し、未だに本業と二足の草鞋を履くマンバが挑むという構図……あれ?
今やプチセレブとなった所に対するマンバの執念は凄まじいものがあった。
最初のタックルが中途半端な形になったのが逆に幸いし、毒蛇必殺の膝は空振り。足を取ってドサマギでテイクダウンする所。足関節を狙う。これは優勢かと思いきや、マンバは立ち上がろうとしつつも上になり、パウンドを落とす。さらにバックに回って、所の胴体を両足で完全にフック。所は身体を起こして背後からのパウンドを防ぐのが精いっぱい。なんとかガードに戻すも、上になったマンバはリーチを生かして所の顔面にパンチを延ばし、ボディにも肘を突き刺す。
顔を隠して横を向いた所は戦意を喪失したか、パウンドを浴び続ける。たまらずレフェリーが試合を止めた。
いやはや、去年はアンラッキーと言えたかもしれないが、今回は完全なる惨敗。スピードでもせいぜい互角で、パワー、リーチ、打撃のスキルで負けていて、おまけに寝技でここまで差を縮められていたら、もはや勝機はなかった。
谷Pが「あとちょっとでラウンド終了だったんですけど」と言っていたが、たっぷり10秒は残ってたぞ。あと10秒あの調子でもらってたら、えらいことになったと思うが……。


▼第6試合 HERO'S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント1回戦 5分3R
宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)70.0kg
VS
永田克彦(日本/新日本プロレス)69.8kg

テレビではこれがメイン。
打撃勝負に出る宇野が寝技に持ち込ませず完勝。永田は打撃での応戦は悪くなかったが、後が続かず。
最初は良かったが、あまりに同じ展開が続くんでだれた。宇野も決定力がないなあ。


▼セミファイナル 第7試合 スーパーファイト HERO'Sルール 1R10分・2R5分 87kg契約
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)85.9kg
VS
ベルナール・アッカ(コートジボアール/フリー)86.2kg

これはアッカは殺されるね、と思ってた。マヌーフは過密スケジュールも何のその、絶好調。アッカは取りあえず組んで打撃戦を避ける作戦だが、ちょっとしたパンチの交錯でも、すでにマヌーフのクロスの正確さはやばすぎる。一発目に入ったあたりで勝負あり、その後の突き放してのラッシュでふっ飛ぶアッカ、追い打ちに行こうとしたマヌーフを和田レフェリーが弾丸タックルで止めて勝負あり!
いや〜PRIDEでは絶対にあり得ないナイスレフェリーストップに、鳥肌立った! アッカは頑張ったけど、相手が悪すぎたなあ。


▼メインイベント 第8試合 スーパーファイト HERO'Sルール1R10分・2R5分 85kg契約
田村潔司(日本/U-FILE CAMP)84.7kg
VS
金 泰泳(日本/正道会館)85.0kg

打撃の打ち合い、田村タックル、立つ金、この繰り返し。田村さんの総合用の打撃は決して金にも引けをとっていなかったが、技術はともかく重さは違ったか。ローはかなり効いてたし、逆に金は田村のローをカットもせずに平然と受けていた。もう少ししつこく寝技で攻められたら、田村ももっと優位に立てたと思うんだが……。大晦日のミノワマンいじめみたいな緊張感のない試合をしてたつけが、今回等身大の相手との接戦を通じてついに回ってきたということか。金の対応度もかなりのものだと思うが、それでも総合3戦目の選手に敗れてはPRIDEの田村の名が泣くぞ。
延長なんて時間短いんだから、上取った方が有利に決まってるんだが、田村さんはそんな余力もなかったか。
これで秋山戦も白紙かな?

実にリアリティの溢れる結末ばかりで、個人的には満足。ヘビー級のぐだぐだ試合がなかったことで、内容も締まったと思うし、良かったんじゃないか。サプライズは船木復帰だそうで、これは逆に予想もしてなかったわ(笑)。KIDぐらいは来るかと思ったんだけど。
ミドル級トーナメント、次戦はカルバンVSマンバ、シャオリンVS宇野が見たいなあ。秋山の相手はいなくなってしまったので、復帰はなしということで。
2007/7/16 HERO'Sミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦 田村参戦


ふわ〜、噂にはなってましたが、噂で終わるかと思ってました。だって谷P、フカシ多かったやん。
しかし結局、一年前にはなんかの冗談でしかなかった話が本当になるんだから、時代は動いてますねえ。

▼スーパーファイト HERO'Sルール1R10分、2R5分
田村潔司(日本/U-FILE CAMP)
VS
金 泰泳(日本/正道会館)

瀧本ならば打撃で翻弄できたが、そういう意味では金というのはちょいとやっかいな相手。寝技への対応もそこそこ出来ているようだし、田村にしてみればわりとハイリスクな相手では。当然、ここをクリアしての秋山戦が期待されているわけだが、そう上手くいくかな。石澤戦ぐらいの方が無難だったのでは(田村VSカシンだってよ、マジでありえん)。

谷Pはこれ以外にもサプライズを予告ということだが、まずはアリスターが来日しようとしているそうな。プライドミドルでは5〜6番手というところだったが、HEROSヘビーではどこまでいけるかな? おなじくオランダ組ということで、アイブルも参戦なるかどうか。
噂では五味参戦なども出ているが、シウバだジャクソンだと言ってて実は桜庭だった去年のことを考えると、なんかびっくりするようなことも期待してしまうね。もちろん、五味でも充分驚くんだが。五味参戦というのは、早速始めようという70キロトーナメントの価値を大きく下げるしなあ。
他に実際問題あり得そうで出てきて驚くと言えば、吉田(中村、瀧本)かハントぐらいか。日本人では郷野とか青木とか川尻とか、あらゆる意味で路線が違うし(笑)。これで中邑が柴田戦をアピールだったら、かなり笑う。

いつもの谷Pの口だけサプライズも、田村参戦で大きく現実味を帯びただけに、当日に期待したい。


2007/7/16 HERO'Sミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦 追加カード

気が付けば40000ヒット。皆様、いつもありがとうございます。

さて、ミドル級トーナメントは壮絶な潰し合いに。


▼HERO'S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント1回戦 5分3R
宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)
VS
永田克彦(日本/新日本プロレス)

▼HERO'S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント1回戦 5分3R
所 英男(日本/チームゼスト/ZST GT-F王者)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)

▼HERO'S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント1回戦 5分3R
宮田和幸(日本/フリー)
VS
ビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノヴァウニオン)

▼HERO'S2007 ミドル級世界王者決定トーナメント1回戦 5分3R
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム/HERO'S2006ミドル級王者)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

▼スーパーファイト
勝村周一朗(日本/勝村道場)
VS
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ(ブラジル/ワールド・ファイト・センター)

▼スーパーファイト
柴田勝頼(日本/ARMS)
VS
ハレック・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術アカデミー)

▼スーパーファイト
ユン・ドンシク(韓国/フリー)
VS
ベルナール・アッカ(コートジボアール/フリー)

トーナメントがいきなりバチバチの潰しあいに。特に、カルバンVSジダは楽しみ。ATTとCBの凄まじいどつきあいに期待だ。ただ、魔裟斗戦のダメージがなあ。ダウンはしてないと言っても、ちょっとした反応が鈍っているところにオープンフィンガーで一発もらったらどうなるか、心配だ。
世界の所さんは宿敵マンバにリベンジ戦を挑む。これは本当に正念場で、この試合をクリアできなければ、単なる「人気者」として格闘家人生を終えることになるのではないか。
宮田は……下から極められてジ・エンドかな。

スーパーファイトの方も含め、現状で出せるだけの駒を出したという印象。これはこれでタイトで、結果的に勝負論としても楽しみになったし悪くない。

9月以降はKID再登場と秋山復帰を睨んでいる様子。
秋山復帰はいずれはあると思ってたが、本人の反省の度合いなんてわかりゃしないわけだし、まだまだ時期尚早でしょう。また大晦日に出て巨額のギャラ取ると思うと空しいね。
秋山みそぎの十番勝負とかどうかな。

1.田村(U-STYLEルール。負けブック)
2.中村カズ(PRIDEルール。契約体重なし。柔道着は試合中に脱ぐこと)
3.バンナ(K-1ルール)
4.曙(相撲ルール)
5.マルセリーニョ(グラップリングルール)
6.ドン・フライ(男塾ルール)
7.ユン・ドンシク(HEROSルール)
8.ホイス(HEROSルール)
9.チェ・ホンマン(HEROSルール)
10.田村(HEROSルール)

ようやく勝ち目の出てくるHEROSルールにたどり着くまで、何回殺されるだろうか。

秋山のメンタルには「勝たなければいけない」「勝つためには何をしてもいい」というところが根底にあり、ヒールとしての復帰は、結局のところ「負けたら終わり」ということになる。それは彼の手段を選ばない精神を助長することになりはすまいか。少年漫画の悪役は、敗れれば単なる1ページとして消え去っていくか、正義の味方の仲間として再起するか、どちらかの道がある。ただ、仲間としての再起には、やはり読者人気という奴も必要なわけで。秋山はこれからファンの支持を得られるか? 要注目だ。
ただ、大晦日以来のバッシングも、ムードに流されてやってる人間がいっぱいいて、ある種の人間は単に「秋山死すべし」という「世論」に乗っかって叫びたいだけだろう。もし、世が秋山支持のムードになれば、そういった人間は当然、今までの声高なバッシングなど忘れて、逆に秋山否定論者を罵りだすだろう。すぐには無理だろうが、プロデュース次第でそういった流れを起こすことは、今年初頭に考えた時よりは、はるかに容易く感じられる。
おそらく、前田、谷川に続き、次の桜庭の発言で事実上の「手打ち」となるだろう。


2007/7/16 HERO'Sミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦 宇野VS永田決定

その他、トーナメント出場選手も発表。

<ミドル級最強王者決定トーナメント HERO’Sルール 5分3R>
宇野 薫(日本/和術慧舟會)
永田克彦(日本/新日本プロレス)

【ミドル級最強王者決定トーナメント出場候補選手】

J.Z.カルバン、ビトー“シャオリン”ヒベイロ、ブラック・マンバ、所 英男、勝村周一朗、アンドレ・ジダ


宇野VS永田、何一つインパクトはないが、身の丈に合ったカードで、いいんではないか。今年のトーナメントは8人ということだそうだが、無理に選手をかき集めるより、現行の顔ぶれを選りすぐって内容のある試合を見せることの方が先決だ。出場候補選手で、もう8人の枠は埋まりそうだが、これぐらいの面子で十分だろう。
しかしKIDさんはオリンピックの可能性がある限りは、意地でもこちらに戻る気はないのか。この調子だと、決勝大会でワンマッチ、大晦日にカルバンか今年の王者と対戦、ぐらいの流れになるかな。それでもいいけど。

モートンやホイスのドーピングなど、散々な事になってるアメリカ大会のことはさっさと切り離して、早く国内マットのストーリーを充実させてほしいものだ。
あとは他の階級がどうなるか。ライトヘビーはトーナメントを組むほどの面子は揃いそうもない。ユン、金、マヌーフ、柴田など、白星の先行する選手を中心に、厳しめのマッチメイクで、ガンガンやり合わせるべきではないか。「話題」ばかりを追求すると、結局は秋山復帰という「劇薬」を使う誘惑に打ち勝てなくなる。易きに流されるべきではない。
ヘビー級は……モーさんはK-1の方で忙しいんでほどほどに……。

UFCがどの程度アジア市場を狙っているかは知らないが、欧米系の選手がことごとく流れつつある今、「アメリカ市場に打って出る」こと以外にも、もう一つの選択肢としてアジアでの基盤固めが重要だろう。とはいえ、格闘技ファンの間でも散々に流れている韓国人や中国人への蔑視を考えると、金で選手をかき集めてきた日本の格闘技界は、いずれ本当に世界から孤立するのかもな。



2007/6/2 Dynamite!! USA 試合感想

簡単に。
今後のシーンを語るための、半ば義務感で見た感じ。
そのうち、こんなものなら見ない方がまし、ということになるんだろうな。

特にノゲイラVSサップには笑った。いくらいい試合だろうが、今さら見る必要はないし、わざわざ実況と解説を取り直してるバカさ加減にも辟易。やらせ体質丸出し。宇野もこんなのに参加してお芝居してるんだから、どうしようもないバカ。お仕事感覚にしても救いがたい。

ブラッド・ピケット(英国)
所 英男(日本)

所さん、だいぶん身体大きくなったよね。カルバンあたりはきつかろうが、70キロでも当たり負けしない身体にはようやくなってきた。
しかし無理な増量ではないぶん、スピードも落ちてないし例のクルクルした動きは健在。
無難な勝利だったか。


ジョニー・モートン(米国)
ベルナール・アッカ(コートジボアール)

いつぞやのカラム・イブラヒムを思い出したが、モートン顎上がり過ぎだよ。ラッキーパンチっぽく秒殺となったが、アッカがあのバランスをキープしてカウンターを狙い続けてたら、いずれ同じ結末になったろう。
モートンは試合後のドーピングチェックを拒否し、無期限出場停止だそうで。こういうど素人を出してしまうことを含め、これを組んだ主催者はもちろん、認可してしまったコミッションも責任を問われるべきだろう。


J.Z.カルバン(ブラジル)
ナム・ファン(米国)

これ、所とナム・ファンだったらもっと面白い試合が見られたんじゃないかな。
ストップのタイミングはあんなもんで十分でしょう。


イザイア・ヒル
永田克彦(日本)

まさかのフルラウンド放送……と見せ掛け、各ラウンドちょっとずつカットしてるな(笑)。「押さえ込むだけ」と批判された永田さん、勝村戦では打撃勝負に開眼してみせたのだが、やっぱりあれは体重差と勝村の勝ち気のなさゆえだったか。緊急オファーのヒルだが、打撃で真っ向勝負。打ち負けた永田さんは昔に逆戻り。
ヒルが立ったり、下から関節を狙ったりしたおかげで、まだ見られる勝負になった感じ。判定はこんなもんだが、ヒルはまた呼んだら。


メルヴィン・マヌーフ(オランダ)
ユン・ドンシク(韓国)

結果だけ見てたらマヌーフがポカをやらかしたかと思っていたが、そうではなかった。幾度も寝技を凌ぎ甚大なダメージを与えながらもKO仕切れない。ユンも強打を浴びつつ耐え切り、最終的にチャンスをものにしてみせた。これは好試合だった。
マヌーフの寝技の対処なんてこれからも進歩しないだろうし、今回は実力どおりという感じ。ユンの成長ぶりが際立った。
さて、これによって幕を開けたPRIDE VS HEROSの対抗戦は、PRIDE側がまず一勝! 次戦はぜひ桜庭VSユンのリベンジマッチに期待したいね。


マイティ・モー(米国)
ウォーパス

モーの相手はプロレスラーか……とがっかりしたが、後の桜庭のテロップも「プロレス」と出ていた(笑)。ウォーパスも意外に総合のレジェンドかもしれないぞ。
寝技の心配しなくていいなら、そりゃパンチも思いきり良く振れますって。


ブロック・レスナー(米国)
キム・ミンス(韓国)

ミンスよえええ〜っ! 散々KOされ続けている昨今、売りの「精神力」まで折られたら駄目っしょ。
レスナーは練習してきたことがそのまま出せたようだが、リング慣れしてるところはいい方向に出たか。


桜庭和志(日本)
ホイス・グレイシー(ブラジル)

試合前のフードかぶったホイスは「殺意の波動」が出ていて、かっこいい。試合内容には全然結びつかんけど。

凡戦。
再戦してつまらない試合したからと言って、過去の試合の「伝説」に傷がつく、とは思わない。映像が残ってないわけじゃなし、それは個人の感傷に過ぎない。ただ、7年も経ってそれぞれに衰えた選手を担ぎ出し、過去の栄光を再現するなどという出来もしないホラを吹いてその感傷に訴えかけようという主催者の意図は、それ以上に情けない限り。

桜庭は調子もよさそうだったし危なげなかったが、それは打撃のない相手だからだろう。ホイスも引き込むでもなく細かい打撃に終始し、一本取ろうという気配は見えなかった。

もともと5分3ラウンドでは噛み合ない二人なのだろうが、ならばなぜそれしか許されないこのカリフォルニアで組んだのか、という不見識ばかりが問われる。


チケットばらまいたとは言え、1万人は入ったのだから、大人しくどこかのアリーナでやってればそれなりに盛り上がった興行になったんじゃないか。個々の試合に関して言えば、名古屋よりも良かったものもあったぐらいだし。
今後は寝技がもっと生きるルールで、日本人選手中心に国内興行を充実させる方向でいくべきだろう。桜庭VSホイスにしろ、明確なダメージになっていない細かい打撃をポイントに取らないと明言しておけば、また戦い方も違ってくるはずだ。
今大会で見えた課題をどのように生かすか? 懲りずに不発弾をぶち込みそうな気もするけど……。


2007/6/2 Dynamite!! USA カード変更&雑感

いや〜まったくさすがというか、全然興味を引くカードがないのに、良くも悪くも話題を提供するこのスタイル。
大騒動になったが、とりあえず全米に名前が知れ渡るのは確かだろう。悪名には違いなかろうが。

<第10試合 5分3R>
ブロック・レスナー(米国)
キム・ミンス(韓国)

<第9試合 5分3R>
桜庭和志(日本)
ホイス・グレイシー(ブラジル)

<第8試合 5分3R>
マイティ・モー(米国)
ウォーパス

<第7試合 5分3R>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)
ユン・ドンシク(韓国)

<第6試合 5分3R>
ジョニー・モートン(米国)
ベルナール・アッカ(コートジボアール)

<第5試合 プロエリート&ショウタイム提供試合 5分3R>
ジェーク・シールズ
イド・パリエンテ

<第4試合 プロエリート&ショウタイム提供試合 5分3R>
ティム“ビッグ・パーム”パーシー
ジョナサン・ウィーゾック

<第3試合 5分3R>
J.Z.カルバン(ブラジル)
ナム・ファン(米国)

<第2試合 5分3R>
イザイア・ヒル
永田克彦(日本)

<第1試合 5分3R>
ブラッド・ピケット(英国)
所 英男(日本)

まずはホンマンと、アントニオ・シウバの欠場。
巨人症の人は参加不可能ということ。他にも欠場者続出。結果的には史上最大の出る出る詐欺になったが、コミッションの基準もいまいち見えてこない。FEG側は記者会見で対応と自らの正当性を誇示しているが、カリフォルニア州コミッションにも、大会後でいいのでメディカルチェックの基準と今後の対応、試合後のサスペンドなどきっちり揃えて出して欲しいものだ。いたずらにUFCの陰謀論など取る立場につきたくないが、やはり両者の言い分が見えてこない以上、正しい判断もつかない。
コミッション側の対応と先例をふまえて、FEG側も今後のカリフォルニア州での興行を考えていけばいいし、逆にそうするしかないだろう。

しかしそれはさておき年も年なホイスと桜庭は揃ってパス。外部のチェックをクリアしたということで、桜庭が「試合すること自体危険」とする意見は、取りあえず否定されたわけだ。が、ただ「試合できる」ことと「ファンの夢を壊さない試合をできる」ことは違うからねえ。明日の試合内容如何で、またも桜庭は今後を問われることになるかもしれない。

続いてデニス・ロッドマン参戦。
46歳ということだが……谷Pより年上だよ……。これはアメリカのコミッションはどこもはねるだろうし、心配なのは日本の年末だけだな(笑)。
試合さえしなければ、こういう有名人が興味をもってくれるのは良いことだし、広告塔として大いにご活躍願えばいいだろう。選手としての起用もやりかねないところが恐ろしいが。

で、それと全く対照的なニュースとしてマルセロ・ガッシアも参戦。
グラップリングには全然詳しくないんだが、今月のGONKAKUにいかにえげつないか書いてあるぞ。しかし……写真を見るに……なんかジェット・リーみたいだね……この童顔で「神」ですか……!
グラウンド肘ありのUFCで打撃偏重が進む中、HEROSの今後の路線として、グラップラーの囲い込みは至上命題かもね。

さて、今回は多分ネットで速報見てしまうだろうし、放送はダラダラと見る予定。全然興味あるカードもないしなあ。HEROSの本戦も開催危ういという話だが、マルセリーニョの会見で出た「9月17日」というのが、スタートになるかな?

2007/6/2 Dynamite!! USA 9カード決定。 

カード発表の遅さに開催さえ危ぶまれていたDynamite!! USAだが、無事に9カードが発表。

▼HERO'Sルール 5分5R
桜庭和志(日本/フリー)
VS
ホイス・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術)

▼HERO'Sルール 5分3R
マイティ・モー(アメリカ/フリー)
VS
チェ・ムベ(韓国/TMG)

▼HERO'Sルール 5分3R
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
VS
ユン・ドンシク(韓国/フリー)

▼HERO'Sルール 5分3R
ハビエル・バスケス(アメリカ/ミレーニア柔術)
VS
永田克彦(日本/新日本プロレス)

▼HERO'Sルール 5分3R
ブラッド・ピケット(イギリス/エリート・ファイティング・システムズ)
VS
所 英男(日本/チームZST)

▼ProElite&SHOWTIME提供試合 HERO'Sルール 5分3R
ジェーク・シールズ(アメリカ/シーザー・グレイシー柔術)
VS
イド・パリエンテ(イスラエル)

▼ProElite&SHOWTIME提供試合 HERO'Sルール 5分3R
ジーナ・カラノ(アメリカ)
VS
ジャン・フィニー(アメリカ)

▼メインイベント HERO'Sルール 5分5R
ブロック・レスナー(アメリカ/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
VS
チェ・ホンマン(韓国/フリー)

こちらでは放送は一日遅れのようだし、アメリカ向けのイベントということで、肩の力を抜いて見るのが良さそうだ。

UFCの一極支配が不健全なのは分かりきってるわけだが、このイベントの確信犯的な緩さはある意味すごいね。それでも、それなりに噛み合ったカードばかりを並べるあたり、日本のHEROSとも多少は差別化している感じ。K-1ルールの試合はどうやらなさそうなので、オレの興味も半減だが。

ホンマンVSレスナー、桜庭VSホイス、どちらも別に見たくはないのだが、興味がないとも言い切れない。テレビでやってればなんとなく見てしまうだろう。アメリカでPPVにどれだけ結びつくかは知らないが……。
動員に関しては、10万人は無茶だという話だが、ちょっと待ってほしい。仮に2万も集まれば……キャパの五分の一であるにも関わらず、PRIDEやUFCのアメリカ興行よりも普通に上ということになる。当日、全体的には微妙な入りになるのは間違いないと思うが、それでもフルキャパにはほど遠い客入りで充分な記録になるというのは、作為的なものも感じるな。

他にセフォーなども出るそうだが、どういうカードになるか。所や永田のカードは、一応でも今後のミドル級戦線につながるものにしてほしい。これで当初噂になってた、ジョシュVSハリトーノフがあれば万々歳だったのだが、当のジョシュはよりによって猪木さんとこでプロレスだそうである。PRIDEと両立するのだろうが、もしそうでないならば、何も猪木のとこでなくとも、これでいいじゃん、と思ってしまうな。

まあ正直、これよりもMAX開幕戦とWGPオランダのカードを早く発表してほしいのだが……。


世界連合発足。2007/6/2 Dynamite!! USA開催決定

「ダナ・ホワイトがひっくり返る」発表とのことだったが、こちらもだいたい噂通り。
しかしFEGとエリートXCの提携だけかと思っていたら、

http://www.hero-s.com/01herosnews/20070328_2/20070328_11.html

>プロ・エリート、ボードッグ、ストライクフォース、イギリスのケージ・レイジ、韓国のスピリットMCら素晴らしいパートナーたちと一緒に、アライアンス(同盟)を結ぶことになりました。

って、ほとんど「UFCとPRIDE」以外全部じゃねえの?
HEROSのやることだし、何かこじんまりした物になるのかと思いきや、無闇にスケール感だけは出て来た感じ。ほんとに10万人も入るのか怪しいけど……。

出てくるカードはレスナーVSホンマンだの、ホイスだのNFLの選手だの、悪い意味でいつもの路線、まったく食指が動かない。
しかしショータイムにソフトバンクと、選手よりもお金持ちどもにやたらと目が行ってしまう。

なんというか……不純だね!

試合や選手よりも、「私たちはこんなにお金を持ってて、皆様にすごい商品とサービスを提供できますよ!」ということを見せるための会見なわけだ。コンセプトとしては、まさに日本で行われたDynamite!!と同じ。格闘技的テーマはどこかへ行ってしまい、視聴率を取るためのビジネスと化したイベントだ。
結局、格闘技にもビジネスとしての側面がある以上、金を出している彼らのやることを否定することはできない。ただ、ダナ・ホワイトが「気に入らない」と言う意味が、この会見一つでわかったような気がする。彼らは金儲けが大事であり、ドカンと打ち上げ花火を上げて宣伝が出来ればそれでいい。今現在、総合格闘技がその「起爆剤」であるから集まっているだけで、ジャンルが衰退すれば次の金の成る木を求めて去って行くだろう。「格闘技でなければならない」理由は何もないのだ。
ただ、そうやって商人どもが集まってくるのも「ジャンルの発展」だという見方もあろう。それならば、各イベントのプロモーターはせいぜいその商人たちの財布の紐を緩めさせ、今のうちに格闘技が世界中に根付くような基盤作りをするスピリットを忘れないで欲しい。アマチュアの育成、競技人口の増加、そういった儲けにならないことにもこのチャンスを利用して取り組んでいってほしいものだ。

しかし良くも悪くも一枚岩なUFC/PRIDEに対し、こちらは独立した同盟関係。柔軟性はあるだろうが、簡単に分解する可能性、一つずつ切り崩される可能性も高い。特に儲からないようだと、先行きは短そうだ。

さて、真面目な話はこれぐらいにして、思い付いたことをつらつらと……。

ソフトバンクが出て来たが、K-1のコミッショナーも、もしかしたらソフトバンク絡みになるのかな? 野球チームも持ってるわけだし、スポーツの発展に尽力していると言えなくもない。競技というものに対して、何もやってない人間よりは幾分理解度があるかも? でも巨人ほどじゃないけど、金満の代表みたいなとこだしなあ(笑)。

上で、「ほとんどUFCとPRIDE以外全部」と書いたけれど、実は入ってないイベントも数多いよね。そう僕たちの良く知っている修斗、パンクラス、スマックガール、ケージフォース、MARS、DEEPは違うか、まあそこらへんだ。
独自性というと聞こえはいいが、どうも日本のイベントは日和見主義というか、「全方位外交」とか言いながら結局は最後に勝つ方につこうとしているように思える。まあそれもよし。ここまでスケールが大きくなった話の中で、吹けば飛ぶような資金力しか持たないイベントは、そうやって生き残るしかないのかもしれない。ただ「PRIDEさん、K-1さんお願いしますよ」とちまちまやってるようなイベントは、そんな気概のなさではブームが去ればじり貧になって消え去るのではないか? 格闘技が世界に根付くチャンスが来ている今こそ、このアライアンスに我こそも加わろう!というイベントは出て来ないものか。例えば、何かの弾みで一試合でも女子の試合がねじ込まれることにでもなれば、ジャンル自体の注目度が一気に変わる可能性もあるんじゃないですか?
別にアライアンスに入った方がいい、と言ってるのではない。そういうところが出てくれば、また色々動きが出て面白いんじゃないか、という野次馬根性なわけですが。

2007/3/12 HEROS 試合感想

試合順に。
全体に一本、KOばかりでその点は良かった。生で見てたらそこそこテンポ良く楽しめたんじゃないか。
地方興行としてはいい内容だったと思うが、ビッグプロモーションの開幕戦としてはまだまだ。


▼オープニングファイト3/90㎏契約5分2R、延長1R
シン・ヒョンピョ(韓国/Team Lazenca)
VS
ベルナール・アッカ(コートジボアール/フリー)

うーん、いくら時間が余っても、オープニングファイトをテレビで映してはダメだな。客席ガラガラの悪いイメージしかないよ。
アッカは結構スムーズに蹴りが出てる。が、ガードががら空き過ぎて怖い。無防備な顎とテンプル、打撃が上手い選手なら簡単にカウンターを入れてたと思うが、相手も弱かった。
最後のクリンチアッパーは、このレベルに限らず身体能力で勝ってるなら有効な技ですな。


▼第1試合 HERO'Sルール70kg契約1R10分 2R5分 延長R5分
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
VS
高橋義生(日本/パンクラス)

http://gbring.com/sokuho/news/2007_03/0311_heros_03.htm

いきなり新ルール適用! マヌーフが足に松やに? ライトヘビーの優勝者に続いて準優勝者もこれでは、もうモラルも何もあったもんじゃない。減点とファイトマネーの半額カットはまあ当然だろう。そう言えば、バダ・ハリも去年の開幕戦前に足にパッド入れてて没収されてたが……。ジムぐるみで危ないところは、厳重に取り締まってほしい。
ベタベタ・マヌーフに天誅を下すべく挑む高橋だが、タックルをことごとく切られ、打撃で轟沈。しかしマヌーフ勝利の際にも観客席はシーンとしている。盛り上がる相手もいないし、出場停止でも食らわせてしばらく呼ばなくていいんじゃないか。失望。


▼第2試合 HERO'Sルール 5分3R
マイティ・モー(アメリカ/シャークタンク)
VS
キム・ミンス(韓国/リングスコリア)

ミンスはだいぶん総合格闘家っぽい身体になったけど、全然タックルも打撃も伸びてない。柔道の練習しかしてないんじゃないの。モーは距離感もいいし、いつもながら一発狙いの集中力が凄い。あの大振りパンチも躊躇いがないから、逆に空振りに合わせて行くべきミンスが完全に圧力負け。
最後は強打をまとめて圧勝。もっとスピードのあるタックルができる選手ならどうなるかな? グッドリッジとのリベンジ戦あたりなら実力が計れそうだ。


▼第3試合 HERO'Sルール 70kg契約5分3R
上山龍紀(U-FILE CAMP)
VS
ビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノバウ二オン)

おおお〜、これがシャオリンかあ。確かになんか強そう……。判定必至などと巷では言われていたが、あっさりとバックを取った時点で実力差は歴然か。一手一手詰めて行く、まさに才気煥発の極み、確実にクラッチし腕十字で切って落とした。青木とかニック・ディアスも凄かったが、この選手も上手い。宇野や所ではマジに勝てそうにないが……。カルバンなら?


▼第4試合HERO'Sルール  70kg契約5分3R
高谷裕之(フリー)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ)

期待に違わぬ打撃戦に。打ち負けてタックルに行く高谷だが、中盤から打ち返し、ジダの腰も落ちる。回転数、ヒット数、若干ジダが上だが高谷もタフで倒れない。レミギウスの打撃も耐え切ったしな。しかし鼻は折れ目の上は腫れ、あっという間に顔はボコボコに。あっけなくストップ。
逆転の目もあったろうが、スキルはジダか。寝技で手堅く勝つ選手が多い中、ジダはちょっと今後もり上げてくれるかも。


▼第5試合 HERO'Sルール 5分3R
山本宜久(フリー)
VS
柴田勝頼(ARMS)

開始早々のフックで膝を着いた山本、そのままパウンドでストップ! なんじゃこりゃあ、柴田の実力が全然わからんまま終わったよ。しかし高橋も山本も、このユルユルの身体でよく出て来れるもんだ。体重差十キロ、キャリア差15年でこの様とは、もう引退すべき。
これで柴田はライトヘビーのトーナメントに参戦か? しかし中邑なんかよりは面白いような気もしてきたな。どうでもいいが、あのパンツではファウルカップの形が浮きそうで何か嫌だ。


▼第6試合 HERO'Sルール 5分3R
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダードトバゴ/フリー)
VS
ヤン"ザ・ジャイアント"ノルキヤ(南アフリカ/スティーブズ)

スタンドで強打を叩き付けるノルキヤ、グッドリッジは踏み込めずにガードを固めて後退する。コーナーまで詰めたが、グッドリッジが頭を抱えて耐える。ちょっとここでバカ正直にガードの上から殴り過ぎかな。組みのスキルが高ければ、もっと膝を狙えたのだろうが、そこはノルキヤだから。ハイキックからタックルにつないだグッドリッジ、ノルキヤ、なんとかガードぐらいは取れないかと思ったが、何としがみつく事も顔を守る事もできない。大振りのパウンド数発で、あえなくストップ。
やっぱノルキヤ、総合の選手じゃないわ。


▼第7試合 HERO'Sルール 85kg契約1R10分、2R5分、延長5分
桜庭和志(日本/フリー)
VS
ユーリー“PLAY BOY”キセリオ(ウクライナ/ファイトスター)

アナウンサーがしゃべりすぎで、場内のキセリオの減点内容が良く聞こえん! 警告1か?
最初からタックルにいった桜庭、下からのパウンドで失神しないかヒヤヒヤしたが、腕ひしぎで勝利。うーん、なぜ道着なんだ。すべらなくて良かった。そしてつまらない試合だ。
煽りを見る感じでは秋山はしばらく出てきそうになく、ちょっと安心。


▼第8試合 HERO'Sルール 70kg契約5分3R
宮田和幸(フリー)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)

マンバの身体が異様にごつくなっていて、ぎょっとする。これは完全に総合向けの身体になってきたか? 宮田は組みに行くが腰が強くなかなか倒せない。さらにはようやく倒したところで毒蛇の尾が宮田の腕に絡み付く! しかし宮田、これをバスターで外し、腕ひしぎ、アームロックと立て続けに狙う。マンバは良く凌いだが、最後はフロントチョークでタップ。
二人とも良くなっていたが、宮田の進化の方が上だったか。噛み合ったが故にお互いのスキルが見えた試合で、やはり実力差のないカードを組むことが良い試合を生む一つの要因であると再確認。

http://www.hero-s.com/03eventresult/20070312/08_miyata_mamba/08_miyata_mamba.html

試合後インタビューで、専業と兼業の違いが見えて泣けた。でもマンバさん、bodogでいいファイトマネーもらってないの?


▼第9試合HERO'Sルール  70kg契約5分3R
宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)
VS
アリ・イブラヒム(エジプト/フリー)

アリはテイクダウンの取り方やパウンドの打ち方など見るに、まあ基本はできている選手かな? だが、宇野の下からの仕掛けと教科書通りの攻めにはまり、腕十字でタップ。
宇野は相変わらず固い試合するねえ。こういう選手に雑魚を当ててはいかんわね。


▼第10試合 HERO'Sルール 70kg契約5分3R
所 英男(日本/チームゼスト)
VS
安廣一哉(日本/正道会館)

ここまで全てKOか一本という内容。が、まったく高揚感がないのが不思議だ。要はアップセットがない、予定調和の内容だからなんだが……。
そしてここでも、所さんが腕ひしぎで一本。今日は腕ひしぎ見飽きた。
安廣は、オレはかねがねHEROS一本に絞るべきと思っていたが、準備期間もなく今日は偽武蔵流も不発。

モー、ジダ、シャオリンとニューフェイスはなかなか良い感じだったが、あとは宮田ぐらい。他は相手が弱過ぎたりして、持ち味が出なかった。金魚マッチは飽きるのも速いし、次はまともなカードを組んでほしい。
アメリカ大会はどんなラインナップになるかな? まああまり期待せずに。

2007/3/12 HEROS 全カード決定 

いやはや、想像を絶するカードが揃ったものである。
駒がないなら、小粒でも勝負論のあるぴりっとしたカードを組めばいいものを、見事に雑魚と色物を組み合わせてクソカードをズラリと並べた。
MAXが安定した内容で、WGPに復調の兆しが見えてきただけに、余計にひどく感じられる。

<変更対戦カード>

▼HERO’Sルール 5分3R
所英男(チームゼスト)
VS
安廣一哉(正道会館)

<追加対戦カード>

▼HERO’Sルール 5分3R
マイティ・モー(アメリカ/シャークタンク)
VS
キム・ミンス(韓国/リングスコリア)

▼HERO'Sルール 5分3R
シン・ヒョンピョ(韓国/Team Lazenca)
VS
ベルナール・アッカ(コートジボアール/フリー)

▼HERO'Sルール 5分3R
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダードトバゴ/フリー)
VS
ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/スティーブズ)

<決定対戦カード>

▼HERO’Sルール 5分3R
宇野薫(和術慧舟會東京本部)
VS
アリ・イブラヒム(エジプト/フリー)

▼HERO’Sルール 5分3R
宮田和幸(フリー)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)

▼HERO’Sルール 5分3R
高谷裕之(フリー)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ)

▼HERO’Sルール 5分3R
上山龍紀(U-FILE CAMP)
VS
ビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノバウ二オン)

▼HERO’Sルール 1R10分 2R5分 延長R5分
桜庭和志(フリー)
VS
ユーリー“プレイボーイ”キセリオ(ウクライナ/ファイトスター)

▼HERO’Sルール 5分3R
山本宜久(フリー)
VS
柴田勝頼(ARMS)

▼HERO’Sルール 1R10分 2R5分 延長R5分
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
VS
高橋義生(パンクラス)

もう文章書く気も失せてきたので、箇条書きで。

気になる点
マヌーフ復帰戦
桜庭の壊れ具合はいかに
シャオリンって初めて見るんだ
マンバはいい人っぽいから応援したいな

別に時間つぶしに見てもいいカード
上記四人絡みの試合
高谷VSジダ
所VS永田……あっ、流れてるよ

どうでもいいけど、一応勝って欲しい人
マイティ・モー……こないだのK−1の盛り上がりに水を差されると気分が悪いから。弟さんのことが気の毒だから。

……ま、こんなとこか……。まるで小学生の作文だな(笑)。
グッドリッジとノルキヤってのもまたひどい。出すのはいいが、それぞれ普通に初対決の相手がもっといるだろうに。
ペザォンVSグッドリッジ、ノルキヤVSアラン・カラエフの面白カードだったら良かったのに。
そしてボビーに代わるお笑いがまた……。
ようやくボノと金子賢の処理が終わったのに、なかなか片付かんねえ……。しかし凄い身体だが……マジに強いのか?

一応見ますけど、予想はなしの方向で。
2007/3/12 HEROS ミドル級4カード決定。 

発表の遅れているHEROSも、4カード追加。

▼HERO’Sルール 5分3R
宇野薫(和術慧舟會東京本部)
VS
アリ・イブラヒム(エジプト/フリー)

▼HERO’Sルール 5分3R
宮田和幸(フリー)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)

▼HERO’Sルール 5分3R
高谷裕之(フリー)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ)

▼HERO’Sルール 5分3R
上山龍紀(U-FILE CAMP)
VS
ビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノバウ二オン)


シャオリン参戦は楽しみ。これはカルバンと並んで、今年の中心になるか。そのカルバンが出てないのは残念だが……。 SBでは宍戸に敗れたジダだが、本業の総合ではどれぐらい力を発揮出来るかな?
今年のミドル級が何人でトーナメントをやるのか知らないが、あまり日本人が多くても困る。出来ればMAXの世界選抜のように、「品評会」的な要素をもっと付け加えてほしいが……。
3年目ということで、少しずつ選手は揃ってくるだろうし、玉石を間引いて行けばいずれは玉が残るはずだ。あとはそれをいかにシステマティックにやるか、と言うこと。目玉不在でもいいので、実力伯仲のメンバーを揃えてほしいものだ。

あとはめちゃくちゃになってしまったライトヘビーと、お荷物のヘビー級か……前途多難なイベントである。KIDさん不在、須藤引退、秋山ヌルヌル、そういや昔はサップも期待されていたのだった……。残った地味地味な面子でいかに熱を生み出せるのか、お手並みを拝見したいところである。それでもミドル級でもっているのだから……。今のままでは、テレビで見るにはちょうどいいイベントで収まり続けるだろうし、下手すれば放送があるかどうかも忘れていたようなことになるだろうが……。

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