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K-1WGP 過去ログその10

過去ログ
2005/9/23 Kー1WGP開幕戦 昨年の開幕戦と比較して

思えばKー1の主催者側が「原点回帰」という目標を掲げたのが、昨年の開幕戦であった。それから一年たった。ふと思いついたのだが、カードが発表された今、昨年と今年の開幕戦同士を比較すれば、「原点回帰度」が計れるのではないか?
あまり正確な考量にはならんと思うが、せっかくだからやってみよう。




昨年の開幕戦・参加選手の内訳
ベスト8
レミー・ボンヤスキー
武蔵
シリル・アビディ
ピーター・アーツ
レイ・セフォー
フランソワ・ボタ
アレクセイ・イグナショフ

予選優勝者
マイケル・マクドナルド
天田ヒロミ
ガオグライ・ゲーンノラシン
マイティ・モー

主催者推薦
アーネスト・ホースト
ジェロム・レ・バンナ
ゲーリー・グッドリッジ
グラウベ・フェイトーザ

スーパーファイト


今年の開幕戦・参加選手の内訳
ベスト8
レミー・ボンヤスキー
武蔵
フランソワ・ボタ
ガオグライ・ゲーンノラシン
アーネスト・ホースト
レイ・セフォー
ピーター・アーツ
マイティ・モー

予選優勝者
チェ・ホンマン
グラウベ・フェイトーザ
セーム・シュルト
ボブ・サップ
ゲーリー・グッドリッジ
ルスラン・カラエフ

主催者推薦
ジェロム・レ・バンナ

スーパーファイト
アレクセイ・イグナショフ
角田信朗
ジョージ“ザ・アイアンライオン”

原点回帰の骨子は何かと言うと、一つはやはり競技としてのシステム化があげられると思う。
昨年の開幕戦の最大の問題点は何であったかというと、それは推薦選手の多さであったと思われる。推薦という言わば「ワイルドカード」が四枚も切られているというのは、すなわち予選及び開幕戦へ向けての査定が明瞭に進められていないことの証明でもあった。特に、グッドリッジとグラウベの推薦は、当時の私はまったく容認していなかった。両者とも予選の優勝経験すらなく、この年の戦績も二人ともTOAに勝ったと言うオモシロ評価。いったいなんの基準になるんだ。
しかし、今年は昨年を凌ぐ6大会の予選が開かれ、そのグラウベ、グッドリッジを含む6名のファイターが名を連ねた。昨年の顔触れから、天田、アビディ、マクド、曙が消え、ホンマン、サップ、シュルト、カラエフが加わったが、新たに加わった四名と、昨年に不明瞭な推薦枠でエントリーした二名が、すべて予選を勝ち抜いている。これはそれなりに評価されていいことだと思う。予選の参加選手の顔触れには疑問点も多々あるが、少なくともワンデートーナメントを一つ勝ち抜くのは、それなりに難事である。まだまだ内容に不満はあるが、少なくとも去年より随分形は整った。要は、中の料理はともかく入れ物はスタイルが決められた感じ。後は中身である。
唯一の推薦選手となったバンナも、曲がりなりにもベスト16同士のアビディとの対戦をクリアしている。もちろんこのこと自体の是非を問う意見もあるが、昨年のプロレスラーをKOしてのエントリーよりはましであろう。
当初はもう一つ推薦枠があるはずだったが、結局は該当者なしという結果になった。これは結局、目立った実績を上げた選手がいない点が原因。一時イグナショフ、アビディ、藤本の名が出たが、正直開幕戦のチケットを得られるほどの評価は与えられない。ベスト4ぐらいの実績では評価し切れないし、トーナメントの準優勝という結果も他のトーナメントの準優勝者と比較して不公平感が際立つ。最終予選がすべての準優勝者を集めての敗者復活戦だったなら、そこの準優勝者を多少優遇しても許されたと思うが、残念ながらそうではなかった。
枠を作っておいて該当者なし、ということにするから、王者のシードという不公平感の強い流れが生まれる。推薦枠を作るなら作るで、それなりの縛りを設けておくべきだと思う。

・予選準優勝
・ベスト8選手に勝つ
・グランプリ王者経験あり
・○戦以上して○KO

これぐらいの基準を最初に明示して、該当する選手を選べば、それほど不満は出て来ないだろう。
昨年は選出の段階からかなりゴタゴタとし、セフォーに完敗したサップを出すなどという話が谷川Pの口から出たことさえあった。その直後に「原点回帰」の方向性が打ち出されたわけだが、正直、泥縄というか付け焼き刃というか、推薦選手の顔触れと合わせて、取ってつけたような感じばかり受けたものだ。
とりあえず、今年は曲がりなりにも、最初に決定されたシステムどおりに事が運んだ。内容が充実すれば、一年通して楽しめるKー1の形が成立するかもしれない。
各地の予選に関しての考察は、また別項で。

王者レミー・ボンヤスキーの開幕戦免除も、昨年になんだかなあと思った一因であった。今年もそれが通ってしまい、どうも悪習になりつつあるような気がする。ボンヤスキーは実力者だし、二連覇と言う結果も合わせて、現在のKー1ではトップクラスの選手である事は間違いない。だが、こういう意味のない優遇は彼の実力を発揮させる場を奪うことになりかねない。優勝と言う結果を出したボンヤスキーが真のレジェンドを生み出すのに必要なのは、強敵との生き残りを賭けた死闘なのである。三連覇の懸かった今年こそ、よりシビアな条件を課すべきであった。
ただ、スーパーファイトの相手は、昨年とは比較にならない強敵となった。曙相手にKOショーを演出してみせたボンヤスキーだったが、今回はKー1参戦前とは言え二度敗れ、自らライバルと呼ぶ相手。簡単な試合にはならないと思われる。
そういう意味では、去年よりはましと言ってもいいと思う。

顔触れ自体は大きく変わっていないが、なんといってもトーナメントを圧倒的な強さで勝ち上がって来た選手には、ある種の幻想が感じられる。グラウベやシュルトなど、その好例だ。ベスト8同士の対戦が三つも組まれ、潰し合いの様相を呈している。有利と言える選手はいるが、確実に勝つともいい切れない。ある意味、どんぐりの背比べで絶対的王者のいない現況では、理想のラインナップと言えるかもしれない。

結論としては、去年よりははるかにまし……と言う事になる。だが、内容がそれに伴うかはいまだ未知数である。2003年のような凶行が繰り返されたり、アクシデントが続出する可能性もある。ともかく成功を祈りたい。

おまけで、角田のオモシロカードについて。これはあくまでおまけである、というのが私の意見である。角田に関しては予選エントリーは論外であったが、興行二、三回につき一試合ぐらい彼の試合があっても、別にいいと思う。引退したロートルで弱いが、それなりにパンチもキックも打てる。一応、形にはなっているのだから、一概に色物扱いすることもないと思う。一選手としておまけやっている分には見逃してもかまうまい。トイレ行ったっていいし……。
しかし、今回はちょっと悪い相手を選んでしまったと思う。今回の相手は往年の名選手スタン・ザ・マンの「弟」だそうだ。今年の格闘技界は、「弟」が絶好調なのにも関わらずである。先日、ニンジャの「弟」ショーグンがホジェリオとの「弟」対決を制しPRIDEグランプリを制してしまった。武蔵の「弟」TOMOは全日本キックのベルトを取ってしまった。サミール・べナゾーズの「弟」ナオフォール・アイアンレッグはパリ大会準優勝、期待の新鋭だ。セフォーの「弟」ロニー・セフォーもどこかで頑張っている。
ひそかに「弟」時代が来ているのに、角田の嗅覚はそれを見抜いていないようだ。空気が読めないのはテレビタレントとして致命的だ。そんなわけで、アイアンライオンが勝ってしまうのに期待である。
2005/09/04 21:45


2005/09/01

2005/9/23 Kー1WGP開幕戦 カード決定!

すべての予選が終了、推薦枠も一つは決まり、あと一つの枠を残すのみとなっていた今年の開幕戦。ついに全対戦カードが発表された。

<K−1 WORLD GP 2005開幕戦>
ピーター・アーツ(オランダ/チーム アーツ)
マイティ・モー(米国/シャークタンクジム)

<K−1 WORLD GP 2005開幕戦>
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)
セーム・シュルト(オランダ/正道会館)

<K−1 WORLD GP 2005開幕戦>
アーネスト・ホースト(オランダ/)
ルスラン・カラエフ(ロシア/)

<K−1 WORLD GP 2005開幕戦>
武蔵(日本/正道会館)
フランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタ(南アフリカ/バッファローズ)

<K−1 WORLD GP 2005開幕戦>
ジュロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバコ/フリー)

<K−1 WORLD GP 2005開幕戦>
ボブ・サップ(米国/チーム ビースト)
チェ・ホンマン(韓国/フリー)

<K−1 WORLD GP 2005開幕戦>
レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)
ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/伊原道場)

<スーパーファイト>
レミー・ボンヤスキー(オランダ/メジロジム)
アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ/チヌックジム)

<スーパーファイト>
角田信朗(日本/正道会館)
ジョージ“ザ・アイアンライオン”(オーストラリア/スタン・ザ・マン ジム)

先に発表されていた4カードと合わせて、開幕戦3カード追加。そして、王者レミー・ボンヤスキーは昨年に続いてシードとして開幕戦を免除され、スーパーファイトを行うことになった。その対戦相手は……アレクセイ・イグナショフ!



来た! 来てしまった! 3万円突っ込んでSRS席を取った甲斐がありました! イグナショフがオレの待つ大阪ドームへとやってくる! 今回の抜擢は、アビディ、藤本を抑えてのオフィシャルサイトファン投票一位という結果をうけてのものだそうである。恥ずかしながら、ワタクシも怪我が治ったらという注釈つきでイグナショフに一票いれました……。
正直、一位という結果には驚いた。昨年来の不甲斐ない姿にも関わらず、期待している人がそんなにもいることに感動した。
推薦枠ではあるが、今回は開幕戦出場ではなくスーパーファイト。まあこれは妥当ではないか。ボンヤスキーが開幕戦免除ということの是非は置くとして、イグナショフないしアビディは実績があると言えど三位が最高位。今年の星がないのに開幕戦進出というのは問題があると思う。

ただ、やはり不安なのは膝の状態である。6月頃に手術を行い、7月半ば頃にはリハビリで精いっぱいの状態だったはずである。手術から長くとも三ヶ月。手術→リハビリ→トレーニングという状況で、果たして万全のコンディションを作って来れるかと言うと、疑問であると言わざるを得ない。今年は静養して欲しいという気持ちも、確かにあった。
だが、そうは言ってもオファーを受けたのはイグナショフ自身と、一緒にやっているチヌックジムのアンドレイコーチである。なんらかの精算があってのことと信じたい。
そして、投票一位と言うファンの期待が彼のやる気をかき立て、昨年からの汚名を、王者との対戦という絶好の機会に返上することに、闘志を燃やしてくれることを願う。
……しかし……大事な開幕戦直前だというのに対戦相手が誰か知らず(2003年)、同じく大事な開幕戦直前だというのに森でキノコを集めていて太ってしまい(2004年)、本来ならそれを厳しく鍛えなおすはずのコーチは一緒に魚を釣って遊んでいる(2005年)……。この男に、ファンの期待とかそんな常識的な話は通用しないのだ。正直、どんなコンディションで出てくるかまったくわからない。
まあいいや、出てくれるだけで。パリ大会での敗戦後「Kー1というスポーツが好きだから、それをやれて良かった」と彼は言った。私も、ぜひとも一緒に楽しみたいと思う。

その他の(その他かよ!)カードだが、昨年ベスト8同士の対戦が三試合を占め、予選優勝者同士も激突することとなった。
グラウベ・フェイトーザが大巨人狩りに挑むカードは、共に厳しい予選を勝ち上がっただけに、死闘になりそうである。パヴェル・マイヤーを粉砕したグラウベが、それ以上の巨人を崩せるのか?
ヴェネチアン、マクドナルドと開幕戦では比較的小兵との対戦が続いていたアーツは、絶好調のマイティ・モーを迎える。グッドリッジ以上のハードパンチャーとこの二年は対戦していないアーツにとっては、試練の一番となりそうだ。
今年全然試合のなかったホースト先生は、新鋭カラエフと激突! 2003年のアビディ戦のような、倒しに来るホーストを久々に見たい。

さて、開幕戦については次回以降もちょこちょこと語っていくのでよろしく。

2005/09/01 00:24
(5)

2005/08/15

2005/8/13Kー1ラスベガス大会 試合結果

ひさびさの深夜放送である。お盆期間中は仕事が忙しく朝も早いので、ビデオに撮って翌日見るかな……と思っていたのだが……。
ちょっとだけ、10分だけ見よう、と思ってテレビをつけたら最初の10分でKOが二つ! や、やられた。地上波の編集にやられた。目が覚めるとはこのこと。結局そのまま最後まで見てしまったのであった……。



GP世界最終予選 1回戦Aブロック(1) 3分3R(延長1R)
マイケル・マクドナルド(カナダ/フリー)
アゼム・マクスタイ(スイス/ウィング・タイ・ジム)

時々顔面のガードが甘くなるマクド。マクスタイのハイキックが顔面を掠り、第一ラウンドいきなりフラフラに! サミングになったかダウンは取られなかったが、結局勢いを盛りかえしたのは第3ラウンドになってからだった。その最終ラウンドは得意のパンチからハイのコンビネーションも出たが、意地で蹴りを返すマクスタイに決定的な差をつけられず、判定負けとなった。目に見えるわけではないが、やはりマクドナルドも衰えがあるのだろうか……。


GP世界最終予選 1回戦Aブロック(2) 3分3R(延長1R)
フレディ・ケマイヨ(フランス/ファウコンジム)
ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム)

華麗なテクニックを持つケマヨが、新鋭を抑えるかと思っていたのだが、あまりに衝撃的な形で予想が裏切られた。序盤から猛ラッシュをかけるカラエフ。やや変則的なコンビネーションで、膝も交えてケマヨに襲いかかる。得意と言うパンチの切れがすごい。左右のダブルは二発目がきっちり当たるし、右足を踏み出した状態からの右ストレートが真正面からガードを突き破ってくる。奇襲も兼ねたこの右を皮切りに猛ラッシュ。そして、一瞬間を置いた後、高速のバックスピンキックがケマヨの腹を抉った。
ボディが効いた時の倒れ方というのは、つかのま何ごともなかったかのように立っていた後、ゆっくりと崩れ落ちる。かつてのノルキヤ対ホルム戦のような衝撃だった。それもテクニシャンのケマヨ相手にだ。ケマヨは自分のやりたかったことを先にすべてやられた感じか。


GP世界最終予選 1回戦Bブロック(1) 3分3R(延長1R)
堀 啓(日本/チーム・ドラゴン)
ハリッド・“ディ・ファウスト”(ドイツ/ゴールデン・グローリー)

序盤、マメな蹴りで距離を取る堀。パンチもリーチを生かして単発で出し、ハリッドに中に入りこませない。おお、なかなか頑張ってるじゃないか、堀。このまま3ラウンドまで試合をコントロールしていきたいね……と思うのだが、堀の弱点はかわすにしろ撃ち合うにしろ、自分のペースやリズムを維持できないところにある。こればかりは経験だと思うが、一ラウンド維持できるようになっただけマシかな……。
2ラウンド、バッティングの直後にパンチを浴び、ダウンを取られる堀。アピールする姿が、まるでコヒさんのようだ。まあ堀はコヒさんと違って反則はしないけど(言い過ぎ)。そんなバッティングになるような距離に入られてる時点で、作戦が上手く行ってない証拠だよ。そしてまたまた下半身の脆さを露呈し、バランスを崩しまくる。セコンドの談話では負傷とかではない、ということだったが、じゃあなんであんなにグラグラしてるんだ。
そして最終ラウンドに、ついにハリッドのパンチが直撃! ダウン! ガードが一瞬下がって、また上がり切る前のわずかな隙を突かれた。確かにハリッドの出入りも速いんだが、しかし攻めのパターンが単純な相手にこうあっさりもらってしまうのは、やはり技術の未熟さか。
体格で有利なはずの堀だったが、ハリッドもこの2年ぐらいでかなり厚みが増した感じ。これはパンチも重いだろう。


GP世界最終予選 1回戦Bブロック(2) 3分3R(延長1R)
富平辰文(日本/SQUARE)
スコット・ライティ(アメリカ/ザ・ピット)

直前のベットで大穴中の大穴。モー戦の目玉でんぐりがえった顔ばかり印象に残っていたライティ。4月のグッドリッジ戦の意外な粘りとディフェンスの上手さに微妙に評価が上がった感じだったが、正直富平に勝たせるためのカードと踏んでいた。
富平はいつも通り気合いが入り、なおかつ余裕も感じられるいい表情をしている。テンパッてた中迫とはえらい違いだ。対するライティも気合い充分。身長は大した差はないが、ライティは104キロある。結構でかいな……って、そもそもこんなにあったっけ。富平にとってはさほど体格差のない相手と思っていたが、そうは言っても10キロ差なのね。
出だしから好勝負の予感。パンチにはパンチ、ローにはローで対抗する両者。まるで合わせ鏡のように、お互い同じ技を繰り出し、じょじょにそのタイミングが重なり、相打ちが多くなる。そして! 運命の瞬間が訪れた。まったく同じタイミングで始動した両者のハイキック。だが、富平のハイはライティの胸を叩き、ライティのハイは富平の顎を撃ち抜いたのだった……。脳を揺らして横転する富平。もはや戦う力は残されていなかった……。
うーむ、まさに富平にとっては悪夢だろう。ただ、これは不運であるまい。体格差がダイレクトに蹴りの打点に影響した結果である。そして、お互いの技術にまったく遜色がなかった故の決着でもあった。問題があるとすれば、アメリカ予選のリザーバーレベルの選手と、日本のナンバー2が技術的に互角という目を背けたくなるような現実ですな。


Aブロック準決勝
アゼム・マクスタイ(スイス/ウィング・タイ・ジム)
ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム)

開始早々、またもカラエフ猛ラッシュ! 右ステップからの右ストレートが、ここでも直撃! 反射的に左が来ると思ってしまうのだろうか。マクスタイも撃ち返すが、カラエフの勢いはパンチを受けても止まらない。セフォー戦の秒殺負けのイメージから、打たれ強さはないかと思っていたが、若干体格差があるせいか、ひるまずに猛攻撃を加え続ける。そして2ラウンド開始直後、またもバックスピン! ここで本当に声が出た。しかし、レバーをえぐられながらも、鉄人の遺志を継ぐ男は立ち上がる! さらに突進して来たカラエフにパンチのカウンターを叩き込み、反撃! カラエフは打った後のガードが甘い感じ。これが弱点かな? しかし意外にも打たれ強く、スウェーも上手いので連打が決まらない。
加速度的に凄絶さを加える打撃戦、3ラウンドにカラエフが膝でまたもダウンを奪取! ダメージは負ったものの、大差の判定で勝利。おいおい、強いじゃないか。このスピードを維持したままパワーアップすれば、ほとんどの選手は叩きのめされそうだ。マクスタイも精神力を見せたが、破壊力も手数も、全ての面で及ばなかった。


Bブロック準決勝
ハリッド・“ディ・ファウスト”(ドイツ/ゴールデン・グローリー)
スコット・ライティ(アメリカ/ザ・ピット)

これはダイジェストの放送だったが、ライティは距離を上手く取って戦っていたようだ。堀もこの戦い方をしなきゃならんよ。本気で勝ちたいなら。ところでハリッドのセコンドにはレコさんの姿。谷P(と石井館長)にはアピールしたかな?


決勝
ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム)
スコット・ライティ(アメリカ/ザ・ピット)

うーむ、誰がこの決勝を想像しただろう。カラエフの爆発力にもびびったが、ライティの安定感もちょっとしたものだ。同じ4ラウンドを戦ってきた両者だが、打ち合いを演じたカラエフは疲れた表情。対するライティは省エネファイトが功を奏したか、さほど消耗は見られない。さすがにカラエフの切れは落ち、ライティのローが脚にバシバシと当たり続ける。このままダメージが蓄積するかと思われたが、カラエフは必死のステップで距離を取り、ローの連打を許さない。消耗の色が濃かったカラエフだが、一発打撃が入ると勢いづき、息を吹き返してラッシュをかける。ライティも守りに徹してダウンを奪われることはないが、徐々に両者の消耗度の格差は狭まっていく。
最終ラウンド、手数を減らさないカラエフの攻撃に対し、ライティは凌ぐのがやっとという感じ。マクスタイ戦でもそうだったが、カラエフはまるでポイントを計算しないようだ。常に攻撃攻撃。その攻めも多彩で、見応えがある。

バックスピンキック
右ステップから飛び込んでの右ストレート
左右から繰り出すダブルのフック
バックハンドブロー
組んで顔面狙いの膝
前蹴り
飛び膝
ショートからのアッパー

三試合で、これぐらい目につく技が出た。これがまったくどれが出てくるかわからない状態で戦うとなると、非常にやりづらい相手だし、これだけ引き出しがあるとカラエフ自身、戦術の幅が大きいだろう。ガードの甘さはあるが、これは楽しみな選手である。

新鋭が素晴らしい戦いを見せ、開幕戦進出。こういうのを待っていたんですよ。カラエフには惜しみない拍手を贈りたい。そして、開幕戦までには何か新しいニックネームがついているのに期待。

スーパーファイト 3分3R(延長1R)
マイティ・モー(アメリカ/シャーク・タンク)
フランソワ・ボタ(南アフリカ/バッファローズ)

普通にパンチ勝負でボタが判定勝ちすると思っていたのだが……。この試合はボタの方に慢心があったように思う。開始早々、ローキックを飛ばしたのはボタだった。昨年の最終予選、ライティとブレック・ウォリスの二人が蹴りにオーバーハンドフックを合わせられてKOされ、ボンヤスキーも同じタイミングで膝に合わされダウンを奪われた。ボンヤスキーはその試合でこのフックを警戒してか、まったくローを蹴らなかったぐらいだ。そんな事を合わせて考えると、このローはあまりに不用意すぎ。スピードを増したフックがボタの顔面をいきなり直撃した。その後は圧力に押されたボタが一方的にパンチを浴びる展開。今までKO負けのなかったボタが、惨敗を喫してしまった。バンナを破りグランプリベスト4につけ、ようやく株が上がってきたのに、それを帳消しにする無惨な敗北。これは痛すぎる。

番狂わせの連続で、非常に面白い大会だった。やや軽量のテクニシャンを普通に集めるだけで、こんなに違うものか。来年の最終予選も今から楽しみである(気が早すぎ)。


2005/08/15 22:01
(8) 6) |

2005/08/11

ワールドグランプリ開幕戦 2カード決定!

武蔵VSフランソワ・ボタ
ジェロム・レ・バンナVSゲーリー・グッドリッジ

全選手揃わぬまま、カードが小出しにされる開幕戦。
しかし、ワタクシはもうチケットを買ってしまいました……! SRS席! マジで!? イグナショフも出ないのに?
関西人としてはホースト先生を生で観られる最後のチャンスかも知らんだけに、別に高いとは思わぬが、開催直前にホースト、バンナが欠場した一昨年みたいなことにはならないでほしいなあ。

それはいいとして、今回も2カードの発表と相成った。



武蔵対ボタは、昨年のベスト8同士の対決。
ベスト8対予選優勝者の対決にこだわる意見もあるが、私的にはその縛りは必要ないと思う。万が一、昨年ベスト8がみんな勝ってしまい、なおかつくじ引きで同じ組み合わせになっちゃったらどうするんだ(笑)。去年とまったく同じカードの東京ドーム決勝は見たくない。一つか二つは、ベスト8同士の組み合わせを入れて毎年シャッフルするのがいいと思う(本音を言うと、もっと予選の時点でシャッフルされるよう、特定選手の優遇をやめるべきなのだが……)。
これはしかし、武蔵にとっては少なくとも昨年のアビディ戦よりはリスキーなカードだと思われる。
ボタがひたすらに前進してパンチを浴びせ続ければ、MAXの佐藤対カラコダを彷佛とさせる展開になるかもしれない。ただ、ボタは参戦後、この前進し続けるスタイルで黒星を重ね、カウンタースタイルでバンナから勝利をもぎ取っただけに、いまひとつどういうスタイルで来るか読めない。昨年の準決勝でボンヤスキーを追い詰めた時は前進あるのみの猛攻だったが、武蔵の逃げ続けるステップを追い切れないという判断があるなら、お見合いファイトになってしまうかも? カラコダコーチがついている以上、突貫攻撃でくると思うのだが……。至近での膝の防御など、見違えるほどに向上しているだけに、武蔵はよほど効果的なハイかミドルを決めないと、苦しい戦いになるだろう。

続いてバンナ対グッドリッジは、三年前のリベンジ戦。
こちらは、個人的にはあまり面白味を感じない。普通に考えればバンナ有利だろうし、グッドリッジのテクニックが向上していると言っても、セフォー戦やモー戦の完敗など見ても、バンナの強打を捌けるレベルにはないだろう。ただ、バンナもアビディ戦の内容など見ても、いささか決めの破壊力に不安が残る。長引けば意外にグッドリッジにもチャンスが出てくるかも知れない。
3年前のような「抜きな! どっちが速いか試してみようぜ」的な試合をするなら、カウンターも入りやすくなりバンナ勝利は揺るがないと思う。

あと二枠、最終予選と推薦枠が未定だが、残りはホースト、アーツ、ボンヤスキーの王者トリオを、モー、グラウベ、シュルトが追う展開。最終予選はマクドナルドかケマヨと予想しているが、準優勝が富平あたりになった場合は、すでに推薦枠に名の挙がった藤本とどちらかが出てくる可能性が高いと思う。ホーストらに噛ませ犬の日本人をあてがうよりは、実力者に出て来て欲しい。正直、マクドやケマヨでも役者不足という感じなのだ。藤本や富平は、角田とスーパーファイトでやって「ジャパンの魂」を注入してもらい、来年につなげるという構図で充分だと思うのだが……。
2005/08/11 14:27
(3) 0) |

2005/08/01

2005/7/29Kー1ハワイ大会 試合結果

大乱打戦の続出となったハワイ大会。だが、そこで繰り広げられたのは、地元の英雄の無惨な敗北と、退屈極まりない現実であった。
ハワイ最大の規模を誇るというアロハスタジアムでの開催だが、5万人収容の会場で、なんと動員1万4800人! あまりに寒い。地元BJ・ペンと曙の人気を当て込んでの開催だったが、所詮個人の人気で動員できるのはこの程度ということだろう。トーナメントの面子も動員を当て込んでハワイ出身選手を並べたが、それで客が動くとは思えない。どうせ興行的に失敗なら、せめてKー1という競技の魅力を発揮できる選手を揃え、次につなげてほしかった。
今大会を最後に、おそらくハワイではKー1の主要興行は開かれないであろう。仮にタイソンが出たとしても、結果は大して変わるまい。それよりも、いみじくも山本KIDが大会後に語ったように、ROTRと協力してHERO'Sを開催した方がまだ盛り上がるのではないか。来年はせいぜいアメリカの一地区としての予選でも開いていればいい。

今回面白かったのはゲストのKID。テレビに映った瞬間、すでにリラックスモードで、アロハを連発! この緊張感のなさが、すでにこの大会のレベルの低さを物語っている。なんか顔も赤いし……飲んでるのか?
しかし、この日のKIDは大人であった。相変わらずの塩試合、試合後は怪我でしたといいわけした武蔵先生にも「もっと蹴って欲しかったっすね」にとどめ、マットに転がった曙にも「体重落とさないと」と当たり前のことしか言わなかった。歯がゆかったろう。呆れていたろう。笑いたかったろう。しかし、今や彼もイベントの顔となる選手。テレビ放送の差し障りになるようなことはもう言わないのだ。

第1試合 1回戦Aブロック(1) 3分3R(延長1R)
○ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバコ/フリー)
×ウェスリー・“キャベージ”・コレイラ(アメリカ/B.J.ペン MMA)
1R 2'43" TKO (2ダウン:ローキック)

総合出身のストライカーが出て来て、それで立ち技の試合が面白くなるような要素と言えば、やはりキックボクシングにはないリズムでの猛攻と、身体能力を活かした高回転のラッシュだろう。サップやグッドリッジなどは、それをやってのける選手であった。しかるにこのキャベツはどうか? でかいだけで、パンチに切れもない。総合ならば生かせる体格も打撃の重さも、立ち技ではいたずらに大振りを振り回すのみだ。
グッドリッジの強打を浴びても倒れないタフさはなかなかのものだが、それなら脚を蹴ればいいだけの話。退屈な試合だった。

第2試合 1回戦Aブロック(2) 3分3R(延長1R)
○カーター・ウィリアムス(アメリカ/チーム・ブードゥーUSA)
×ノブ・ハヤシ(日本/ドージョー・チャクリキ・ジャパン)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
※1R右ストレートでハヤシに1ダウンあり

ラスベガスの準決勝で完敗したカーターと、パリでフレディ・ケマヨに子供扱いされたノブ・ハヤシ。カーターは、一時の慎重さをキープしながらも、ワンツーからローもしくはハイにつなげる得意のコンビネーションが復活。切れのあるパンチであっさりとノブからダウンを奪う。ノブはその後は倒れこそしないものの言いようにコンビネーションを打たれ、ズルズルと判定負け。
試合後のノブは、「ダウンはスリップ。プレッシャーをかけてたのは自分。見すぎてポイントを取られた」と語った。天田の代役だからって、こないだの天田みたいなコメント出さなくてもいいだろうに。本当に、何も心に残してくれない選手である。

第3試合 1回戦Bブロック(3) 3分3R(延長1R)
○バタービーン(アメリカ/チーム・バタービーン)
×マーカス・“XL”・ロイスター(アメリカ/チーム・ブードゥーUSA)
判定3-0 (30-27/30-26/30-27)
※3R右フックでロイスターに1ダウンあり

パンチだけは上手いデブと、パンチも蹴りも下手なデブ。しかし下手なりにローキックが効いてしまうんだから、所詮デブ同士。ブタは前座試合やってろ。

第4試合 1回戦Bブロック(4) 3分3R(延長1R)
○藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY)
×スコット・ジャンク(アメリカ/B.J.ペン MMA)
3R 1'21" KO (右フック)
※2R投げの反則によりジャンクに減点1

ジャンクもまた総合出身選手。しかし明らかに細い脚に、強烈な蹴りも持つはずの藤本がローを蹴らない。こだわりだかなんだか知らないが、パンチで応戦。体重差があるだけに、ひやりとする場面も。最後はカウンターを決めた藤本がKO勝ち。
だが、本当ならもっと楽に勝てる試合で、敢えてパンチ勝負にこだわる理由が、私には理解できない。徹底的に磨き上げ、絶対の自信がある武器として完成させてきたならまだわかるが、広島大会を見てもそんなレベルにないことは明白だ。明らかな格下を相手に手を抜いて、「好勝負」を演出する。そんなレベルの低いものを、こちらは求めていないのだが……。

第6試合 準決勝Aブロック 3分3R(延長1R)
○ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバコ/フリー)
×カーター・ウィリアムス(アメリカ/チーム・ブードゥーUSA)
1R 1'15" TKO (2ダウン:パンチ連打)

これは、前から見てみたいと思っていたカードだった。強打と打たれ強さを誇り、バンナ、セフォー、モークラスのパンチでなければ粉砕できないグッドリッジ。昨年、アビディが技術的には上回りながらも破壊力不足で押し負けたのは記憶に新しい。
カーター、藤本はパンチ主体ながらキックも使い、なおかつガードが甘い(笑)。アビディに近いタイプと思われる。その二人が、グッドリッジの強打を凌ぎ、自分の強打を生かせる技術を身に付けているか? 若手の成長の試金石、トップファイターへの通過試験として、グッドリッジはノルキヤと並んで最適の選手と思われる。
だが、この戦いの結末もあまりに無惨なものであった。アメリカ新世代の旗手と言われ、コアなファンからも期待が高かったカーターだが、なんとグッドリッジのパンチテクの前にあっけなく倒され、秒殺負けを喫してしまったのだ。かく言う私も、一昨年のセフォー戦の大打撃戦を生で見て以来、彼の成長に期待していた一人だったので、とても残念だった。技術面での欠点に加え、度重なるKO負けが打たれ弱さを加速させているようにも思える。今年二度目の予選エントリーだったが、やはりその資格はなかった。

第7試合 準決勝Bブロック 3分3R(延長1R)
○藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY)
×マーカス・“XL”・ロイスター(アメリカ/チーム・ブードゥーUSA)
1R 2'16" KO (左フック)
※一回戦勝者のバタービーンが左ももを負傷し棄権。リザーブマッチ勝者のマローンもドクターストップがかかり、一回戦敗者のロイスターがエントリーされた

相手の脚を破壊しながらも自らも脚を引きずったデブが、みすみす料理されにやってきた。一試合目にしてとっくに限界の見えてしまった選手が、なぜか準決勝まで上がってくる。見ていて苦痛である。案の定、藤本がヨロヨロのところにパンチを決め、あっさりと仕留めてみせた。
しかし、でかいだけの素人を二人倒せば決勝進出だから、藤本にはおいしい。

第9試合 決勝 3分3R(延長2R)
○ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバコ/フリー)
×藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY)
3R 1'19" TKO (タオル投入:右ローで2度目のダウン後)
※1Rフックで藤本に2ダウンあり
※グッドリッジが優勝。ワールドGP開幕戦への出場権を獲得

一ラウンド、いきなりのグッドリッジの猛攻を凌ぎ、藤本がパンチを返す。カウンターを何発かいれるも、グッドリッジも踏み止まり、打ち合いに。グッドリッジのパンチは左右のフック一辺倒で単調すぎ、藤本の単純なダッキングにかわされる。その藤本も屈んでかわした後はくっつくものだから、一向にリズムが出ない。そして、数撃ちゃあたるとばかりに振り回され続けたグッドリッジのフックが、ついに藤本の顔面を直撃! 藤本は立ち上がり、なんとか一ラウンドは耐える。
その後もほぼ同じ展開が続き、大振りのグッドリッジに藤本がカウンターを入れるという展開が続く。激しくはあるが単調なんだよ。藤本は強烈な蹴りがあるのにろくに出さず、不利なパンチの打ち合いを延々と挑み続ける。こうなれば、一発とタフネスに勝るグッドリッジが有利。三ラウンドにタオルを投入させ、決着をつけた。

カーター、藤本という中堅キックボクサーを圧倒したグッドリッジは、やはりそれなりの実力者であることが証明された。テクニックも上がっているし、素人のパンチはものともしない。今後も、若手の壁、他競技からの挑戦者への門番役として、活躍の余地充分だ。だが、所詮は総合出身選手で、40歳になろうかというピークを過ぎた男。Kー1一筋でやってきて、なおかつ若い藤本やカーターは、この完敗を恥辱と認識しておいてほしいものだ。

◆ スーパーファイト
第10試合 メインイベント 総合格闘技ルール 5分3R
○B.J.ペン(アメリカ/B.J.ペン MMA)
×ヘンゾ・グレイシー(ブラジル/ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)
判定3-0 (29-28/30-28/29-28)

地上波放送はなし。これはKー1なんだから、妥当なところだろう。個人的にもどうでもいい試合だった。

第8試合 K-1ルール 3分3R(延長1R)
×曙(日本/チーム・ヨコヅナ)
○チェ・ホンマン(韓国/フリー)
1R 2'52" KO (2ダウン:膝蹴り)

せっかく地上波放送に備えて情報をカットしていたのに、職場のスポーツ新聞の見出しできっちり結果だけ見てしまった。まあそうなると思ってたけど。ホンマンのパンチはさほど変わっていないように見えたが、曙はまるで手が出せず、ほとんどサンドバッグに。曙は、ファイターとしての気持ち、アスリートとしての肉体、現代スポーツ選手としての知性、すべてが感じられない、最低の選手であった。この生ゴミの試合を、Kー1ファンは実に一年と七ヶ月も見続けたわけだ。何もかもが無駄であった。

第5試合 K-1ルール 3分3R(延長1R)
○武蔵(日本/正道会館)
×リカルド・ノードストランド(スウェーデン/ヴァレンテュナ・ボクシング・キャンプ)
判定2-0 (30-29/30-28/30-30)

相変わらず手を出さず、カウンター狙いのムサムサくん。ノードストランドも煽りVTRで、レミー戦で取ったのはスリップダウンであるのが確定してしまった。2ラウンドに、狙い続けていた得意の左ミドル、さらにはカウンターのパンチが入り、ノードストランドはダメージを受けた。そのまま守りきり、武蔵判定勝ち。ノードストランドも実は90キロない軽量の選手。パワーのある外国人に負けないための武蔵流のはずだが、自分より小さい相手にも攻めないとは嘆かわしいかぎりだ。同じジムなら、こんなホッケーもやってる普通の選手より、ユルゲン・クルトでも連れて来て欲しかったのだが……。

しかし、史上まれに見るくだらない内容だった。たぶん、アメリカのタフマンコンテスト見ても、この程度の興奮なら味わえると思う。ラスベガス最終予選は、まだましな面子が揃っている。もう少し盛り上げてくれることを期待。
2005/08/01 21:43

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