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過去ログ PRIDEその5

PRIDE男祭り 小川VS吉田 

去年実現していたら完璧だったのだが、贅沢はいうまい。黄金カードが実現と報道された。過去の因縁、それぞれのGPでの実績、話題性は十分だし、勝負論としても実力拮抗で面白くなるのではないか。
だが、榊原社長は報知新聞のすっぱ抜きに怒り、このカードが流れることを示唆している。

http://gbring.com/sokuho/news/2005_11/1111_pride.htm

 
こういう時の榊原社長の物言いというのは、非常に興味深い。谷川氏などよりも遥かに巧妙で、イメージを守ることにこだわっている。ヒョードル、ホイスの契約問題を今さら持ち出すまでもなかろうが、とにかく自社のイメージを守り、ファンの反感を買わずによそを悪者に仕立て上げることに長けている。今回も、情報の漏泄元などには触れず、一方的に報知新聞を非難し、流れた場合の責任を押しかぶせようとしている。

「事態は完全に後ろへ向かって進んでいます」
「7〜9割決まりかけていたものが、実現するかどうか五分五分まで落ちてしまった」

ここらへんの言葉の使い方が面白い。一見、方向や数字を持ち出して具体的に言っているように思えても、実は本当に具体的なことは何も言っていない。関係者でもない限り、この「五分五分」の真偽を確かめるすべはない。ぶっちゃけた話、報道を待つまでもなく流れかけていたとしても、それは我々にはわかりはしないのだ。
格闘技を見ていて「つまらなくなったなあ」と最も感じるのが、この契約やらオファーやらの話を聞いた時である。黙ってカードを差し出す作業に専念してくれればそれでいいのに。裏の生臭い話など聞かせてもらわなくて結構なのである。

「窓口としてのDSEの信頼が失墜した」

などということよりも、本当に恐れているのは「(K−1と違って)ファンの夢のカードを実現させるPRIDE」という、近年築いて来たイメージに傷がつくことだろう。格好をつけているように見えてファンに媚を売っている姿勢は、国民を煽って力を増してきた小泉首相にも通じるものがありますな。

実際のところ、報道されてしまえばファンはその実現を具体的な話として望むわけだし、運営側はこれによって何とでも実現しなければならないところへ追い込まれたことになる。この報道さえなければ、仮に実現しなかったとしても「すいません」ですむところだが、情報がもれたことで、本来受ける受けないを自由に裁量できたはずの選手側にも有形無形の圧力がかかることになってしまった。
吉田ないし小川が、このオファーを受けるかどうかは、体調や勝算、ファイトマネーを考慮して本人が決めることである。仮に受けなかったとしても、何も非難されるいわれはないと思う。だが、こうして情報がもれたことで対戦を強要するような流れが出来るとしたら残念なことだ。
個人的に「ファンの要望」なんてものに大した価値はないと思う。運営側がそれをかなえることに固執する理由は、はっきり言ってまったくないと考える。今年最も熱かったミルコ対ヒョードルも、それに匹敵するカードである五味対マッハも、ファンが要望したから組まれたのではないのだ。それはタイトルを巡る流れの中で、必然として組まれたカードなのである。
小川対吉田は見たい。だが、これは所詮、過去の因縁を餌にお祭り要素で組まれたカードであり、実現しなければならない必然は何もない、ということを忘れてはならない。カビの生えた昔の話を持ち出されていつまでも桜庭戦を強要され、挙げ句に「逃げた」などと叩かれる田村も気の毒なことだ。「赤いパンツの頑固者」という言われ方も、非常に戯画化されていて、田村個人の心情や事情など斟酌せずに、単純化しようとする意図が透けて見える。引き立て役も憎まれ役も御免こうむる……こういうことでも、本人が決めたからには立派な受けない理由なのである。たかがファンが、とやかく言うべきことではない。

ファンが「見たい」と思うのはいい。だが、なぜ「見たい」かは考える必要がある。
運営側が「ファンが見たいと言ってます」といって選手にオファーするのはいい。だが、オファーの前にそれが自らの運営する競技の流れに合致するか考えるべきだ。
どちらにしろ、選手に対して「これだけのファンとマスコミの要望があるから「試合をするべき」です」なんてことは絶対に言ってはならない。そこのところを取り違えてはならない。
この問題に決着がつくまで、あとどれだけかかるかはわからないが、小川、吉田、両者の決断を見守りたい。
PRIDEの未来を考える。立ち技、組み技イベント発足宣言を受けて。 

「最強」「60億分の一」……実に刺激的なフレーズである。多くのファンが、これらの言葉の持つストイックな響きに魅せられ、それらを追求するPRIDEのリングに注目してきた。現在、頂点に立つヒョードルは、ノゲイラ、ミルコという寝技、立ち技双方のスペシャリストを完封し、その「最強」の名を欲しいままにしている。
が、その「最強」の価値観そのものを揺るがす抜本的改革を、主催のDSEが行わんとしているのである。この真意はどこにあるのだろう……?

 
こういうことに関しては当然もっと詳しく専門的な分析があるのだろうが、今までPRIDEルールが、他団体のルールではなく自分の団体のルールが「最強」であることを主張してきたのは、素人的に考えるとやはり「何でもあり」「バーリトゥード」であることである。
手だけのボクシング、蹴りも加えたキックボクシング、グラウンドでの押さえ込み合いであるレスリング、関節技を加えた柔術、それら全ての要素を含み、どれ一つ欠けても頂点には辿りつけない、まさに「総合」格闘技であり、その中でもグラウンドでのパウンドや顔面蹴りを解禁した危険かつハイレベルなルール。それがPRIDEルールであり、ボクシング王者やK−1王者、柔道やレスリングのオリンピック金メダリストでも、それらのバックボーンだけでは太刀打ちできない完成度を要求される、史上最高峰の総合格闘技……そのはずだ。
実際は細かいルールの変更などでまったく違った結果が生まれてくるだろうが、現在の王者ヒョードルの圧倒的な強さと相俟って、PRIDE王者こそが世界最強、という見方は、まず定着しているとみて間違いないだろう。

だが、先日DSEの榊原社長から、こんな言葉が出た。

「立ち技世界最強を決める」

……大いに違和感を感じたのは、私だけではないと思うのだが、いかがだろう?
この言葉自体はK−1でもよく使われている。競技ごとに最強を決めるということ自体は、多彩なスポーツがある昨今、おかしなことでもなんでもない。
ただ、「60億分の一」をぶちあげ続けてきたPRIDEが、なぜ今さらこんな事を言い出すのだろうか? というか、「最強」を決めることに腐心してきたのが、より限定された下層の概念であるように感じられる「立ち技世界最強」を、今になって決める必要があるのか?

ヒョードル対ミルコの決着がついた今現在、私はPRIDEに対してひどく冷めた感情を抱いている。閉塞感、とでもいうのだろうか。先行きへの期待感がない。もう「最強」が決まってしまったからだ。素人目には、ノゲイラもミルコも、何度やってもヒョードルに勝てるような気がしない。勝負事に絶対はないし、二人がリベンジに成功する可能性がないとは言わないが、もうヒョードル対ミルコを待ち望んだ時のようなあの期待感は、当分生まれないのがわかっている。もちろん、衝撃の新星が登場するかもしれないが、それすらもトップ選手のせめぎ合いによって競技的熟成の進みつつあるPRIDEルールで一朝一夕に生まれるものとは思えない。
マニアックに自分ランキングを作ったり、中堅クラスや下の階級の試合に注目することで、楽しむことはもちろんできるし、今後もそうするつもりである。だが、「最強」を追求する闘いに関しては、当分棚上げということになる。

そして、こういった閉塞感をもっとも危惧しているのが、主催者側ではないかという気がするのだ。チャンピオンのヒョードルはそうそう防衛戦をやらないだろうし、勝てば勝つほどギャラも釣り上げてくるだろう。「最強」である彼は、今やPRIDEそのものでもあるからだ。猪木祭りの折にヒョードルの移籍と他イベントへの進出が取り沙汰された。その時榊原社長は「PRIDE王者としての誇りを持ってほしい。寂しいものを感じる」という意味の事を主張した。この時でさえ、「苦しい事を言ってるな」と思ったものだ。ヒョードルを「年若く」「金に目がくらみやすい」「未熟」な人間に仕立て上げ、自団体のベルトの権威を守ろうとするあからさまなまでの姿勢が見て取れた。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200312/1210sn_03.html

だが、「最強」であるのはベルトではなく、人間である。ヒョードルが無敗のまま離脱すれば、PRIDEブランドはその瞬間に崩壊する。
一企業として……そう、事は結局ビジネスの問題になってくる。一企業の運営するイベントが、継続的に契約を行わなければならない一個人に、ここまで依存するのは、あまりにも危険なのだ。
それゆえに、「最強」の称号も解体し、「総合」を一本の太い柱から、「総合」「立ち技」「組み技」の三本柱の一つに格下げし、ヒョードル以外にも柱になる王者を作る事で(当然、ミルコとノゲイラが期待されているのだろうが……)、ヒョードル一人に依存しない体質作りをしようとしているのではないか。そういった意図を感じる。

おおお〜、なんか生臭い話になってきたぞ。
「最強」という、ある意味窮屈な価値観が、このPRIDEの今を作っている。
「最強」が決まってしまったら、もうその先がない。
「最強」だから他団体は全て自団体より格下に位置付け、踏み台にしなければならない。ミルコが「K−1よりもPRIDEの王者こそが最強」とよく言っているが、これこそがPRIDEの理念そのものだったのだ。修斗、パンクラス、UFCなどが提携して選手を出しているが、はっきり言ってしまって、各団体のファンの方は、食い物にされている感じを受けたことはないだろうか? 特にUFCの場合は顕著である。選手は一方的に出させ、噂にのぼった桜庭、ハリトーノフ、ニンジャなどの派遣は一向に実現しない。考えてみれば自明の話なのである。「最強」を決めるリングに立っている人間を、どうして格下のリングに送り込む必要がある?ということだ。
だが、ヒョードルという絶対王者によって現在の「最強」が決定してしまった今、PRIDEは自らその原理を解体せねばならないところに来てしまったのである。形こそ違えど、K-1がホーストという王者にボブ・サップという素人をぶつけて破壊した「競技破壊」の段階に、いよいよPRIDEも到達してしまったのだ。
これは相当に危険な状況である、と私は思う。立ち技反対論を唱える人は、少なからずこの「競技破壊」の危険性を感じ取っているはずだ。この流れを放置すればPRIDEもまた、K−1のように顔触れこそ変われど理念やテーマの感じられないイベントになってしまいかねない。
野球のように今年のチャンピオンを決めるためのイベントとしてK−1ワールドグランプリを見て、近頃負けがこんでいる広島カープを応援するようにイグナショフを応援している私のような楽しみ方でも別にいい、という人はいいだろうが、常にひりひりとした、緊張感ある、これぞ格闘技だという真剣勝負なイベントを求めているそこの貴方! 今ならまだ間に合うかもしれない。今回の発表でPRIDEの先行きに少しでも不安を感じたなら、その声を今こそ大にすべきである。

ただ、補足として、このイベント拡大の流れも、ある意味「最強」を目指す上で自然なことではないかという観点も呈示しておきたい。今まで「最強」をぶちあげ、K-1やUFC、アブダビコンバットを格下と位置付けて来たPRIDEは、選手を吸い上げることは出来ても、派遣というビジネスモデルを構築できない必然がある。故に、企業として大きくなるためには、総合も立ち技も組み技もプロレスも、すべて自前でやるしか道がないのである。
これこそが、企業としてDSEが、イベントとしてPRIDEが、「最強」になるための唯一の手段なのである。

……とまあ、素人的な分析ですが、最近のPRIDEに感じていることをまとめてみました。色々な見方があると思いますが、より深く掘り下げた意見を、今後読んでみたいものです。堤灯持ちの格闘技雑誌には期待できそうにないですがね(毒)。
posted at 2005/10/22 22:59 | ルシフ |
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2005/10/04

DSE立ち技イベント開催へ 

去年の夏前ぐらいにも、同じような話が出てましたね。立ち技イベントが増えるのは歓迎ですが、正直「世界最強」のコンセプトがこれによって滅茶苦茶になりかねないのでは? うっかりジェレル・ベネチアンとか出して、ハリトーノフを完封してしまったらどうするんだろう。シウバがローキックでコロコロ転がされるとことか、見たいか? 総合でスタンドの技術にいくら長けていようと、打撃オンリーはまったく別の競技だし、先日のヒョードル戦でミルコの立ち技レベルまでが低下していることが浮き彫りになっている。屋台骨を揺るがす自体になりかねないので、「浮気はよせ」と言っておきたい。

この1年で、PRIDEは総合格闘技の技術の先鋭化を如何なくアピールし、ファンもその魅力に引き込まれてきたのだ。今の熱気が失われることだけは、避けてほしい。

http://daily.jp/ring/2005/10/04/189514.shtml

 
しかし記事をみたら、レコさんの名前がまったくないのも痛いなあ(笑)。で、西島って……。
ミルコが勝てないからと毛嫌いしているトーナメント制の導入や、今からアメリカ大会見送りの示唆、「ファン感謝イベント」の意味合い、とか、将来性がまるで感じられない。ナンバーシリーズを潰してやるのか間に入れ込むのかしらないが、継続参戦している選手にいきなり二足の草蛙を強要するのはいただけない。別に今の技術でいいから、ただスタンドバウトすればいい、と思っているのだろうか?
ふと思いついたが、オープンフィンガーでやったらどうだろう(笑)。全試合KO決着間違いなしだ。

立ち技の選手を抱えて腐らすような、「ロマネックス」の精神を感じるんだが。PRIDEの成功は、グダグダになったKー1との差別化が効を奏した結果だが、さらなる拡大を目指すと、結局は同じ路線を取ることになるんだろうか?

posted at 2005/10/04 12:53 | ルシフ |
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2005/08/30

2005/8/28 PRIDEミドル級グランプリ決勝 試合感想 

スポーツ新聞の見出しが目に入ることのないよう、通勤電車では読書に没頭。ネットは格闘関係は当然、YAHOOにもアクセスせず。会社で新聞読んでしゃべりそうな奴には全員釘を刺した。耐えに耐えたこの二日間、ついに地上波放送……! つ、辛かった……!

以下は感想。

 
第1試合 PRIDEミドル級GPリザーブマッチ 1R10分・2R5分
中村和裕(日本/吉田道場)
イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)

そーかそーか、そういえばこれはGPだったんだ。良かった2ラウンドで終わって……って良くないよ! いや、中村は強いですよ。マウントの返し方とか、大したもんです。しかし面白くないなあ……。別に勝負としてはこれでいいと思うんですが、第一試合に置いてほしくないですね……。


第2試合 PRIDEミドル級GP準決勝戦 1R10分・2R5分
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/PRIDEミドル級王者)
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

なんということか、アローナ強い! 崩れない! シウバがスタンドでまったく攻勢に出られず、逆にローキックで転がされる。一度も上を取れないまま終了。なんというか、こういう地味な決着の方が完敗という感じでショッキングですねえ。シウバはどうして踏み込めなかったんでしょうか。一発でもダウン取れば逆転できそうなポイント差だったろうに、残念。


第3試合 PRIDEミドル級GP準決勝戦 1R10分・2R5分
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリー)

出だしは完全にアリスターペース。テイクダウンを許さず、フロントチョークにつなげて……極まったかと思ったんですが、ショーグンが抜いてしまう。攻守交代で今度はショーグン得意の踏み付けに。しかしアリスター、踏みつけはさせなかったがサッカーボールキックをちょっともらってましたね〜。警戒しすぎが裏目に? でもってショーグン、寝ても強い。上のポジションからびゅんびゅん動いてくるし……。

第4試合 ヘビー級 1R10分・2R5分・3R5分
ローマン・ゼンツォフ(ロシア/レッドデビル)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル/チーム・クロコップ)

地上波はカット。


第5試合 ヘビー級 1R10分・2R5分・3R5分
吉田秀彦(日本/吉田道場)
タンク・アボット(アメリカ/ピット・ファイトチーム)

開始早々、吉田のハイキック直撃! さらにはパンチの連打でぐらつかせる! アボットは太り過ぎ。手も出てないし、出しても切れなし。ディフェンスもガラガラ、ステップもない。ここだけHEROSヘビー級になっちゃったよ。グラウンドでバックを取った吉田、あ〜全然腕も入ってないし、これは極まらないなあ……と思ってたらアボットタップ。え? なんで? ああ……道着ですか……。


第6試合 PRIDEヘビー級タイトルマッチ 1R10分・2R5分・3R5分
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッド・デビル/王者)
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ/挑戦者)

とりあえず、まったくミルコの蹴りにびびらずに前に出るヒョードルが凄い。ミルコは下がるばかりでミドルを出せない。なんかほんとにもう、ありえない緊張感。カウンターのパンチがヒョードルをぐらつかせ、ミルコがチャンスを作るが、そこからの追い討ちのパンチとハイキックがかわされる。後から振り返ればここが最大のチャンスだったのだが……。グラウンドで上を取ったあとのヒョードルが崩れる気配を見せず、一ラウンド後半からミルコは万事休すという印象だった。レフェリーに「立たせてもらう」のを待っているストライカーは、それだけで試合の流れを失っていることになる。2ラウンド以降は息も絶え絶えのミルコ。だが、決してマウントを取らせなかったディフェンスは、大きな成長を伺わせた。
スタンドの打ち合いさえも有利に展開したヒョードルが、やはり完勝。ただ、判定まで持ち込めたミルコとノゲイラは本当に素晴らしい選手である。
退場の時、ファンの歓声に応えたミルコには感動した。また、必ず這い上がってほしい。


第7試合 PRIDEミドル級GP決勝戦 1R10分・2R5分
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

判定まで戦ったアローナだが、なにせインターバルはかなりあった。それほどの消耗もないだろう。対するショーグンは当然元気いっぱいだ。
消極的だったシウバとうってかわって、いきなり猛攻撃のショーグン! グラウンドでもいきなり優勢! 立ち上がった直後に右フックと膝蹴りで、あれよあれよというまにアローナがふらふらに! こうなるとシウバが怖れたプレッシャーはいったいなんだったのだろう。猪木アリになったら、もうこれはショーグンの必勝パターン。ホジェリオはここから粘ったのだが……。
踏みつけをかわしたあとの鉄槌にアローナはなすすべなく陥落。
うーむ、強すぎるね、ショーグン。「シウバとやったら勝つんじゃないか?」とマニアに言われてきた選手を四人も倒してのグランプリ制覇。寝技が弱点とかスタミナがないとか、グランプリ開始前は言われていたが、全部克服してしまった。今後は吉田戦とか中村戦とかが組まれるのだろうか?

いや、結果見るの我慢したかいがありました。素晴らしい大会だったと思います。
だいぶん見慣れて来て、自分でも展開が読めるようになってきたような気がする。まだまだ楽しみますよ〜。
posted at 2005/08/30 22:58 | ルシフ |
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2005/06/27

2005/6/26PRIDEミドル級グランプリ二回戦 試合感想 

いやはや、壮絶極まりない。番狂わせあり、圧勝劇あり、セカンドラウンドは熾烈な潰し合いと、新旧交代の場となった。
え〜PRIDEはまだあまり思い入れがないので、気楽に書きます。

(1) ワンマッチ:セルゲイ・ハリトーノフ vs. ペドロ・ヒーゾ
(2) ミドル級GP:マウリシオ・ショーグン vs. アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
(3) ミドル級GP:イゴール・ボブチャンチン vs. アリスター・オーフレイム
(4) ワンマッチ:ミルコ・クロコップ vs. イブラギム・マゴメドフ
(5) ワンマッチ:田村潔司 vs. 瀧本誠
(6) ワンマッチ:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. パウエル・ナツラ
(7) ミドル級GP:桜庭和志 vs. ヒカルド・アローナ
(8) ミドル級GP:中村和裕 vs. ヴァンダレイ・シウバ

(1) ワンマッチ:セルゲイ・ハリトーノフ vs. ペドロ・ヒーゾ
ジャブをバシバシ当て、ハリトーノフが完勝! うーむ、UFCの選手は毎度毎度総崩れですな。ハリトーノフがUFC行ったら、ほんとにタイトル取っちゃうんだろうな。次はハントかジョシュかと、王座挑戦権を賭けて対決か?

(2) ミドル級GP:マウリシオ・ショーグン vs. アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
なんとなくスタンドでホジェリオのパンチが当たるのだが、ショーグンも負けじと押し返し、テイクダウンでポイントを稼ぐ。フットスタンプをホジェリオが防ぎまくったのにはしびれた! 地上波ではダイジェストだったので、どこで差がついたかよくわからなかったが、ダメージを負っていたのは明らかにホジェリオ。判定でショーグン勝利。

(3) ミドル級GP:イゴール・ボブチャンチン vs. アリスター・オーフレイム
出だしから膝とロシアンフックが交差し、期待に違わぬ大打撃戦の予感。だが、寝技でいいポジションを取ったアリスターが長身を利してボブを振り回し、フロントチョークであっさりと極めてしまった! つ、つええ〜。アブダビ予選突破は伊達じゃない。これはショーグン戦が実現か?

(4) ワンマッチ:ミルコ・クロコップ vs. イブラギム・マゴメドフ
またまたうっかりミルコさんが出てしまわないかとひやひやしたが、ミドルキックで圧勝。まあお見事。これでついにヒョードル戦も実現か。

(5) ワンマッチ:田村潔司 vs. 瀧本誠
思い入れのない人間には、実につまらん試合だった。ちょっとパンチを出したくらいで騒ぐ実況席が異常にうざい。2人ともミドル級グランプリ、出なくて良かったね。来年もせいぜいプロテクトしてもらえばいいんじゃないか。

(6) ワンマッチ:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. パウエル・ナツラ
ナツラが素人くさくない動きを見せて、意外にも面白い。ノゲイラの完勝ではあったが、適応ぶりは評価できた。が、年齢も年齢じゃないか? この人は。今後があるかというとしんどいか。

(7) ミドル級GP:桜庭和志 vs. ヒカルド・アローナ
桜庭何もできず! こないだのバンナどころではない顔面の腫れ! 小池栄子の「お疲れさまでした」というコメントが、まったくシャレになっていなくてぞっとした。本当に選手生命に関わるダメージではないか? 技術でもフィジカルでも完全に負け、一発を浴びてではなくじわじわと痛めつけられての惨敗。残酷な結末だが、彼に過剰な期待を寄せる主催者には真摯に受け止めて欲しい。

(8) ミドル級GP:中村和裕 vs. ヴァンダレイ・シウバ
かつて宇野薫が時計の方によそ見して粉砕されたのは、爆笑もののシーンであるとともに勝負師としてあるまじき失態であった。ああいうシーンはそうそう何度も見られないと思っていただけに、まさかそれ以上の爆笑シーンが見られるとは思わなかった。道着脱いだ隙に殴られるってなによ!? 最近『ドラゴンボールZ』のゲームをやっていたのだが、スーパーサイヤ人に変身するには気を溜めたりしてえらく隙ができるのだ。仕方なく変身なしで普通に戦ってしまったりする。中村もまさに変身の隙を突かれてしまった。実際の戦いでは、やっぱり待ってくれないのだ。まさにリアルファイト。その点ホイスなどは、ゴング前からすでにスーパーサイヤ人だ。

いやあ、まずまず面白かった。いくつかの試合はダイジェストじゃなかったらもっと良かった。しかしどうにもマンネリ感が強い。シウバとヒョードルの牙城を誰かが崩さないと、この閉塞感はぬぐい去れないだろう。
決勝ラウンドの組み合わせは、アリスター対ショーグン、シウバ対アローナで順当じゃないか。

 posted at 2005/06/27 16:51 | ルシフ |
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2005/05/12

2005/6/26PRIDEミドル級GP二回戦 組み合わせ決定! 

一回戦を勝ち上がった8人による準々決勝の組み合わせが決定した。

桜庭和志(日本/高田道場)
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

中村和裕(日本/吉田道場)
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)


うーん、まあ悪くないのではなかろうか。

桜庭とアローナは、正直アローナに勝って欲しいが、それなりにハイレベルな試合になるのではないだろうか。桜庭はコンディションさえ良ければ、盛り上げに徹して判定勝ちも狙えるか?

中村は正直厳しいだろう。もちろん壮絶に散ってくれれば盛り上げにはなるが、あまりシウバに楽に決勝ラウンドに進まれても困る。健闘を!

ショーグン対ホジェリオは、楽しみなカードになった。弟対決という側面……は別にどうでもいいが、ショーグンのグラウンドでのスキルにも注目。

ボブチャンチンとアリスターは、凄絶な打撃戦を期待。ロシアンフックか? 膝か? 前戦ではお互い寝技でも強さを見せた。これも純粋に楽しみな試合。

どれもいいんだけど、気になるのはメインに持って来れそうなカードがないこと……。
とすると、いよいよミルコVSヒョードル決定か?
posted at 2005/05/12 20:47 | ルシフ |
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2005/04/11

2005/4/3 武士道地上波放送を観る。 

地上波放送観ました!
うーん、ダイジェストで見る分には面白いイベントなんですよね。
高阪は、1ラウンドもった、ということ以外に見せ場も何も作れず……。
さっさと止めなかった分、完敗の印象が強いですね。

リスターは、ホイスとベン・アフレックに似ている。
煽りVTRと番宣を見て、ミドル級グランプリも俄然楽しみになってきました!
事前番組にはこういう効能もありますな。
しかし、グランプリの宣伝ばかりして、肝心の武士道リニューアルに一言も触れていないのは解せないなあ〜。
なんのために五味がわざわざ来てるんだか……。
地上波がないとか、まさかそんなことないよね?
posted at 2005/04/11 15:13 | ルシフ |
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2005/04/05

2005/4/23 PRIDEミドル級グランプリ一回戦、カード決定。 

あ〜と18日というところで、ついに以下のカードが決定。

◆GP1回戦決定組み合わせ (全て1R10分・2R5分・3R5分)
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/PRIDEミドル級王者)
吉田秀彦(日本/吉田道場)

クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ/チーム・オーヤマ)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト)
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

近藤有己(日本/パンクラスism/パンクラス・ライトヘビー級王者)
イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)

中村和裕(日本/吉田道場)
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマー・ハウス)

ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
ディーン・リスター(アメリカ/ファビアノ・サントス柔術)

ビクトー・ベウフォート(ブラジル/フリー/UFC推薦選手)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)

桜庭和志(日本/高田道場)
ユン・ドンシク(韓国/フリー)

うーむ、ものすごい潰し合いだ。曲がりなりにも楽に勝てそうなのは、桜庭ぐらいか。
試合予想はまたいずれ。

しかし、出場選手最後の一人と合わせてカード発表というのは、あまり面白くない。
理想としては、まず全選手発表。それから一週間ぐらいこっちに勝手にカード予想ごっこをやらせる猶予を与えてから、おもむろにカード発表。これですな。
もう少しこちらにも遊ばせてほしいものだ。こういう知的?な楽しみも、格闘技を見る醍醐味なのだが……。

でも楽しみだな〜生観戦。
この他にもリザーブマッチやヘビー級の試合があるのだろうか?
この時期、ヘビー級の選手が干されて可哀想なので、一試合ぐらいは組んで欲しい。
ハリトーノフを出せとは言わないから(見たいけど)。
posted at 2005/04/05 19:45 | ルシフ |
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2005/03/20

ミドル級グランプリ開幕戦、チケットゲットォォォ! 

買ってしまった……。
17000円の、スタンドS席。いったいどういう席なのか、プライド観戦は初めてやし、まったくイメージがわかない。
そう言えば、昔、府立体育館にリングスを観に行った。コピロフ一本勝ちの鮮やかさは印象に残っている。あれもスタンド席、めちゃめちゃ斜めの見にくい位置であった。
昨年のダイナマイト、リングサイド席であったが割と後ろの方であったため、寝技になったらほとんど見えやしなかった。ビジョンばかり見ていた。
スタンドなんだから、遠くていいから角度的に見える位置であってほしい。

決定カードは吉田VSシウバ。個人的にあまり興味を惹かないが、メインにはいいと思う。あとは桜庭VSショーグン、近藤VSボブチャンチン、中村VSダンヘンで、日本人全滅の危機?とかどうだろう。
posted at 2005/03/20 19:52 | ルシフ |
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2005/03/07

4月23日はミドル級グランプリ。 

大阪在住なので、この大阪ドーム大会はぜひ見に行きたいと思っている。
仕事も休みを取る予定。

開幕戦ということで、豪華メンバー16人が揃うのは必至。
が、あまり詳しくない上に、思い入れのある選手もいないのだよな。
日本人が桜庭、吉田、田村?、近藤、中村。
昨年から引き続きシウバ、ジャクソン。
後はボブチャンチン、ショーグン、ハイアン、ダン・ヘンダーソン、アローナ、ホジェリオ・ノゲイラ。
ここらあたりまでは確定か?
あとはUFCからも出て来るんでしょうね(ますますわからん)。

先日の査定マッチで、横井や高橋など昨年のヘビー級グランプリの一回戦負け組が出ていたが、こいつらは無残に負けて敢え無く査定落ち。ということは、ヘビーの一回戦っていったいなんだったんだろう……。

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